頑張ろう

東日本大震災の被災者の応援方法はいろいろありますね。今度は空からの応援です。高知市のアマチュア天文家の関勉さんが22年前、東日本大震災が起きたのと同じ3月11日に発見した小惑星を「ＧＡＮＢＡＲＯＵ（ガンバロウ）」と名付ける事を国際機関に申請したものです。空を見上げる被災者に、頑張ろうの思いを小惑星から届けてほしいものです。
震災以後「頑張ろう」の言葉は被災者に押し付けがましいと評判が良くありませんでした。これ以上どう頑張ろうというのかと絶望的な気持ちにさせられると言った話も伝わってきました。しかし、同じ頑張ろうでも、語る人によって伝わり方が全然違いますね。世界からの応援メッセージは「貴方は一人ではないよ」としたものが圧倒的に多かったです。確かにこの言葉は勇気を与えてくれる言葉ですが、頑張ろうも私は非常にいい言葉だと思っています。ただ、頑張ろうには心が入った言葉も、また口先だけでも言える言葉でもありますから、受け止める側の感じ方が問題でもあります。
ですから、頑張ろうは心のこもった頑張ろうでなくてはいけません。頑張ろうがむなしい言葉にならないような応援をしたいですね。