マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「さあ帰ろう、ペダルをこいで」

2018-12-18 22:08:46 | ドイツ映画&ドラマ

Svetat e golyam i spasenie debne otvsyakade 2008年 ブルガリア・ドイツ・ハンガリー・スロヴェニア・セルビア映画 

監督 ステファン・コマンダレフ
出演 ミキ・マノイロヴィッチ カルロ・リューベック ドルカ・グリルシュ

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
イリヤ・トロヤノフの小説に基づく。
1975年9月15日。ヨーロッパが混迷する中、バルカン半島のとある国で「僕」は産まれた。
母は、音楽と刺繍を愛し、父はいつも落ち着かない人で、祖母はお菓子作りが大好きで「僕」が産まれるその日にも砂糖を買い求めていたぐらにだ。祖父がカフェで友人達とバックギャモンで新王者の戦いをしていた時、「僕」はこの世に出てきた。
祖父の本名はヨルダンだけど、皆にバイ・ダンと呼ばれていた。
「僕」は、アレクサンダル・ゲオルギエフ、愛称はサシコ。
青年になった「僕」ことアレックスは、両親と車に乗っている時に交通事故に遭ってしまう。
ブルガリアからドイツの病院へ駆けつけた祖父のバイ・ダンは、孫の様子がおかしいことに戸惑う。医師の説明によると、身体的な怪我はすぐ治るが、事故以前の記憶がなく精神的にも不安定で、両親の死亡もまだ知らないのだと言う。
バイ・ダンは、孫の家に忍び込み彼の生活ぶりを眺めた。
そして、幼い時に持たせたバックギャモンを見つけそれを使って彼の記憶を取り戻そうと再びゲームの仕方を教え始める。
さらに、体が快復すると彼を退院させ故郷までの道のりをタンデム自転車に乗り一緒に旅を始めるのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々) 
今週は予定を変更して、個人的に現在夢中で追いかけている、

ドイツ人俳優、カルロ・リューベックの出演作品を紹介させて頂きます。



実はここ2年くらい、ドイツ好きと言いながら、飽きてしまってドイツ作品から遠ざかっていたのだ。
でも、ある1本をきっかけに彼に夢中になり久しぶりにドイツ密林からDVDを取り寄せるまではまってしまって、ドイツ熱も再び復活したからだ。

調べたら、彼の日本公開の作品は、4本しかなく、これは貴重なその1本。

見終わって、久しぶりの幸福感というか、忘れていた楽しさというか、なんかすっごく良い感じに感激したのだ。

自分を取り戻す旅をしながら、自分の両親の歴史も知るという演出は、押しつけがましくなく、じんわりと歴史の苦悩を教えてくれてたからだ。
記憶がない孫に祖父が言った「思い出せばいつでも両親に会える。」にはじ~んきちゃったよ。

それでは、
今夢中の俳優、カルロ・リューベックはと言いますと。記憶をなくした孫、アレックス=サシコだった。
手足が長くて細身の長身はかっこいいし、若いからカワイイ!!

主人公の歳と実年齢が近いから、彼自身がそうなのかもと思ってしまうくらい、大人しくて素直な好青年だった。
彼自身もクロアチア人移住者の息子だというから、演じてて重なる部分もあったのかな?
なんたって、好きになった彼女に「記憶が無くて良かった事もあるよ。君が僕の初恋の人だ。」
なんて、きゃ~いいわ~。(お熱なので呆れて~)

その彼女、マリアを演じたドルカ・グリルシュは、
 コブラ11の未公開作品の中でゼミルの元カノを演じた女優さん。きゃ~こんな所で出会えるとは~。

それに、祖父役のミキ・マノイロヴィッチもすでに何本も見ていた俳優さんだった。

で、
実は4本のうち、2本はすでに紹介してしまっていたので、明日は棒動画サイトで発見した彼の出演ドラマを紹介します。

是非とも日本版をとお願いしたいからね。


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