The World is not Enough 1999年 アメリカ作品
監督 マイケル・アプテッド
出演 ピアース・ブロスナン ロバート・カーライル デニース・リチャーズ ソフィー・マルソー
勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
スイス銀行に金を受け取りに行ったジェームズ・ボンド。そこで殺し屋に命を狙われるが、何故か自殺されてしまう。
本部に戻ったボンドの次の仕事は、キング卿の娘エレクトラの護衛。石油取引に関わるキング卿が爆殺されその身辺が危険となった為だった。
彼女の命を狙っているのは、世界最強のテロリスト、レナード。
そしてレナードは、核の研究所からプルトニウムを強奪。
阻止しようと向かったボンドだったが失敗に終わり、偶然その場に居合わせた核物理学者のジョーンズ博士と共に、レナードを追っていくのだが。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
007シリーズをまともに鑑賞したのはこれが始めて!
ジェームズ・ボンドってこんなに軽い男だったのかよ~と思った。
幼き頃にショーン・コネリー(だったと思うのだが)のボンドをチラっとだけ見た記憶があるだけだったので、ちょっと驚いた。
ボビーはこの“世界最強のテロリスト”のレナード。
頭に弾丸を受けて以来、感覚という感覚がなくなってしまった、可愛そうな男の役。
彼女との営みも出来ないんだものねえ。
その彼女が誰かってここではあえて言わないでおこうと思う。
彼女を抱っこしてくるくる回す場面は、押しつぶされそうでヒヤヒヤものだった。(笑)
「ザ・ビーチ」と同じ頃の撮影か、彼は坊主。
特殊メイクのおかげか怖いんだ容姿が。
でも、ファンから見るととっても楽しそうに悪役をしているように見える。
ライフル銃なんかぶっ放す場面はニヒルに笑ってるのではなく、本当に嬉しそうに笑っているように見えてしまうのだ。
まあ、悪役だから最後はボンドにやられてしまうのだけれど。
倒さないと物語りは終わらないのも分かっている。
が、
どうしてもレナードを応援してしまう。
「がんばれ!ボンドなんかぶっ倒せ~!」と。(爆)
この時期にイギリスの女王陛下より勲章を頂いている。
何回も話したがその時の彼の受け答えが最高にかっこいい!!
陛下「今は、どんなお仕事をされてますか?」
ボビー「ジェームズ・ボンドを殺そうと(倒そうと)しています」
計り知れない彼のユーモア。最高だ!
そういえばイギリスは、実際の007だかを募集してたそうで。
それって募集をかけるものなのか?