フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

格付け

2011-08-26 22:25:13 | Weblog
へぇっと思ったのは、名古屋市の格付けが一段階下がったことです。アメリカ系格付け会社のムーディーズ・ジャパンが日本国債の格下げに伴って下げたとのこと。市債残高が2年連続で増加して、市民税恒久減税の議論に影響が出るかも知れませんね。
ところでこの格付けの格とは一体なんでしょうか?非常に曖昧な言葉ですが、世界の経済の一つの物差しになっているのは事実です。もっと曖昧なのは、人間の格、つまり人格ですね。人格者と表現すると聖人君子のようです。私はそれよりも器の大きい人に憧れますね。ところが器の大きさは様々です。ですから目指す大きさは、動じない人です。物事に動じない人という評判には真っ先に敬意を表します。
どうしたら少々のことに動じなくなるかを考えてみました。それは視野を広げることが出来るかです。視野を広げるということは、ある驚くようなことが起きた際に、最初に自分で思ったことを客観的に俯瞰して見ることが出来るということです。それが出来る人は常に胸の中に覚悟を持っています。その覚悟が器を大きく見せるのです。それがオーラとなって他を圧倒します。
今頃そんな人は、何故格下げになったのかしっかり分析していますよ。