マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「アラン・ドロンのゾロ」

2019-05-31 20:07:25 | フランス映画&ドラマ

Zorro 1975年  イタリア・フランス作品

監督 ドゥッチオ・テッサリ
出演 アラン・ドロン オッタヴィア・ピッコロ スタンリー・ベイカー エンツォ・セルシコ 

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
ディエゴは宿屋にたどり着く。そこには、旧友のミゲルが待っていた。
久々の再会でミゲルはマラリアで亡くなった叔父の代わりにスペイン領ヌオバ・アラゴナの新しい総督に任命された事、自分がその土地の人々を助けたいと理想を話し出した。だが剣士で腕が立つディエゴは、それは理想にすぎないとし剣なしでは人々を救えないと反論する。
そして、もう少し話をしたいというミゲルを置いてディエゴは明日は朝が早いからとすぐに部屋に行こうとした。だが、その直後何かがおかしいと勘づく彼。
案の定、ミゲルが何者かに襲われ助けようとするも瀕死の状態になってしまった。
ディエゴは襲った男から黒幕が誰かを聞き出しその場で殺す。それを見ていた瀕死のミゲルが「代わりに総裁になって理想を実現させてくれるとして」ディエゴに人を二度と殺さないと誓ってくれと無理矢理誓わせ死んでしまう。
ディエゴは、ミゲルとして口のきけない彼の使用人ホアキンと共にヌオバ・アラゴナに来る。
そこで、ミゲルを襲った黒幕のウエルタ大佐に会うのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
もう少し続きを。
ウエルタ大佐率いるスペイン軍に好き勝手されていた人々。それを救うべく立ち上がる剣豪のディエゴ。
しかし、ミゲルに誓ったことで大々的に暴力で解決出来ない。
そこへ偶然にもイタズラしている少年を見かけ彼から動物の自由を守る黒キツネ「ゾロ」の伝説を聞いたディエゴは黒い仮面を被り「ゾロ」として軍の不正を正し始める。

原作がありアメリカ人の作家が書いた「怪傑ゾロ」が元だそうだ。(ウィキペディアより
アントニオ・バンデラスの演じたゾロはある種の復讐劇だったのでもっとシリアスかと思ったら、オープニングからかる~い音楽が流れて気楽に見てね~という雰囲気でビックリしたのだ。
それに言語が英語。

それでは、ミゲルとして間抜けな総督という顔を見せ世を欺き、ゾロとして人々を助けるディエゴを演じたドロンはと言いますと。
「黒いチューリップ」から10年後。
あの時は二役だったけど、今回は1人の人物が2つの顔を見せる役柄で、わざと転けるシーンは笑ってしまったし、剣裁きが上手くってむっちゃかこよくもあった。
似合うわ~ゾロ。
アクションシーンも面白かったしね。

口のきけないホアキンが好きだなあ~。それとデカイ犬も。
隠し通路なんて忍者やしきかよ。(~_~;)

そうそう、ヒロインを演じた女優さんは「帰らざる夜明け」でも共演した女優さんでした。
ウエルタ大佐を演じた俳優さんが、バート・レイノルズに見えちゃってねぇ~。

原作があると知って俄然読みたくなってきた。
原作はバンちゃん版とドロン版とどっちに近いのかな?
他にもたくさんあるとの事。
他の人のも見てみたいな~。


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