マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「Mute/ミュート」

2021-10-15 09:56:56 | ドイツ映画&ドラマ

Mute  2018年 イギリス・ドイツ作品

監督 ダンカン・ジョーンズ
主演 アレキサンダー・スカルスガルド ポール・ラッド ジャスティン・セロー セイネブ・サレー ヤ二ス・ニーヴーナー ノエル・クラーク

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
厳格なアーミッシュの家に生まれたレオは、幼い時に湖で事故に遭い声を失った。30年後の彼はバーテンダーをしながら生活をしていた。
彼には同じバーで働いているナディアという恋人がいた。ある日、彼女は何かをレオに告白しようとするも、彼が別れ話以外なら何の問題もないと彼女を慰め互いの愛を確かめあった。
だが、次の日から彼女の姿が見えなくなってしまう。
一方、ヤミ医者のビルは、実は逃げ出したアメリカ兵だった為に早くこの地を幼い娘と一緒に離れたかった。
ギャングを取り持ちなんとか偽装の身分証明書を早急に作らせたいビル。ふと入った店でTVを見ようとしないアーミッシュと出会う。
絡む彼に対してレオは冷静に対処し店を出て行った。
そして、ナディアからプレゼントされた携帯を持ち出し何か彼女の失踪した手がかりがないかと調べ始めるのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)」
近未来のドイツ、ベルリンが舞台。街の雰囲気はまさし映画「ブレード・ランナー」の世界感。
個人的にこんな感じの作品は大好物なのだ。
観賞後に調べたら、監督さんは、あのデヴィット・ボウイの息子さんで、あの映画が好きだったとのこと。そして、これは、お父さんに捧げる作品だそうです。

本来の目的はドイツ人俳優、ヤ二ス・ニーヴーナー。
彼は、レオが務めるバーの店長の商売仲間、ニッキーでした。英語もドイツ語も話していて、脇役ですがある意味、キーパーソンでした。
なんだけど、やられっぱなしでちょっと気の毒だったなあ。(~_~;)

「ドクター・フー」のミッキーこと、ノエル・クラークも出演していた。
彼は、ニセの身分証を作る1人でバーに来てナディアに絡む客でした。
嫌な客だったけどね。

それでは、主人公のレオを演じた、アレックス(アレキサンダー)はと言いますと。
ナディアを想う一途な感じがむちゃくちゃステキだったのだ。
言葉は話せないが、態度と表情で感情を表現していて、すっごくその感じが大好きになったのだ。声が出ないもどかしさもあってだと思うけども。

近未来だから、空に車が飛んで走っているが、それを追うのが地上を走るクラシックな車ってのも面白い演出だった。

この1本で彼に注目して未だに作品を探して鑑賞している。
有名な海ドラも気にはなってますが、そこはしばらくスルーすることに。
だって~話数多いから・・・。(^◇^;)

コメント
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