マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「危険がいっぱい」

2019-05-08 23:09:14 | フランス映画&ドラマ

Les félins  1964年 フランス作品

監督 ルネ・クレマン
出演 アラン・ドロン ジェーン・フォンダ ローラ・オルブライト アンドレ・オウマンスキー

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
いかさまカード師のマークは、ギャングのボスの娼婦に手を出した事で、彼らに命を狙われてしまう。
なんとか、逃げ延びホームレスなどが行く施設へ転がり込んだ。
ある日、運転手の仕事が舞い込んでくる。雇い主は豪邸で暮らす未亡人バーバラ。運転手兼世話役として雇われた彼が屋敷にいくと、同じく世話役として働いていた、彼女の従姉妹メリンダと出会うのだった。
力仕事など、男性でしか出来ない事が彼の仕事となった。
マークは、ふと、屋敷にバーバラだけなのに、大量の食事を用意するメリンダに不信を抱く。
彼は、ギャングから身を隠すのに都合がいいと考えながらも何かこの屋敷には秘密があると思い、バーバラが何故に未亡人になったかを調べ始める。
一方、バーバラは鏡の向こうの誰かと話をしている様子だったが・・・。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
昨日の作品よりも遅い公開なのに、白黒の作品だった。
ヒッチコックまではいかないけども、それなりに、サスペンスでちょっとラストもドッキリだった。
上手い演出だな~と思ったら、監督は、「太陽がいっぱい」と同じ監督さんでした。だから、邦題も「~がいっぱい」つながりなのね~と昔の宣伝の曖昧さに納得でした。(^◇^;)

それでは、ギャングに追われるマークを演じた、ドロンはと言いますと。
娼婦に手を出すとか、見初められて運転手になっちまうとか、すっごく納得がいく美形だった。
慌てふためく様子とか必死に何かを探す姿とか、むちゃくちゃ格好良かったし、可愛かった。
あの運転手姿も似合ってましたなぁ~。

そうそう、
白黒の画面なのに、セリフの中で「あなたは、やっぱりグレーが似合う。」と言われていたマーク。
本当かどうかは確かめる事が出来なかったので、いずれカラー修正出来るようでしたら、本当のグレースーツの様子も見てみたいものです。

オチは言えないけれど、やっぱり怖いのは、お・ん・な、という事で、気になる方は是非観賞して下さい。
自分は偶然、CSの放送が見れたのでした。(~_~;)

 


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