松阪市岩内町の集落東側の空き地で1月14日どんど火「嫁しば」が行われました。この行事は岩内町自治会(北川正博自治会長 65戸)が主催して毎年1月14日に近い日曜日に行われ、町内で嫁入り、婿入りのあった家がどんど火に「しば」をくべ、そのあと餅を焼いて無病息災を願うものです。
嫁しばについて北川自治会長は、岩内町では『以前は正月の2日にみんなで山に行って、同町内にある泉住寺に奉納するしばを刈った。この時、この1年の間に町内に嫁入りした家や婿入りした家は、しばの周囲にウラジロ巻いて出した。これを「嫁しば」、「婿しば」といい、嫁しばは6束、婿しばは8束奉納した』ということです。
当時はかまどで煮炊きしたので、しばは貴重な燃料であったと思われます。現在はしば刈りには行かなくなりましたが、嫁しば・婿しばの習慣だけ残っています。どんど火はどこでも行われますが、嫁しば・婿しばの習慣はこの地域だけで、嫁入りしたり婿入りしたことを地域に人たちに披露する意味があったのではないかと思われます。
この行事がいつ頃から行われるようになったかはわからないということです。また嫁入り・婿入りが全くない年には自治会の役員がしばを刈りに行くということです。
岩内町の「どんど火 嫁しば」は私のブログ「松阪市内の祭り100選」記載してあります。
嫁しばについて北川自治会長は、岩内町では『以前は正月の2日にみんなで山に行って、同町内にある泉住寺に奉納するしばを刈った。この時、この1年の間に町内に嫁入りした家や婿入りした家は、しばの周囲にウラジロ巻いて出した。これを「嫁しば」、「婿しば」といい、嫁しばは6束、婿しばは8束奉納した』ということです。
当時はかまどで煮炊きしたので、しばは貴重な燃料であったと思われます。現在はしば刈りには行かなくなりましたが、嫁しば・婿しばの習慣だけ残っています。どんど火はどこでも行われますが、嫁しば・婿しばの習慣はこの地域だけで、嫁入りしたり婿入りしたことを地域に人たちに披露する意味があったのではないかと思われます。
この行事がいつ頃から行われるようになったかはわからないということです。また嫁入り・婿入りが全くない年には自治会の役員がしばを刈りに行くということです。
岩内町の「どんど火 嫁しば」は私のブログ「松阪市内の祭り100選」記載してあります。