フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

江戸時代

2017-06-02 23:49:06 | Weblog
江戸時代から今に伝わる出来事は数多くあります。祭りなどは本当に多くありますね。隅田川の川開きの花火大会もその一つです。
しかし今でも一番多く使われる言葉は東海道ではないでしょうか。新幹線の代表は東海道新幹線です。毎日のように使われる言葉ですね。この東海道は徳川家康が一定の区間ごとに宿駅を設けたのが始まりです。「♪~お江戸日本橋、七つたち~」と歌われたようにこの日本橋と京都を結ぶ約四十次で、後に五十三次になります。浮世絵師の歌川広重の影響で「東海道五十三次」と広く認識されています。
ただこの東海道も二代将軍の秀忠は京都の手前で東海道を分岐させ大阪まで伸ばし、三代将軍の家光の時代にも追加されて五十七次になっているそうです。この尾張では、舟移動が有名で、熱田の宮の渡しから桑名の七里の渡しまで舟に揺られたものでした。
じつは、私もこのコースを舟で渡り、ラジオの生放送を舟の中で行いました。江戸の香りを少し味わいました。