Go Now 1997年 イギリス作品
監督 マイケル・ウィンターボトム
出演 ロバート・カーライル ジュリエット・オーブリー ジェイムズ・ネズビット
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
アマチュアのサッカーチームのエース、ニック。今日の試合は何故かシュートが外れっぱなし。今、彼はナンパで知り合った彼女カレンと同棲を始めて幸せの絶頂期だった。
だが、突然彼の身に異変が起こる。
目が複眼になり手の感覚が時々なくなり、そして、足の感覚までも麻痺し始める。とうとう交通事故を起こしたニックは病院へ。
検査の結果は『多機能性硬化症』との事。徐々に体が動かなくなる病気だ。
彼は、それでも病気が治ることを信じ、カレンと共に治療を続けていくのだが。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
彼には珍しくラブ・ストーリー。
でも、そこはそのボビー。一風変わった感じの作品なのだ。
感動!号泣!の嵐。
上手いんだよ、ボビーが。
彼は、ニック。(この名前どこかで聞いたような?)
少しずつ進行していく症状。
う~、めっちゃ上手すぎる。
この映画を見るまで、このような病気がある事をしらなかったich。
どんな病気でも前兆ってあるんだなあ~と感じたのだった。
オープニングの場面で、簡単なシュートを外すニック。
みんなに責められまくるが、自分でもどうしたのか理由が分からなかった。
それが、もしかしたらこの病気の前兆だったと?
映画の中ではっきりとは言わないが、そうじゃないかと憶測してしまうのだ。
ラストはある意味でハッピーエンド?
それにしても、外国の方って(日本人もそうだけど)簡単にというか、ついというか、浮気するよなあ。
でも、あ~いう事情だったら浮気って言わんのか?よく分からんけども。(^^;
この作品の中で最高に好きな場面がある。
それは、雨のシーン。
浮気をしてるけど、ニックの事を愛しているカレン。
だが、ニックは、彼女のその愛情を同情だと思い込む。
不自由な体で「出て行け!」と言うんだニックが。
カレンは、部屋を出て行くけど、家の前で立っている。それも雨の中。
それを窓から眺めていたニックが、杖を突きながら外へ出てくる。
そして歩いてくるんだ、カレンに向かって。
その姿がなんとも言えず、切なくて、切なくて・・・。
号泣しましたぜ。(笑)
めちゃくちゃかっこいいボビーに会える作品だぜ。
そうそう、親友でちょっとアクが強い友人役がネズビット。
「ラッキー・ブレイク」を見たとき何処かでみたよなあと思ったら、この作品に出てたのだ。
第一印象はボビー同様、すこぶる悪かった。
嫌味を言う友人役だからね。(苦笑)