麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

味の大関

2024年06月30日 | 身辺雑記

とあるスーパーの店先に

即席麺がど〜んと。

「味の大関・復刻版」だと。

しょうゆ、みそ、しお。

ラーメンの王道の味が揃っている。

「昭和41年発売」とあるから

筆者と同い年なのだが記憶にない。

 

他社の類似商品は勿論い〜っぱい

食べているのだけれど

 

 

ただ調べるとライバル麺よりも

当時お手頃価格だったのが売り!

だったらしいので、

母が我が家の財布と相談して

知らずに口にしていたのやも。

 

「味の大関」とい固有名詞に対する

記憶は、てなわけでラーメンじゃなく

駅前にあった飲食店。

  「久地」という川崎市民ですら

生涯一度も降りないだろう

(ちなみに「くじ」と読みます

渋めの町にかつてあった

冠婚葬祭などにも使う大きな店で、

だから頻繁に使うことはなくて。

 

けれども南武線に乗れば

上り電車なら進行方向右に、

逆なら左の車窓から見えて

精進落としに来たな〜とか、

その時ズボンの尻が破けていて、

それに気づいたあとの料理の味が

まるでしなかったんだよな〜とか、

思い出したりするわけである。

 

ただそう書くと「味の大関」に

深い印象を持つような誤解を

読者に与えちゃいそうな危惧発生。

スーパーの店頭に並んだ

インスタントラーメンの袋を見て、

朽ちかけた筆者の脳味噌の棚の

隅っこからコロリン転がり落ちた

ってのが、本当のところ。

 

でもって、久地といえば

なんたって向山んちの肉屋で、

それからブッチんちには

随分遊びに行ったな〜とかの

あれやこれやが芋蔓式に、

砂時計が永めにクルクルして

やっとファイルが開かれる……

そんな感じなのである。

嗚呼、40年も昔のこと。

 

「味の大関・復刻版」。

その日は手に取らなかったけれど、

実食してみたらば、

麺をすするよーに更なる記憶を

手繰り寄せられる・・・かな

 


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