「去年(こぞ)今年 貫く棒の 如きもの(虚子)」。
拙宅(草庵)軒先の温度計は氷点下7度、静かな元旦を迎えました。
新春のお慶びを申し上げます。
昨年は自然災害の多い年でした。胆振東部地震では山肌崩壊の映像に息をのみ、余震の度に揺れの前には地鳴りがすることを体感しました。また、日本列島は猛暑、暴風、豪雨に見舞われました。これも地球温暖化、海水温上昇の影響でしょうか。今年こそ安寧、豊穣の年でありますよう祈念しております。
当方、おかげ様で平穏無事に暮らしております。①歩くことを日課とし、②恵庭市長寿大学や各種講演会で学び、③原稿執筆と講師依頼は、これが最後と義理で受け、④地域に役立てばと、千歳・恵庭市内全戸配布の情報紙にコラム「恵庭散歩」を連載、⑤思い出したように書くブログには毎日三百人の来訪者、六百ほどのアクセスがあり、⑥何年ぶりになるのか、春には函館・松前の桜を愛で、秋には十勝に晩成社の足跡を辿り、⑦伊豆の里山へも三回ほど足を運びました。
今年も老いを楽しみながら心静かに生きようと思います。
皆様のご健康とご多幸を心からお祈り致します。
2019年元旦