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麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

立川名画座通り映画祭(つづき)

2024年09月18日 | 身辺雑記

「せっかく始めたからには3回は」

とスタートした映画祭は、

「多くの皆様のご厚意と協力で」

10回を数え、グランプリの一挙上演は

フランチャイズ(?)の柴崎学習館を

離れシネコンの「シネマシティ」にて。

 

 

たまたま知って、初めて顔を出したら、

ハイレベルな映画が並んで吃驚

と昨日書いた、その続きです。

〈立川名画座通り映画祭〉の

 

第5回(2019年)でグランプリを

『触れてしまうほど遠い距離』で

得た内田佑希監督は、

22年『かかってこいよ世界』で

メジャーデビュー。

第7回の栄冠『THE BELL』のメガホン

恵水流生は舞台挨拶で「最新作は

国際映画祭の最終選考に残った」と。

 

10本を5本ずつ上映し、そのあいまに

関係者の舞台挨拶が挟まった。

恵水氏は俳優でもあり、

第6回グランプリ『ある母』は出演。

そこでの発言。『ある母』には

旧知の役者山下ケイジ氏も出ていて、

彼も登壇した。

 

勉強不足で知らなかった

自主映画の祭典に、

ひょいと行ってみたら、

昨日書いたケドちゃんに

ケイジさんも関わっていた

 

14、15日に一般公募による入選作品

43本と招待作品2本、名画1本が掛かる

通常運転(?)の第10回。

鑑賞した16日はスペシャルだったので

来年の第11回は要チェックだな〜と

思った十五夜前夜でした

 

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立川名画座通り映画祭

2024年09月17日 | 鑑賞

 

「知らない路地の映画祭」を

今年はじめて北千住で見て、

それが大層面白かったので、

〈リージョナルなフィルムフェス〉に

興味を抱いていた。

そこにFacebook広告が目に止まり、

『立川名画座通り映画祭

歴代グランプリ作品一挙上映!!』に

足を伸ばした。

 

「知ら路地」が市民参加型の

アートプロジェクトだったのに対し、

「立川〜」はコンテスト型だった。

とはいえ、第1回は身内作品4つ、

外部からの応募は『岐路』ひとつで

それが栄えある最初の栄冠

客席40の平土間の公民館での船出と、

昨夜の開幕挨拶で実行委員長談。

 

そこから猛烈な(?!)急カーブを描き、

第3回グランプリ『土曜日ランドリー』

メガホンの東かほり氏の最新作

『とりつくしま』はちょうど今上映中。

母・東直子の小説の映画化で

小泉今日子らが出演。新宿武蔵野館にて。

 

アニメーション作品で、ナレーションを

ナウシカの島本須美が務めた『AYESHA』が

第4回グランプリ・・・という勢いだ。

 

そして2022年の第6回。

監督名は連名で、祁答院雄貴と大門嵩。

けどういんゆうき?

俳優が本業の彼は今、カナダ在住で

トニー賞18冠『将軍』に出演している。

 

【つづく】

あたまの一枚は、立川のランドマーク

昭和記念公園。

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育成

2024年09月16日 | スポーツ

日本プロ野球に「育成」枠ができたのが

2005年。

「シン」こと高橋みゆきが

バレーボール伊セリエAの

ヴィチェンツァでプレーした年だ。

 

気づけば育成ドラフトも歴史を重ね、

MLBにまで駆け上がった千賀滉大ら

「育成出身」のスターは増えた。

 

一方。

甲子園を沸かせた「期待のドラ1」が

伸び悩む傾向も……。

「即戦力」「完成された」等々

称えられる反面、伸びしろがない、

故障や疲労の蓄積による不成功

との声も聞く。

 

一昔前は、名門高校やロクダイ、東都、

都市対抗の常連などが指名の主体

だったけれど、昨今の流れから

「えっ、何県にある大学?」って処や

独立リーグを経て入団するルーキーが

珍しくなくなった。

 

 

セパのペナントレースも終盤。

「プロ志望届」も続々提出され、

ドラフトの皮算用をするファンも多い。

 

その中の一人に、

シャピロ・マシュー一郎

な、な、なんと

国学院栃木高校時代、

公式戦未登板のピッチャー。

進学した国学院大でも

その「記録?」は継続し、

ようやく3年秋にマウンドに!

