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L'arnacoeur 2010年 フランス・モナコ作品
監督 パスカル・ジョメイユ
主演 ヴァネッサ・パラディ ロマン・デュリス アンドリュー・リンカーン ジュリー・フェリエ フランソワ・ダミアン
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
モロッコで、一組のカップルが砂漠行きのバスに乗り遅れた。彼氏は、宿泊先のホテルで待っているといいその場を去った。彼女は、現地の案内人から青年医師の車に乗せてもらったらどうかと提案されその車に乗り込んだ。
砂漠から戻ってきた彼女は、彼氏に別れを告げた。
今回も見事にカップルを別れさせ報酬をもらったアレックス。
そう、青年医師事、アレックスは、プロの別かれさせ屋なのだ。実姉メラニーと彼女の夫マイクと3人で、ありとあらゆるカップルを(ターゲットは女性のみだが)別かれさせてきた彼に、難しい仕事が舞い込む。
汚い金も扱う実業家ヴァン・デル・ベックの疎遠の娘ジュリエットの結婚を断念させろというものだった。それも、式が行われるモロッコ滞在中の10日間で。
借金取りに追われていたアレックスは、早速仕事に取りかかる。
彼女の父親からの依頼だと嘘をつきボディーガードとして、ジュリエットの護衛についた彼。
だが彼女はそれを素直に受け入れようとせず・・・。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
今年の初めにこの映画に気がついて、
フランス映画祭でいいから上映してくれないか~なんて言っていたら、上映してくれて、見事に一般公開になった。(^O^)v
いや~嬉しかったなあ。嬉しすぎて、都会まで見に行って来たぞ。
(そんな様子は、こちらから)
歴代の恋愛映画のツボを上手くいかしているみたいで、見ていて楽しくなってしまったのだ。
彼女の趣味をリサーチして、自分も好きなんだ~と好感を持たせたり、同じような思い出があるみたいに同情させたり、部屋の空調を壊して、無理矢理部屋に連れ込んでみたり。はたまた、強盗から救ってやったりと、もう、あの手この手で面白かったのだ。
なんたって、アレックスの泣き落としが最高!!
これで落とせない女はいないぞみたいに。(爆)
それでは、
別れさせ屋アレックスを演じたデュリス君はといいますと。
昔のあの嫌らしい色気がなくなって、大人の格好いい色気に変わっていてすこぶる嬉しかったのだ。
きゃ~大人の落ち着きが漂ってる~。(o^^o)
自分自身とのギャップに戸惑いながらも、仕事だからと割り切る感じが、むっちゃ大人の男だったのだ。
いいぞ、あの感じ大好きだ。
なんて思いながらもガキっぽい面も忘れてはいないのが可愛い。
だって、あの泣き落としのシーンなんか最高だもの。(爆)
そして、なんたって、待ちに待った、あのシーンの再現!!
そう、スウェイジの映画「ダーティ・ダンシング」のダンスシーン。
その前からDVDを見て練習したり、二人で好きだからと鑑賞したりと、何度となく画面に映し出され(だが、スウェイジの声は何故かフランス語に吹き替えられてた)ファンとしては、嬉しくって涙ウルウルものだったのだ。
う~スウェイジにこの映画を見せたかったよ~なんて。
黒シャツに黒ズボン姿で踊るデュリス君は、まじで惚れ直したぜ。
彼は「PARIS(パリ)」という作品でダンサーの役をし、「真夜中のピアニスト」でピアニスト役を演じたのでダンスもピアノも板についていたのだと思うのだ。
そんな彼の歴史も感じさせてくれる、この作品は本当に素晴しいと感激してしまったぞ。
ジュリエット役のヴァネッサ・パラディは、すまんが脇に置いといて、実姉ちゃんが上手くて好きだったぜ。
あ~また見たい。
個人的には、今年の最高傑作かも。
お近くの人は是非鑑賞してみてくれ!