ガーデニングに心血を注がれる方が
多いと聞く。
手入れされた庭を眺めると
確かに気持ちが晴れやかになる
先月21日に記した『都心のフロラ』では
帰化植物についても学んだのだが、
街なかでも目を凝らせば様々な草花
それを意識して欲しいと、講師の言。
道路脇のコンクリやアスファルトの
隙間にこそ「都心のフロラ」はある!
と。
さっそく意識して歩いてみた。
風だの鳥だの虫だのの力を借りて
彼等は仲間を増やす「努力」をする。
きれいに散髪された生垣に割って入り、
かつ滅茶苦茶目立ってやがるのは
この季節に咲くことから「梅雨葵」
とも呼ばれる「タチアオイ」。
大ぶりで派手だから、
てっきり帰化植物かと思いきや
万葉集にも歌われているから
随分と先輩だ。
遡れば「アルテア」の
トルコ原種と東欧原種の雑種説が有力。
となれば広義でいえば「帰化」に属するが。
もう少し可愛らしいものだと、
そう悪目立ちしないで
なんなら「最初から二種類植えました」
てな顔で咲いているドクダミ。
ジャコグサ、イヌカライモなどとも呼ばれ、
兎に角増える奴!
どちらも薬草としてヒトの役に立ってきた。
そうそう。
小さい頃、火傷した時にばあちゃんが
近くの山から蓬を採ってきて
幹部に貼ってくれたりしたな
徒歩圏内でタケノコを掘り、
ぜんまいやら野蒜やら土筆までも
よく食卓に並んだな〜。
正直、こどもの口には合わなかったが。
土筆。
弟は年少のとき「つくし組」だった。
僕は「たんぽぽ組」。
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