 

さぁそこから破竹の勢い……

とはならず

3年秋1試合0勝1敗、

4年春1試合0勝0敗。

なのだけれど、191cm95kgから

投げ降ろすボールに何球団かの

スカウトが垂涎だという。  

 

米国出身の相撲ジャーナリストを

父に持つ未完の大器は果たして……

・・・多様性の波(!?)はあちこちに。

 

 

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青木宣親

2024年09月14日 | スポーツ

1982年1月5日宮崎県日向市生れ

早大〜ヤクルト(ドラフト4位)

〜ブルワーズ〜ロイヤルズ〜

ジャイアンツ〜マリナーズ〜

アストロズ〜ブルージェイズ〜

メッツ〜ヤクルト。

175cm、80kg。

42歳(NPB野手最年長)。

 

日本プロ野球界で唯一、

シーズン200安打を2度達成。

首位打者3回。盗塁王1回。

ベストナイン、ダイヤモンドクラブ

ともに7回。新人王など受賞

 

メジャー在籍は2012年から17年。

その間、前述の通り7チームでプレー。

ヤクルトでは背番号23→1、復帰後23。

なおWBC06年と09年、五輪08年でも

23を背負う(WBC17年は7番)

 

・・・と青木宣親のデータを羅列した。

そんな我がスワローズの大黒柱が

引退と13日発表された。

 

とても寂しいけれど

「お疲れ様、ありがとう」

そう労い、功績を称えよう

 

 

10行前あたりにサラっと触れた

背番号の話を広げる。

 

若松勉(1972-85)、池山隆寛(92-00)、

岩村明憲(01-06)、青木(2010-11)と

受け継がた燕の、重みある「1」を

16年シーズンから山田哲人が背負う、

その会見に登場し手渡したのが青木。

 

メジャーリーガーはオフの為帰国してい、

衣笠球団社長の粋な演出に

二つ返事で応えた2015年12月8日。

 

この年トリプルスリーを達成した山田。

やはり青木のつけていた23から

「ミスタースワローズ」の1へ襷が渡った。

 

 

描いた未来を掴むためは、

青木の応援歌の一節だけれど、

稀代の安打製造機は、第二の人生で

何を製造してくれるだろう。

 

 

 

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犬と猫

2024年09月13日 | 鑑賞

目黒シネマで二本立てを

『恋におちたシェイクスピア』

と『シャイン』。

 

前者は1998年、米英製作の映画。

後者はオーストラリアの伝記映画で

1996年の作品。

 

くくりとしては、『恋におちた〜』が

第71回作品賞、脚本賞、主演女優賞、

助演女優賞に音楽、美術、衣装デザインの

各賞を、『シャイン』は第69回の主演男優賞

と、ともにアカデミーのオスカー映画!

だとまずは言える。

 

そして『〜シェイクスピア』が演劇、

『シャイン』は音楽という

映画と隣接する芸術を扱ったフィルム。

 

さて題名ですが。

前者の冒頭、犬が登場する場面が多く、

劇中、シェイクスピアの次回の外題にも

入っていて……

(これ以上はネタバレ気味だから止める

後者は、主人公が猫について饒舌に語る

モノローグから始まる。

・・・まぁ、そんなわけです

 

西洋では学校の必修科目に演劇があるから

シェイクスピアの作品に名台詞、

当時の演劇状況が説明なしに

スピーディーにバンバカ描かれる。

日本においては「置いてけぼり」に

なっちゃう人もいるのかなぁ……と、

集中しながらも頭の片隅で思った。

 

ピアノ曲がふんだんに流れる『シャイン』。

音楽教育はわりとちゃんとしてるから

大丈夫かしら…。

それより強い父権の描写。

豪州作品には目立つテーマだけれど、

違和感を持つ人は少なくないか?

