夏祭りたけなわの7月27日、松阪市柚原町の「うきさとむら」で恒例の「うきさとむら夏祭り」が行われました。この催しはうきさとむら夏祭り実行委員会とうきさとむら運営委員会が主催して、毎年この時期に行われているもので、今年が20回目になるということです。
これまでこの祭りの運営を中心的に携わってみえた西井静男さんが亡くなって最初の夏祭りとなりました。参加された人々の心の中に寂しさがありましたが、多くの市民が入れ替わり来場して山あいの祭りを楽しみました。
({RAMO]のバンド演奏) (鈴リン会の「松阪鈴おどり」)
近くを流れる川の上に特設舞台が設けられ、舞台の前を流れる川のせせらぎを聞きながら、また舞台の後ろには木立が広がり、清涼感あふれる演出の中、かがり火が焚かれ、バンド演奏、松阪鈴おどり、詩吟、民話語り、フラダンス、太鼓演奏、などが行われました。
小学生の子どもが大人顔負けのロック演奏をする「FREEZE BAND」や、発達障がいの子どもさんとお父さんのコンビの「RAMO」のバンド演奏など喝采をあびていました。舞台でのトリは、津市美里町に本拠地を置く美里龍神太鼓(川合俊幸団長)の勇壮な演奏で、この祭りを締めくくりました。
うきさとむらの会場内にはかしわの焼き肉、から揚げ、モロヘイヤうどん、ミンチカツ、みょうがまんじゅう、飲物などなどの各種バザーの店が並び、買い求める人々で賑わっていました。普段静かな「むら」は夜遅くまで活気にあふれていました。