川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

高橋護松阪市議会議員逝く

2008-12-27 06:23:07 | 日記
高橋 護(たかはし まもる)
松阪市久保町1855-1021
昭和34年3月15日生まれ 49才
党派 無所属
会派 市民クラブ
役職 建設水道委員会委員
    中心市街地活性化対策調査特別委員会委員
    松阪地区広域衛生組合議会議員
    市議会だより編集委員会副委員長
    松阪市都市計画審議会委員
歴任 副議長
    産業経済委員会委員長
    決算特別委員会委員長

 松阪市議会議員の高橋護議員が12月26日に逝去された。松阪市議会議員では二番目に若い49才でした。議員は以前病気で入院されていたがその後回復され、元気な姿で活躍をされていました。しかし今年の11月議会ではかなり悪そうな様子でした。それでも議会に出席されていましたが、特に最終日の12月16日にはかなりつらそうでした。この日は重要案件である議員定数の削減の条例案があり、どうしても採決に出ると頑張ってみえたが、同僚議員に説得されて途中で退席された。それからわずか10日後に亡くなられた。

 高橋護議員は松阪市議会議員の中でも論客であって、いつも論理的に話しをされた。私の中で彼の印象が一番強く残っているのは平成19年の11月議会で、駅西地区再開発事業の是非を問う住民投票条例案が提出されたときに、この賛否をめぐっての質疑でした。
 この条例案は私たち9人が発議したもので、駅西再開発の是非を住民投票で市民に問うてはどうかという議員提案でした。

 高橋議員はこの条例案に反対の立場で質問をされ、賛成側の代表格である竹田哲彦議員が答弁をされた。相手を困らせるためなら、いきなり難しい質問をするのも一つの方法ですが、高橋議員は質疑に答える相手に対する「礼節」として質問内容を事前に通告されていました。それでも二人の論戦は理論と理論がぶっつかりあう大変見応えのあるものでした。私が市議会議員になってから、市議会でおこなわれた議員同士の論戦としては最高のものであったと評価しています。

 いつも落ち着いた紳士で、着こなしがスマートな印象が残っています。高橋議員安らかに。

通夜        12月27日(土)午後6時30分から
告別式(仏式) 12月28日(日)午後1時30分から
いずれも久保町「さくら会館」で営まれます。

                           松阪市議会議員 川口 保
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