フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

男の悲哀

2017-06-20 23:24:57 | Weblog
毎年楽しみにしているのが「サラリーマン川柳」です。「昼飯は女房セレブで俺セルフ」などは好きな川柳です。「同い年キムタクヒーロー、オレ疲労」「転勤の夫に犬だけついていく」まさにサラリーマンの男性の悲哀が滲み出ています。
実際はそれほどではないと思うのですが、どうも男性は被害妄想が強いのではないでしょうか。それと男性は自虐性が強いのかもしれませんね。女性はここまで自分を陥れることはありません。まあ自分が引いて発言していれば、奥さんも納得してくれますね。
さて家庭の中のことはともかくとして会社、つまりサラリーマンとしては、悲哀を感じることは多々あります。ある程度身分差もあるわけで、その場で上司に抵抗することが出来ないのがサラリーマンの宿命です。こうした立場が悲哀を生むわけです。そこでその気持ちを吐露する為に川柳に託すのだと思います。ここで発散すれば、社内では穏やかに過ごせますかね(笑)。