阿形町寶蔵寺のくぬき観音法要行われる

　松阪市阿形町の寶蔵寺で１０月１０日、寶蔵寺秋季例大祭が行われました。この祭は毎年１０月の３連休の中日に行われます。

　英田山寶蔵寺（小林一好　寺世話）は約６０年前には、澤亀山射和寺と呼ばれていました。この寺は長島の一向一揆の残党が立てこもったため、織田信長の焼き討ちに遭い全てが焼失したので、射和町から射和寺を譲り受けたと言われています。現在では奈良時代からあった「寶蔵寺」に改名されています。

　この日は午前中からご詠歌があり、午後は護摩祈願があります。本尊の十一面観音は苦抜き観音として祈願する人が多く、護摩祈願もそのひとつです。来場者には甘酒の振る舞いがあり、祭の最後にはもちまきがありました。今日は約２００人の参列者のほか、森本哲生衆議院議員、田村憲久衆議院議員、高橋千秋参議院議員、竹上、笹井、後藤の各県議らも駆けつけ、小さな地区のお寺は一日中賑わっていました。