昨夜は東京演劇アンサンブルの
研究生公演『さるぐつわ』を拝見。
作/アルフォンソ・サストレ
訳/佐竹謙一
演出/三由寛子
於/ブレヒトの芝居小屋
スペイン戦争終結後、国家元首となった
フランコの圧政時代に書かれた戯曲。
日本人にとっては難しいテーマの作品で、
「卒公」ともいえる公演に普通選ばない。
日本演劇界の中でも特異な立ち位置に
60年間すっくと立ち続ける、
さすがは東京演劇アンサンブル!!
骨の強さが違います。
出演者全員が約1000文字超の
まさに「論文」を当日リーフレットに掲載。
まず客席について最初に驚くことだ。
「一年間みんなと一緒に学べて、
泣いたこともあったけど楽しかった」
みたいなお決まりの卒公コメントではない。
戯曲を、更にその背景の「時代」を
研究し解析する作業から得た「思い」を
綴る力作である。
驚く…と書いたけれど、
アンサンブルという劇団を何度か見れば
本公演ではお馴染みのこと。
その精神が、研究生にも当たり前に
継承されていることへの「驚き」だと、
付け加えておこう。
正直「俳優」としての技術においては
これからなのである。
日本のサッカー少年のテクニックは凄い。
技術や戦術を教えられるからである。
一方、海外では楽しむことが第一義。
これは正誤の問題でなく方向性。
(
あくまで全般論です)
うまく良いところが取り入れられたら
そりゃ最高だけど、それはまた別の話。
『さるぐつわ』の話に戻ります。
演劇と向き合うにはどうすべきかを
学んだ七人(劇団員一人が客演)の
門出となる素敵な三時間超。
ボールを蹴り始めたサッカー小僧の
「監督」とも言うべき三由寛子の
我慢強い「演出」が一人ひとりに
明確に伝わった「試合」であったことも
特筆に値するので、ここに書く。
東京演劇アンサンブルの創立者にして、
偉大な指導者であった広渡常敏亡きあと、
俳優の中から演出家が生まれ、
「ヒロワタリイズム」を継承しているが、
三由もその中の一人として光り始めた。
さらに来月、制作部の小森明子の
演出デビュー作『屠畜場の聖ヨハンナ』が
60周年記念公演第一弾として控えている。
こちらも要注目!!
あれ? 舞台に刺激されて
「堅い」ブログになっちゃった
【文中敬称略】
研究生公演『さるぐつわ』を拝見。
作/アルフォンソ・サストレ
訳/佐竹謙一
演出/三由寛子
於/ブレヒトの芝居小屋
スペイン戦争終結後、国家元首となった
フランコの圧政時代に書かれた戯曲。
日本人にとっては難しいテーマの作品で、
「卒公」ともいえる公演に普通選ばない。
日本演劇界の中でも特異な立ち位置に
60年間すっくと立ち続ける、
さすがは東京演劇アンサンブル!!
骨の強さが違います。
出演者全員が約1000文字超の
まさに「論文」を当日リーフレットに掲載。
まず客席について最初に驚くことだ。
「一年間みんなと一緒に学べて、
泣いたこともあったけど楽しかった」
みたいなお決まりの卒公コメントではない。
戯曲を、更にその背景の「時代」を
研究し解析する作業から得た「思い」を
綴る力作である。
驚く…と書いたけれど、
アンサンブルという劇団を何度か見れば
本公演ではお馴染みのこと。
その精神が、研究生にも当たり前に
継承されていることへの「驚き」だと、
付け加えておこう。
正直「俳優」としての技術においては
これからなのである。
日本のサッカー少年のテクニックは凄い。
技術や戦術を教えられるからである。
一方、海外では楽しむことが第一義。
これは正誤の問題でなく方向性。
(

うまく良いところが取り入れられたら
そりゃ最高だけど、それはまた別の話。
『さるぐつわ』の話に戻ります。
演劇と向き合うにはどうすべきかを
学んだ七人(劇団員一人が客演)の
門出となる素敵な三時間超。
ボールを蹴り始めたサッカー小僧の
「監督」とも言うべき三由寛子の
我慢強い「演出」が一人ひとりに
明確に伝わった「試合」であったことも
特筆に値するので、ここに書く。
東京演劇アンサンブルの創立者にして、
偉大な指導者であった広渡常敏亡きあと、
俳優の中から演出家が生まれ、
「ヒロワタリイズム」を継承しているが、
三由もその中の一人として光り始めた。
さらに来月、制作部の小森明子の
演出デビュー作『屠畜場の聖ヨハンナ』が
60周年記念公演第一弾として控えている。
こちらも要注目!!

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