フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

粘り

2011-07-08 13:54:27 | Weblog
わが家の朝食のメニューの定番の一つは納豆です。納豆には独自の酵素、ナットウキナーゼがあり血液をサラサラにしてくれる効果があります。そのナットウキナーゼは納豆の粘りの中に多く含まれているそうです。粘りは大切なんですね。
さて今度の日曜日からいよいよ久しぶりの大相撲の本場所の名古屋場所が始まります。相撲の取り組みの中で最も拍手の多い光景は、土俵際まで追い込まれた力士が、粘って土俵中央に押し戻した時です。いわゆる粘り腰ですね。
粘って、粘っていながら中央に押し戻す事もできず、また観客からも拍手も貰えない人もいますが、しかしその人の粘りも凄いですね。相手の力士が押しても押しても土俵を割りません。それに加えて行司役の議長までが軍配を上げるのを拒否している始末です。
あの粘りの元はなんでしょうか。土俵に上がっても、部屋に戻っても、心休まることが少ない状況は普通なら耐えられないと思うのですが。ナットウキナーゼならぬ納得いかねぇぜです。
話を戻しますと、大相撲名古屋場所の土俵の方は、粘り強さをそれぞれ力士が発揮して盛り上げて下さい。