フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

実業団チーム

2014-01-17 22:12:47 | Weblog
1月は箱根駅伝はじめ駅伝のシーズンです。ゼッケン番号の上に所属チームの名前が書かれています。大学や県名の場合もありますが、実業団対抗の場合は所属会社名がはっきりと表示されます。スポーツに限っては国営放送でも、所属の会社名を放送するから良い宣伝になります。その為にスポーツクラブを持つ会社もありますよね。つまり広告宣伝費として経費で落とすことが出来るというわけですかね。しかしそうした考えばかりを意識すると、景気によってはクラブを解散させざるを得ない場合も出て来ます。
そうではなくて活躍そのものに意義を見いだしている経営者もいます。昨年末に全日本実業団対抗女子駅伝で初優勝したデンソーの社長です。この初優勝で従業員が歓喜してその結果社内が元気で挑戦意欲に燃えているそうです。対外的効果もさることながら社内効果が抜群だというわけです。オリンピックで日の丸が揚がれば日本中が元気になるのと同じです。切り詰めるところばかり気を向けていると、士気にかかわることも多くあります。士気を高める、これも経営力の一つですね。