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麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

ひっさびさ中目黒(参)とこしえ

2025年04月04日 | ぶらり

 

3日続いた雨の、何より寒さが

初老の骨身に染みたけれど

桜が長持ちすると思えば

少し我慢もきく⋯⋯。

 

桜の名所のひとつ「中目黒」。

東急東横線の駅

(東京メトロ日比谷線乗入)の

海側(?)を線路に沿って伸びる

目黒銀座商店街。

〝中〟を打ち忘れたわけではない。

近くには目黒区役所もそびえる。

 

2012年まで発行していた

「キリンパスポート」等

商店街のキャラクターとして

活躍(?)した名残だろうか

キリンのオブジェが散見され、

冒頭はその中のひとつだ。

 

商店街は高架を右に見て、

横浜方向に一番街、二番街、三番街

と続いて、四はなくて伊勢脇街、

そして五番街。

 

筆者が名称副支配人を拝命していた

ウッディシアター中目黒は伊勢脇街。

そのご近所に「中目黒グリル」が

開店したのは2010年頃だったか?

(ウッディは1998年開館)

「〜グリル」のオーナーは

打ち上げによければ使って下さいと

劇場に営業に来られた折に

「外に食べに行く時間ないでしょ、

特にスタッフさんは⋯⋯。

お弁当もやりますよ、特別に!

気軽に相談ください」とも。

さすが元俳優さんだけに

芝居のこと貧しさにも明るく、

ワンコインでと言ってくれた。

 

 

そんな熱心さは全方位に向いていたのか

生き馬の目を抜く繁華街にあって、

腰を据えた上に今年、2号店をオープン。

 

そのように続く店もあれば、

閉じる店もある。

中目黒を代表する安い居酒屋のひとつ

「大樽西口本店」が閉店していた。

(こちらは中目黒駅西銀座商店街)

 

 

と思いきや!

少し離れた場所に5号店を発見。

 

本店⋯⋯とは名乗らず「目黒川店」と

言い張る佇まいが本店 

一番大きい箱は2階席から桜がよく見え、

この時期は予約でいつも一杯だ。

 

最近は当たり前の外国人店員を

滅茶苦茶昔から積極採用していた。

そして流暢な日本語を操り、

サービスもしてくれた。

(で、目黒川に沿ってあるのは

中目黒駅前商店街)

 

やはり大樽は無双のようだ。

ウッディシアターから一番近い

「おたる」と掲げた大樽も健在。

総じていえば増えたわけだ。

 

 

とこしえ。

〈永久〉〈常しえ〉とも書く形容動詞。

いつまでも続くこと。

 

勿論、永久はありえないだろうが、

良い「場」は愛されて、残る。

桜のように潔く散るのも、

悪くはないし、欠けたところには

新しい「場」が生まれ、

そこが街に馴染めば、街の表情も

また改まって面白くなる。

 

久々に訪れた街をぶらり。

2時間ほど、ただ歩いたのは先月末。

 


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