フリーアナウンサー 松原敬生の『今日のエッセイ』

思っている事、感じている事などを自由に綴ります。

朝の時間

2010-01-16 22:28:04 | Weblog
久しぶりにゆっくり朝寝をしてしまいました。この朝寝。フトンの中では「ああ、今日はゆっくり寝ててもいいのだ」と幸せな気分なのですが、起きてみて、1日の1/3が失われていると「ああ、もったいない」と残念な気にも正直なるのです。先日、新聞でみつけたイギリスの詩人の「朝は考え、昼働き、夕べに食し、夜は眠るべし」という詩に、なるほどと頷いたばかりなのに、早速考える時間を放棄してしまったと悔やむのです。
素人考えでは朝起きたばかりの脳の働きはボーっとしているように思いがちですが、実際には脳は午前中に一番よく働くそうで、その後は夕方に向かってどんどん機能が低下していくんだそうです。
冬の寒い朝、フトンから出るのをためらって早起きが出来ない事が多いのですが、気温が低い程、脳の働きがいいそうですから、朝の時間を大切にするのが賢明です。
朝の時間を有効に使うとして、何に使うのが一番いいのでしょう。ある人はお気に入りの短編小説を一章分読むとか、英語の勉強、また、手紙を書く時間にするなどありますが、日光浴、散歩、好きな音楽を聞く時間にしてもいいようです。会社での一日の段取りをシュミレーションしてもいいですね。
ともかく朝の15分は夜の1時間に相当するそうですから、早寝、早起きは理にかなっています。それにしても朝から裕次郎を聴いたら家人は何というのでしょう?