川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

フィジーへの救急隊指導派遣の報告受ける

2012-12-18 08:32:55 | 日記
                     (フィジーでの救急訓練の様子)

 救急隊の指導のためフィジー共和国に派遣されていた松阪広域消防の2隊員がこのほど帰国して、12月17日に松阪広域消防組合議長として報告を受けました。

 フィジー共和国はオセアニアのオーストラリアの東側にある人口80万人の国で、これまで救急隊はなく、JICA(独立行政法人国際協力機構)の協力事業の1つとして、松阪広域消防が指導してきました。平成15年から平成20年までフィジーの消防隊員を受け入れ指導してきました。また平成18年から平成24年までは松阪広域消防の隊員をフィジーに派遣して、現地で指導してきました。同共和国では松阪消防の指導で救急隊が編成され、救急車も配備されつつあります。この派遣は現地で指導者要請のためのもので、現地語の指導書も作りました。

 今年の隊員の派遣では、勢和分署の岡山雅史隊員と前田大樹隊員の二人が11月11日から派遣されており、フィジーの首都スブァなどで心肺蘇生術や、安全かつ迅速な搬送・感染防止対策など指導しました。2隊員は12月14日、34日間の任務を終えて帰国し、広域消防組合の議長である私に報告をいただきました。
 今年でフィジーへの派遣が終わり、次に別な国に変わるということです。
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