(ドナルド・キーン教授-ウィキペディアより引用)
5月28日に松阪市中町の和田金で開催された松阪市体育協会(大西信行会長)の懇親会出席させてもらったことは、このブログで紹介させていただきましたが、その後大西会長から絵ハガキに書かれた丁寧な礼状をいただきました。懇親会当日のあいさつの中でも話しをされましたが、この礼状の中でも、アメリカ人で日本文学研究者のドナルド・キーン氏の話しが示されていました。また毎日新聞の同氏の特集記事のコピーもいただきました。
ドナルド・ローレンス・キーン氏は1922年、アメリカニューヨーク生まれの現在89歳、2008年には文化勲章を受章、現在コロンビア大学の名誉教授です。18歳の時に源氏物語を読まれて感銘を受け、その後日本文学に陶酔して、松尾芭蕉の「奥の細道」も英訳されました。
キーン氏は今回の東日本大震災のあと、『日本人は心の奥底に「してはいけないこと」を持っている』言われ、地震と津波で家族や家を無くした多くの人々が、泣き叫ぶこともなく、悲しみにこらえて復興に取り組む姿に感銘を受けたということです。これまでアメリカと日本の二重生活をされていましたが、この災害のあと日本に永住されることを決められました。
私もキーン教授のことは今回初めて知りました。昨日27日から始まった松阪市議会の一般質問の中でも紹介させていただきました。松阪市体育協会の大西会長も、日本には剣道、柔道、拳法、空手等の武道があり、陸上競技や野球、ラグビーなどいろいろな競技にも哲学的で精神の修養も兼ねそなえており、若い人たちにスポーツの楽しさ、厳しさ、協調性、優しさを体得してほしいと述べられています。
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