 

 

『ローゼンクランツとギルデンスターンは

死んだ』という有名な戯曲があり、

その作者トム・ストッパードがシナリオで

参加していることを初めて知った。

あ、勿論『〜シェイクスピア』の方。

 

どちらも封切当時には観ることなく、

ビデオやテレビでも縁がなく、今回初見。

資産家令嬢の乳母を演じた

イメルダ・スタウントンが

チャーミングでした

ヒロインのヴァイオラと

俳優トマス·ケントの二役で

オスカーを射止めた

グウィネス・ケイト・パルトロー

よりも。

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フェンス

2024年09月12日 | 身辺雑記

9月も中旬になるのに、暑い

 

日中コンビニまで歩いたが

首筋がジリジリと痛かった。

往復15分ほどのこと。

そんな中、長時間にわたる

外仕事の方々には本当に頭が下がる。

 

ちょうどトラックの出入りで

普段閉じているフェンスが開き、

中に佇む若者の姿を認めた。

 

外国籍〜少し具体的に言えば

ベトナムかタイかフィリピンか〜の

背の高い痩せぎす、小柄で筋肉質の

二十歳そこそこの二人。

 

 

総裁選に立った中に、

所得倍増を掲げた候補者がいた。

今の日本での可能性はないと

多くの国民が思ったわけだが、

炎天下に汗する異国からの若人には

充分その未来がある。

 

外骨は建って、高く聳え、

それを見つめる彼かの志と同じく。

 

ちなみに昨日(9月11日)の話。

東京の最高気温は34.2度

 

 

と書いているのは12日夕刻。

クーラーの効いた場所なので

少し頭も冷えている。

海を渡ってチャンスを掴む者も多いが、

神様に後ろ髪はないから

掴みそこねる者も当然いるだろう。

 

昨日が初めての出勤で

「こりゃキツ過ぎだわ」と今日は

現場に現れないなんてこともきっとある。

 

フェンスを高く感じるか否かは

個人によって異なり、国籍性別などは

関係ないのは言うまでもない。

 

卒業旅行の資金集めに、

肉体労働を選んだ友人に付き添い、

私だけ脱水症状でダウンしたのは

30年以上昔、バブル末期の頃だ。

 

季節は夏ではなかったが、

高炉を叩き壊すという過酷なバイト。

 

暑い話はこれくらい。

少し触れた総裁選や党首選が

熱くなると良いのだけれど。

政治への関心のフェンスは

低くなると良いに決まっていて……。

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舞芸

2024年09月09日 | 身辺雑記

9月8日朝、ネットニュースを

……昭和のお父さんが丹前姿で

新聞を広げる心持ちで……しかし

実際はスマホぽちぽち読んでいたら。

 

舞台芸術学院閉校

という驚きのニュースが

 

卒業生ではないし、実はそれほど

深い関係性があるわけでもない。

が!

演劇界において「舞芸(ぶげい)」

と呼ばれ、多くの逸材を生んだことは

よく知っている。

そのニュースから書き写せば・・・

俳優の渡辺えり、市村正親、役所広司、

映画監督の山田洋次、劇作家では蓬莱竜太、

現学長で劇団文学座の鵜山仁(演出家)、

小説家の五木寛之らも通った。

・・・とある。ほかにも羽佐間道夫、

うつみ宮土理、矢崎滋、いとうあさこ等

枚挙にいとまなし。

 

そんな出身者でいえば。

以前籍のあった「新劇」に属する劇団の、

創立者から代表を受け継いだ相沢治夫を

筆頭に舞芸出身者が多かった。

現在の代表の豊泉由樹緒もだ。

 

1948年創立だから、もう少しで喜寿の

名門の灯が消えるとは

 

 

本日昼、ネットニュースにまた驚く。

なんと舞芸のあとに

劇団青年座がやってくると

 

豊島区には既に文学座の流れにある

劇団昴があり(07年文京区から移転)、

今度は俳優座衛星劇団のひとつが

渋谷区からやって来る。

 

東京芸術劇場、サンシャイン劇場、

あうるすぽっと、Hareza池袋。

これら大中劇場に加えて、

小さな小屋・・・シアターグリーン、

新生館シアター 劇場、シアターKASSAI

などなど・・・も沢山ある。

 

アニメのメッカ、ガチ中華タウン、etc…

幾多「池袋」のイメージは存在するが

いよいよ〈演劇の街〉となるのか。

 

[文中敬称略]

 

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どっち

2024年09月08日 | 身辺雑記

 

電車に乗る。

席があいていたから座る。

隣の会話が途中から耳に入る。

 

「……大学あるじゃん、駅前に」

「あるかな? 駅から離れてならあるか」

「あれ? 皇族とか行くとこない?」

「あっ学習院な、それ目白」

「だろ、俺の親類が昔住んでてさ」

「いや今話してんの目黒の話よ」

「……(汗)」

 

まぁよくあるパターンではある。

その目黒に、小耳とは別の日に降りた。

 

