マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「ターミネーター3」

2009-06-12 07:36:18 | 2000~2010年代 映画

The Terminator3 Rise of The Machines (ターミネーター3) 2003年 アメリカ作品



監督 ジョナサン・モストウ
出演 アーノルド・シュワルッツェネガー ニック・スタール クレア・デインズ クリスタナ・ローケン アール・ボーエン

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1994年から、10年が経った。ジョンは定住の地を持たず、放浪の旅を一人で続けていた。1997年、8月29日の「審判の日」を10年前のあの日に回避したと信じてはいるものの心の何処かにまだ終わっていないという不安も抱いていた。そして、日々悪夢にうなされている、ジョン。
そんなある日。またもやあの光の球が現れた。今度は女性。そして、同じ時、場所が違えども、あの旧型のターミネーターも現れた。
ジョンは再び命を狙われるのだが・・・。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
この作品の公開時期にはブランクが開けていたichだったが、
自分の中で「T-2」で完結していたから、いまさら「T-3」も無いだろうと思い、まったく見る気力が起きなかった。
今回、一応、「T-4」を観賞するにあたり、すべての作品を見直したが、やっぱりこれは観賞しなくても十分大丈夫だと確信した。
スピンオフだと思えば、幾分か楽しめる。
あのシリーズの続きだと思うと、がっくり感はぬぐえない。

そもそも、女性版ターミネーターがダメだ。
もっとしなやかな迫力があればいいが、ただ「ターミネーター」を女性にしただけで、基本的に何も変わっていないのが、面白くない。
もっとおしゃべりになるとか、女性ならではの嫌らしいねちねち感があればいいのに、ぶっきらぼうなセリフまわしに、荒っぽい襲撃と今までとそう変わらなかったからだ。
さらに、
旧型がもっと人間ぽくなっていて、大人っぽくなってるのもどうかと思った。
そうそう、
あのジョンがクリスチャン・ベールのジョンになるっていうのにもどうも違和感が。
そして、ジョンと一緒にケイトを救うっていうのも・・・。
キャーキャー騒ぐ彼女が邪魔でしょうがなかった。

それにしても、サラのその後が可愛そうすぎる。
彼女らしいといえばそれまでだが、あっけなさすぎる。
回想シーンででもいいから、ちろっと会いたかったなあ。
そうそう、
会いたくもない奴には会ったぞ。それは、あのカイルもサラも診察した、精神科医。
しつこい!!と言いたくなった。(苦笑)

そもそもこの新型はジョン以外にも殺しに来たのだから、わざわざジョンにしなくても良かったのでは?と思えて仕方なかった。
特にあのラストを見たときには。
今更「審判の日」も無いだろうと。
ケイトだけの救出劇でもよかったし、別の重要人物だと架空の人にすれば面白かったと思うのだ。
そうすれば、すべてのお約束が突っ込み所に思えて、ある意味楽しかったと思えたからだ。
そもそも、ブティックのウィンドウに裸で落ちたのに、わざわざ通りかかった女性から服を奪うのもどうかと思ったし、旧型はいつものカントリー風のバーから服を頂くのかよ~とも。ラストはいつも上半身だけなのかよ~とか3回目になると何故かクスっと笑えたりしたからだ。

さて、
新型を演じた彼女はベノ主演作品「ニーベルングの指環」で彼の恋人役をした女優さん。
ちょっと雰囲気が違って、目を疑る感じだった。

さあ、明日からいよいよ全国ロードショーの「T-4」。
若かりし、カイルに会いに頑張って行ってきまっせ~!!(爆)


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