川口保 のブログ

1市民として市政を眺めつつ、社会のいろいろな出来事を取り上げています。

第3回中心市街地意見聴取会開催される

2009-12-05 20:46:47 | 日記
 松阪市の中心市街地の活性化をどのように進めていこうかとする「第3回 中心市街地市民意見聴取会」が今日12月5日、松阪市魚町の松阪市産業振興センターで開催されました。この日はアドバイザーとして出席された三重中京大学の芹澤高斉准教授、三重短期大学の岩田俊二教授、中心市街地商業活性化アドバイザーの中谷泰氏がそれぞれの専門分野でアドバイスを加えました。また市側から山中市長を始め担当部長などが参加しました。
 今回は9月に行われた中心市街地活性化市民アンケート結果の発表のあと、過去2回の意見聴取を踏まえて、市から中心市街地の再生に向けた新しい再生案が示されました。

 それによると
理念として『「食」を感じよう! 「歴史」を温めよう! そして、「人の心」をつなげよう!!』
施策としての4つの取り組みが示されました。
①《歴史》“氏郷”と“豪商”のまちを語り継ぐ
       ~歴史の物語を温めるまちづくり~
②《商業》来て・見て・買って 21世紀の「楽市楽座」
       ~賑わい活力のある元気な商店街づくり~
③《食》 日本一のグルメタウンを感じよう
       ~松阪グルメを感じさせる食の魅力づくり
④《駅》 集い・ふれ合い“松阪駅”
       ~松阪駅周辺のリニューアル~

 市長は来年度からこの計画を実施に向けて動き出すということであるが、市だけではできないもので、民間がどれだけ協力・参加してくれるか、またどれくらいのお金がかかるのか、その財源をどうするかなどがこれからの課題であります。
 今回第3回目であったが、第1回目の聴取会の参加者は約100名、第2回目は約80名、今回の参加者は約70名でだんだん減ってきました。また参加者の約半数は市職員や市議会議員でした。また来て頂く市民はいつも同じ顔ぶれで、もう少し多くの市民の参加があればよかったのではないかと思う。