改札を出てすぐのイベントエリアで

〈目黒とメグロの回顧展〉なる催しあり。

 

 

昔、目黒にあった目黒製作所は

日本最古級のモーターサイクルメーカー。

1964年に現在の川崎重工に統合されたが

伝統は現在まで継承されていて、

最近ではカワサキモーターサイクル

「MEGURO」「W」として具現された。

 

そんな流れから、来年3月の

目黒駅開業140周年を見据えた

JR東日本とカワサキの

コラボレーション企画なのだそうだ。

他にもスタンプラリーや

ウォークラリーを催すらしい。

冒頭のバイクは会場展示の1台。

 

目黒と目白ではないけれど、

川崎市出身の私的にはメグロか

カワサキかややこしいと言いたい。

が!

川崎重工グループのそれは、

地名ではなく創業者・川崎正蔵の

姓なのを実は知っている。

 

さらに言えば。

本社が東京と兵庫にあり、

前者が港区海岸一丁目で

後者は神戸市中央区東川崎町。

・・・ここでまた川崎

 

大企業にはありがちな、

社名由来の町名かしらとも思う。

実際、川崎重工の工場のある

岐阜県各務原市、兵庫県明石市、

香川県坂出市の「川崎町」はそうだ。

だけれど、本社に関しては全くの偶然。

もう、なんてややこしいのかしらん。

 

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シャムショ

2024年09月07日 | 身辺雑記

存在は知っているけれど、

名前が判らないものは

意外と多く存在する。

 

例えば、食パンに付いている

クリップ状の留める器具は

「バッグ・クロージャー」。

あるいは、お釣りを入れる皿が

「カルトン」。

 

 

近所の名もなき神社

(実際には、もちろん名はある。

有名ではないの意味だ。

大いなる蛇足ながら…)は、

こどもの秘密基地になるわけだが、

その敷地内にある建物を

社務所と知ったのは何年生か?

 

そして神社はめちゃ日本的なのに

「シャムショ」という響きに

非日本的な印象を抱いたのは

幼かったからだろうか。

 

拗音(きゃ、ちゅ、にょ等)も

当たり前だが「和」なんだけれど、

アジアや西洋の匂いを感じちゃうのは

私だけ

単純にシャムを、タイ王国の旧名

「暹羅」、そうシャム猫の音と

混同したせいかもだが。

 

はなを垂らし、半ズボンの膝小僧を

白くしていた頃、猫といえば

三毛猫、ドラ猫、どろぼう猫(?)

てなものだったけれど、

今やサイアミーズ、ミヌエット、

スコティッシュフォールドに

マンチカンなどなど猫に疎い初老には

まるで名前と姿が一致しません。

……サイアミーズがシャム猫

 

猫といえば鼠。

我らが秘密基地のあった子の神社

(ねのじんじゃ)の裏手に埋めた

赤メノウ色の石って、

もしや回収し忘れているかしら。

 

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健康診断

2024年09月06日 | 身辺雑記

というわけで、健康診断。

体育館にパンツとシャツ一丁で

出席番号順に並ぶこともなく、

大きな病院で受診。

 

偶然だけれど、目の前が、

演劇集団阿吽『空の記憶』の

稽古で通った「ワンズスタジオ」。

『空〜』ヒロインの熊谷ニーナ氏が

所属する劇団一の会の拠点でもあり、

劇団の公演を何度も観に行った場所。

故に道も解っていて、その点の

ストレスがないのは良かった

繰り返しになるが、

大人になって初の健康診断

 

とはいえ、あれから干支一回り。

商店街にはチョコザップ、

まいばすけっと等

当時はなかった店も多かった。

ただ!

このエリアのランドマークと、

ある意味言える「謎の家」は健在。

 

 

順序が逆になったけれど、

場所は江古田。江古田駅の推しは

若手キャッチャーらしい……。

それから、江古田にキャンパスの

日芸志望者に向けた広告も。

 

 

サクッと1時間。

人生初のバリウムもげっぷせず、クリア。

ぐるぐる廻るマシーンも無事乗り終えた。

オプションなしの検査完了。

 

8時45分に受付せよ、との指示で

その頃はまだ静かな雰囲気だったけれど、

帰る時間の10時、外来受付はお祭りみたいに

たくさんの人で溢れていた。

病院は毎日混んでいると話には聞くが、

本当だったのだな〜

 

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