フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

温暖化

2010-01-23 21:04:26 | Weblog
2009年はNASAの発表で世界の平均気温は過去2番目の暖かさだったと報道されました。そのせいか富士山頂の凍土が減り、20年前になかったイネ科の植物を確認したとあります。地球の温暖化はやはり進んでいるようです。
ところで温暖化が何故悪いのかときちんと認識されているのでしょうか?ニュースで言っているから悪いのだろうと漠然と思っているのではないでしょうか。簡単にこれだけは理解しておきたいですね。それは温暖化によって南極の氷が溶け、海水面が上昇して、小さな島国が沈む危険があり、豪雨や干ばつなどの異常気象が起き水不足や食料不足が慢性的に起きたりする危険に直面します。
この主な原因は人間の産業活動に伴って排出された温室効果ガスなのです。かつて鈍感力のメリットが取り沙汰されました。確かに鈍感力をもつことがストレス社会を生きる知恵としてプラスに働くことはあります。しかし地球温暖化に関してはサイクルが長い話しなのでピンと来ないかもしれませんが、決して鈍感であってはなりません。
ただ温暖化にどう立ち向かうなどと大袈裟に考える必要はありません。「出来ることからやる」