マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「マーメイド・イン・パリ」

2021-10-19 09:49:21 | フランス映画&ドラマ

Une sirène à Paris  2020年 フランス作品

監督 マチアス・マルジウ
主演 ニコラ・デュヴォシェル マリリン・リマ ロッシ・デ・パルマ ロマーヌ・ボーランジェ チェッキー・カリョ

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
祖母も母もステージに立っていた船上バー「フラワーバーガー」。
今、そのステージに立っているのは彼女らの孫であり、息子のガスパール。しかし、経営者であり父親であるカミーユは、店を閉めると言いだし、ガスパールは落ち込んでいた。
そんな時、川辺の近くで傷を負った人魚を発見する。なんとかして、助けようと、一応救急病院へと人魚を連れて行く、ガスパール。
だが、身の危険を感じた人魚は歌い出し、治療をしようとした男性医師に心臓発作を起こさせ死亡させてしまった。
その為、人魚は治療してもらえず、ガスパールは自分の家のバスタブへと連れて帰った。そこで、同じように歌い出す人魚。
しかし、ガスパールには効果がなかった。何故なら彼は大きな失恋をしたばかりで、恋を捨てていたからだった。
献身的に看病をしてくれるガスパールに対して、人魚も安心し、自分の名前はルラだと自己紹介した。しかし、2日目の朝には海へ帰らなければ死んでしまうとも。
一方、人魚に殺された男性医師の恋人ミレナは、殺人鬼人魚を捕まえようと、どこにいるのか探し始めるのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
今週は、この1本でちょっといいかも~と思った俳優、ニコラ・デュヴォシェルの出演作品を紹介します。

「パリの街で人魚を拾う」いう設定に惹かれて鑑賞した、おふらんす作品。
恋を知らない人魚と、恋を諦めた男の、可愛くてほのぼのとしたラブストリーでした。

オープニングとエンドロールは、人形劇。監督さんのデビュー作がそうだったとのこと。なので、全体的に絵本を見ているような感覚。

うわ~人魚が落ちてたよ~から始まり、必死に病院へ運び、家のバスタブに入れ。そのバスタブにはおもちゃのひよこが浮かび、そのひよこを人魚が~と、2人の出会いから、楽しくて始まり、クスッと面白く、切なく、キュン!とする展開。

そして、やっぱり、なんたって、ガスパールが最高!!
ということで、ガスパールを演じたニコラ・デュヴォシェルはと言いますと。
優しくて一途なところが好みだった。声もいいし、歌声も良い感じだったし。彼女の声と自分の歌をレコードにするのがいいよなあ。ルラに見せるショーもステキ。
ラストはむちゃくちゃ、ドキドキしたけど・・・。
ローラースケート、上手でした。運動神経いいのかな?

そうそう、久しぶりのチェッキー・カリョ、パパ役でした。
さら~とした良いパパさんでしたよ。

コメント
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