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La tulipe noire 1963年 フランス・イタリア・スペイン作品
監督 クリスチャン=ジャック
出演 アラン・ドロン ドーン・アダムス ウィルナ・リージ
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
「フランス革命の時、さまざまなヒーローが誕生した。だが、その中で埋もれた英雄もいた。ここでは、その中の一人を紹介しよう」
1789年6月。
貴族を脅かし、正義の為に行動をおこしていた男。その男の首に償金が賭けられていた。
男の名は「黒いチューリップ」
愛馬のヴォルテールに乗っていつものように貴族の馬車を襲ったギヨーム。だがその時、頬に大きな傷を負ってしまった。
このままでは逃げ切れぬと思い、弟のジュリアンを呼びつける、ギヨーム。ジュリアンはギヨームから世間を騒がす「黒いチューリップ」はオレだと聞き大喜び。
そして、自分も世の中を変える人物になれるとし身代わりを快く引き受けた。
彼はギヨーム伯爵として街へ出掛けるも、思わぬ事で落馬してしまう。それを助けてくれたのはカロという女性だった。
すぐさま彼女と恋に落ちてしまうジュリアンだったが・・・。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
今月14日~25日に開催される第72回カンヌ国際映画祭で、名誉パルムドール受賞者がアラン・ドロンに決まったというニュースを聞いたので、今月はまるまる彼の出演作品を紹介します。
とはいっても自分が好きなのは若かりし頃なので、60年代~70年代限定とさせていただきます。
まずは、この作品。
個人的に見終わってふと思ったのが、アニメ(漫画)「ベルサイユのばら」に登場する、黒い騎士のこと。本来、まったく、関係ありませんけども。
貴族を狙うという点と、マント姿でなんとなく・・・。(^◇^;)
そうそう、これは基本コメディらしい。見方を変えればラブコメでも通用するかも?
それでは、注目のドロンはといいますと。兄と弟の2役でした。
腹黒の兄ギヨームと純な弟ジュリアン。声も分けてしゃべっていた様子。
ジュリアンがむっちゃ可愛らしくってねぇ~。(*^-^*)
反面の兄の男臭さもすっごくよかったです。(^_^)v
カロも可愛かったなあ。
時代ものの衣装もどんぴしゃりの似合い方。当時の伯爵だから、タイツ姿というか、独特のあの格好がさまになってました。
彼は何でも着こなしてしまいそう。
そうそう、戦いというか剣さばきも上手かったです。
また、こんな感じのドロンが見れたらいいなあ~。