川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

台無しになった「晴れの日」、台無しにした「はれのひ」

2018-01-09 10:51:23 | 日記
 今年の成人式が1月7あるいは1月8日に全国で行われた。以前ほどではないが、今年も各地で「荒れる成人式」があったのは、情けない。何のための成人式か、大人になったことを自覚するための成人式ではなかったのか。
 松阪市の成人式は7日にクラギ文化ホールで行われました。昨年の成人式ではのぼり旗を持って壇上に上がったものがいました。今年はのぼり旗を持ち込もうとした者が数人いたが、会場に持ち込まないようにしたため、つつがなく式が進んだということです。

 私が以前、来賓として出席した地元中学校の卒業式では、十数年前には髪を染めてトサカのような形にし、異質な服をきた卒業生が何人かいたが、最近は全ての卒業生が学生服に身を包んで整然とした素晴らしい卒業式を見せてもらっている。中学生ですらこのように改善されているのに新成人はいつになったら自覚ができるのか。

 今年の成人式では貸衣装店の「はれのひ」が当日雲隠れして、晴れ着を着られなかったりした新成人が300人以上いるという、とんでもない事件が起きた。一生に一度の成人式に着物が着られなかったり、慌てて他から借りた人もあったという。お金を集めてお金を持ってドロンするという大変悪質な事件であった。このような中で着物を着られない新成人に手を差し伸べた人たちがあったのはうれしい。
コメント (2)
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