「ターミネーター２ 特別編」

The Terminator2 Judgment Day （ターミネーター２　特別編）　1993年　(1991年劇場公開の特別版)　アメリカ作品



監督　ジェームズ・キャメロン
出演　アーノルド・シュワルッツェネガー　リンダ・ハミルトン　エドワード・フォーリング　ロバート・パトリック　アール・ボーエン　マイケル・ビーン

勝手なあらすじ（自分の解釈の上でのストーリー）
2029年のLA。ロボット達と人類の存続を掛けての戦いはまだ続いていた。
1994年。現在のLA。
目映い光の球が再び地上へ降りてきた。そして、あの時のターミネーターが現れた。同じ時にまたもや男が現れる。男は、現場を調べに来た警察官を殺し彼に成り済ました。
一方、10歳になったジョン・コナーは、キャッシュカード機から現金を盗み出し、友人とゲームセンターで遊んでいた。母親のサラ・コナーは、警察の精神病院へ強制入院させられていて、養子として育てられていたのだった。そして、ゲームセンターに、あのターミネーターが現れた！
ジョンは、このまま殺されてしまうのだろうか？

勝手な感想（自分の思い込み多々）
公開時に映画館へ行ってみた作品。
その後、この特別編が出たのだが、特別編での追加シーンをあまり覚えていなかった、ich。
今回見直して、なんで、そのシーンカットしたのさ～と言いたくなったのだった。（爆）

「T-２」になると、ジョンの命もそうだが、話は「審判の日」が中心になっていく。
１９９７年８月２９日に、コンピューターのサイバーネットが自我に目覚め、各国へ核戦争を引き起こし、人類を滅亡させるというシナリオだ。その時から、人類VS機械の戦いが始まるという訳。
そのきっかけを無くせば～というのが、キーポイント。

前半、サラを診察している医者は、カイルも診察した医師。
あれ？警察署で死んだんじゃなかった？と思ったら、ちゃっかりターミネーターが来る前に帰っていた。おっさん、運が良すぎる。（爆）
そして、
その病院でのシーンで、カイル再登場！！

きゃ～、再会出来るなんて～と感激ものだった、ich。
このシーンは当初映画では公開されなかったのだ。
この作品で追加されたシーンだったのだが、その事をすっかり忘れていたので、もう、嬉しくってたまらなかった。
もう少し、サラの回想シーンで出演してほしかったなあ。（贅沢ですが・・・）

そのサラ。
すげ～鍛えた肉体。
演じるハミルトンがきちんとトレーニングを積んで撮影に臨んだからなんだけど、ちょっと痛々しげに見えてしまった。
当初見たときは独身だったので、サラの必死さに戸惑いを感じていたが、見直して、戸惑いを感じつつも彼女が必死になっている様が分かるような気がしたのだ。
だから、ふとジョンに見せた、甘えるような泣き顔が胸を打った。
サラ～、辛いよねって。
未来の息子から、「私の未来いや、人類の未来を」と頼まれてしまったし、そのために最愛の人を亡くしてしまっているのだから。

さて、特撮の方だが、どうしても目がこなれてしまったので、しょぼく感じてしまうが、なかなか凄いと思ってしまった。
そういえば、
キャメロン監督が以前に「特撮は、どこまで本物でどこまで偽物で撮るかが重要」といっていたように思える。
だから実は、あのシーンは本物だったりするのだよね。
何処かは、有名なので伏せておきますが。（爆）

アクションで隠れてしまっているが、父親と息子の関係ていうのも表しているように思える。
だけど、父親を殺したターミネーターが父親代わりっていうのも、ちょっと複雑だなあ～と思ってしまった。

ラストシーンでのしつこさはお約束で面白かったぞ。（笑）

「T-4」を見に行くにはこの2本だけで十分だと思った、ich。
その理由は、金曜日の「T-3」の掲載にて。（爆）