川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

松阪市手話条例施行1周年記念事業開催される

2016-01-24 22:05:47 | 日記
                     (講演をする大和田伸也さん)

 「手話も言語なり」として『松阪市手と手でハートをつなぐ手話条例』の施行1周年記念事業が、平成28年1月24日松阪市川井町のクラギ文化ホールで開催されました。
 松阪市議会では、平成26年2月議会最終日の3月24日に追加議案として上程されていた『松阪市手と手でハートをつなぐ手話条例』案が全会一致で採択され、同年4月1日から施行されました。
 現在全国の自治体で手話条例を制定しているのは、3県24市4町で、松阪市は4番目に条例を制定したということです。

 この条例制定1周年を記念して、3部構成で記念行事が行われました。この日司会を務めた早瀬憲太郎さんは耳が不自由で「ろう者にこのような催しの司会を依頼するのは珍しく、嬉しく思います」と述べました。

 第1部の講演会では、俳優の大和田伸也さんが『「俳優人生の中で手話との出会い」 ~「ゆずり葉~君もまた次のきみへ~」の出演を通じて~』というテーマで話しをされました。
映画「ゆずり葉-君もまた次のきみへ-」は(財)全日本ろうあ連盟が結成60周年を記念して2009年に制作したもので、大和田さんはこの映画に出演しました。
 大和田さんはNHKの朝ドラ「藍よりも青く」でデビューし、水戸黄門の角さん役でも活躍しました。10歳代の時に見た松山善三監督の「名もなく 貧しく 美しく」という映画を見て感動した話や、「ゆずり葉・・・」で初めて手話に触れた話しをしました。

 第2部のトークショーでは、大和田さんと早瀬さんに、(財)全日本ろうあ連盟の久松三二さんが加わって「ゆずり葉・・・」の脚本作りから撮影の話を、ユーモアを交えて話されました。 

 
    (手話啓発ポスター入選児童の表彰)         (高校生による手話パフォーマンス)

 第3部では、平成27年9月に鳥取市で行われた第2回手話パフォーマンス甲子園に出場した久居高等学校と松阪地域3校(三重高、相可高、松阪工)で編成する「Team M・T・S・K 2nd」の生徒たちが手話パフォーマンスを披露しました。
 この日別な催しに出席していた竹上市長は遅れて来場しましたが、挨拶全文を手話でこなしました。
 また2015年度「手話普及啓発ポスター」の入選者の表彰式があり、次の6人の児童が表彰されました。
  天白小学校4年  朝比奈 実梨さん
  機殿小学校4年  伊藤 鈴奈さん
  豊田小学校4年  北川 侑奈さん
  南小学校4年    鈴木 健介さん
  松ヶ崎小学校4年 田中 葵さん
  鵲小学校4年    辻 綺羅さん 

第21回西黒部町民凧揚げ大会開催される

2016-01-24 20:04:23 | 日記
 前日に予定されていた西黒部町民凧揚げ大会が無風のため順延し今日平成28年1月24日、松阪市高須町の櫛田川河川敷のモーターグライダー滑空場で開催されました。
 この催しは西黒部公民館(小川祐治館長)を中心とする西黒部町民凧揚げ大会実行委員会(小薮助次右衛門委員長)が主催して毎年行われ、今年が21回目となります。この日は風が強く、寒い日となりましたが、会場には市内から大勢の市民が駆けつけました。

 
      (挨拶する小藪実行委員長)            (祝辞を述べる川口保市議会副議長)

 会場内のテントでは暖かい豚汁やぜんざいが来場者に振る舞われ、何杯もお代わりする人もあり、冷えたからだを内側から温めていました。
 開会セレモニーでは小藪実行委員長の挨拶のあと、来賓として来場した小林益久副市長、田中祐治県議、川口保松阪市議会副議長が祝辞を述べました。

 

 セレモニーのあと部門別に分かれて競技がスタートしました。今年は子どもの部の参加者が73名と多く、強風の中うまく揚がる凧や、なかなか揚がらず苦戦している子どももありました。
 子どもたちのあと大人の部では18チームが参加し、一般の部と町対抗の部(西黒部、高須、松名瀬)に分かれて競いました。