麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

エルジ

2024年06月29日 | 身辺雑記

建設ラッシュが素人目にも止まらない

そんな印象ですが、

過剰による苦戦という噂も耳にします。

あくまでrumorだけども

 

で、中にはL字の土地もあって。

(下の写真、わかりにくいけど、

右後方に向かって逆L字の造成)

 

 

角っこが退けば、造る側は楽チンだし、

全体の価値も上がるし……と、

無責任に思い掛けて、角地側から言えば

好立地を手放す意味がないし、

思い出も一杯あって……など指折り数えて、

ギャー。

そもそも持ち主が角地に居て、

バラバラに貸してたを、前々から

「更地にして一棟のマンションに」

と営業から勧められていた、

という可能性も大きいのでは?

そんな軌道修正も生まれたりする。

 

軌道修正は更なる妄想を生み・・・

 

「ごめんくださ〜い」

「あれ、間柴さ〜ん。お久しぶり。

何よ、今日は私服?」

「ごめんなさい、少し患って入院を。

やっと娑婆に出たのでご挨拶に」

「わっ、それはそれは。大変でしたね」

「経過は良くて……。そいでもって来月に

退社するもんだから治療に専念できます」

「えぇ!」

 

間柴は転職して10年、このエリアを担当。

前任から引き継いでL字の開発に挑んだ。

おっとりした性格で、家主にゴリ押しはせず、

けれどもこまめには顔を出した。

かたや建て替えの気持ちは毛頭ないが、

決して聞く耳持たない頑固爺でもない

この地に生まれ育った三代目。

 

やがて間柴はエリアを巡った足休めに

観光地のお休み処よろしく立ち寄って、

仕事の話はせずに、昨今の不動産業界や

自分の娘が推しにハマって困るだの語り、

一方、家主は地元の情報をもたらした。

 

何なら「担当外だろうけどさ、

駅の反対側の小野寺さんに、

建てるなら間柴さんだよって。

相変わらずZ社がふざけやがって2億、

一方Y社がそれを知って3億だってさ。

どっちもどっちだよ。

デラさん金にゃ困ってないから

2の2で大丈夫。話はできてるから

明日にでも寄りなよ」なんてことも。

 

この日も、真柴の入院エピソード、

次の区議選で保守候補が決まらない、

なんて話を小一時間して……

「また長居しちゃいました。

週明けに後任連れて、会社の真柴として

改めて挨拶に参ります」と頭を下げる。

 

「コウニン? 保守は決まんないのよ。

でもココは真柴さんに決めたからさ。

後任は連れずに一人で来てよ。

退職祝いに判子押すからさ」

湯呑みを盆に乗せながら軽い調子で言う。

 

そこに勝手口の方から声。

「おまちどうさま〜。亀寿司です〜」

「私服だから、お酒なんかも平気でしょ。

って、もう竹が届いちゃった。

松は本契約のとき、カウンターでね」 

 

・・・妄想が長すぎる

 

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