多気町の多気町民文化会館で2月19日、「劇団白つばき10周年記念公演『蒼山伝』」が上演されました。劇団白つばき(北村久和代表 22人)は多気郡多気町を拠点に活動する劇団で、今回は江戸時代の大庄屋で運命にほんろうされながらも、地域の為に尽くした三谷万四郎(蒼山・1779~1841)の半生を描いたものです。
万次郎は津田村四疋田の大庄屋三谷吉左衛門の四男として生まれた。幼名を俊助。万四郎は松阪の川口家の養子に入るが、実家の大庄屋の兄吉三郎が急逝したため、最愛の妻子を松阪に残し、四疋田に戻って大庄屋を継ぐことになります。四疋田に戻った万四郎は地域の人々の中心になり日銭積立制度を作ったり、西村彦左衛門と共に立梅用水の着工にも尽力しました。
今回の上演には私の知人が出演していて、お声がけをいただいたので見せていただきました。また演出の竹守伸一さんは、私が小学校のPTAの役員をしているとき、学校にみえた先生です。今回の芝居は脚本、演出、演技もしっかりした感じがしました。明日2月20日午後1時30分から2回目が上演されます。