川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

いろいろあった平成24年

2012-12-30 16:06:04 | 日記
 いろいろあった平成24年も終わろうとしている。ロンドンオリンピックの日本人選手の活躍や、山中教授のノーベル賞の受賞などの嬉しいニュースもあったが、なかなか進まない東日本大震災の復興や長引く不況も続いている。
 12月に行われた衆議院議員選挙では自民党が大勝して3年3ヶ月ぶりに政権を奪還した。初めて選挙により政権の座についた民主党は、予想をはるかに上回る大敗で野に下った。

 前々回の小泉郵政選挙での自民党の圧勝、前回の民主党の圧勝、そして今回の自民党の圧勝。政権交代が可能な選挙制度として導入された小選挙区制ではあるが、有権者の心は風に揺れる暖簾のように、右に左にたなびく。そしてその風は候補者の人格や政治的手腕をも、簡単に吹き飛ばしてしまう、強力な逆風ともなった。

 三重4区の小選挙区でも森本哲生さんが落選した。彼の人格は誰もが認めるところ。与党時代に見せた彼の政治的力量も大きかった。しかし森本さんをもってしても、この逆風に立ち向かうことができなかった。彼の落選は三重4区にとっても、日本の政治にとっても残念なことと思うが、政治家は選挙の結果が全てある。
 新しく発足した安倍政権で、三重4区選出の田村代議士が厚生労働大臣に就任された。田村大臣に期待したい。

 松阪市では山中市長の今任期があと1ヶ月となった。来年1月の市長選挙では新人候補として名乗りを挙げている竹上前県議との一騎打ちとなりそうな状況である。かねてより選挙運動はしないと公言している山中市長がどのような選挙をするのか注目される。いずれにしてもあと1ヶ月で結果が出る。
 いろいろあった平成24年もまもなく終わろうとしている。

コメント
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