フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

成人

2014-01-13 17:14:15 | Weblog
今日は成人式です。着飾った成人女性にいろんなメディアがインタビューすると思いますが、中には「結婚するにはどんな男性がいいですか?」という不躾な質問もあるかもしれませんね。その質問には大抵は「優しい男性が…」との答えが多いことでしょう。
その優しいとはどんなものなんでしょう。新成人の男性にも理解して欲しいのですが、優しいとは女性の思い通りになることではありません。優しい男という男の解釈は女性側の解釈によるものではなく男らしい解釈があってもいいのです。要するに女性に示す男の「優しさ」は自分の意志を全て相手に捧げるのではなく、自分と女性の意志との調和をとっていい間柄をつくることが最高の優しさといえるのではないでしょうか。こういう覚悟を身につけておけば、女性の「優しい人がいい」という言葉に振り回されなくてすむと思います。
ただでさえ指示まち世代と言われる男性が多い昨今、優しさは強さの裏返しであるという言葉を新成人にプレゼントしたいです。