Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

チャレンジ!アクアスロン in 北上 ④ 第2回北上しらゆりアクアスロン大会

2012-07-22 23:06:53 | Sports/Fitness
前夜のお酒も残らず、すっきり目覚めました、
やや曇りの日曜の朝。

北上しらゆりアクアスロン大会の日です。



会場の北上展勝地プールに着いて、いきなり目に飛び込んだのはコレ。



そうだ。
私はこのために来たんだ。
と、初心あらたに。


岩手のトライアスロンの聖地、釜石。
311の震災は、
大会会場やコース、運営に尽力してくれていた地元住民の方々に甚大な被害をもたらしました。

今回参加したこのアクアスロンは、
「岩手のトライアスロンの陽を絶対に絶やさない」という思いを
この大会を通して実現していきたいということで開催されることになりました。

私自身、
トライアスロンとかって何年もやってなかったしもうやるつもりなかったけど、
こうしてまたやることにしたのは、
いつかまた釜石で大会が開催されることになったら参加して
町を盛り上げたいなと思ったからです。


よし!アクアスロン、楽しんでがんばるぞ!


さて受付。


あ、この、腕や脚にナンバー書くの、久しぶり!


プールサイドへ。


北海道から来たってことで軽く取材受けたりなんかして


で、トランジッション準備。

泳ぎ終わったらここでランニングスタイルに変身して走り出すのです。


変身しやすいように必要なものを並べておきます。


みなさん試泳とかしてますが、私はただ体力温存(笑)


そのうち競技説明。

エントリーは39人でしたが、当日は37人の参加となりました。

8レーンある50mプールの第1レーンに3人ずつ入水して20秒毎にスタートします。
各人第1レーンから第2レーンとジグザグにコースを移動しながら第8レーンまで泳ぎます。
それから一旦水から上がって第1レーンまで走り、またジグザク・・・を3回繰り返して、
トータル1200mのスイム。
それから河川敷のサイクリングコースを走りますが、
1周約2.5kmを4周の周回コースです。

ふむふむ。なるほど。

私は真ん中から少し後方のスタートになりますが、
20秒毎にどんどん来るなら、多分私は後ろの人にどんどん抜かれるはめになるんでしょうな。

あとはランでどれだけ挽回できるかです。


そうこうしているうちにスタート時間。

水着の人、ウェットスーツ着てる人、いろいろいますが、みんな3人ずつ整列。

そして、トライアスロンならではのプァーというラッパの合図でスタート。

みなさん3人ずつどんどん入水して、どんどん泳ぎ始め、あっというまに私の番。

最初の400まではなんとか追い抜かれずにがんばりましたが、その後どんどん抜かれ、
1200終わったときには最後から2番目!

そしてトランジッションでもたもたして、ランのスタートは一番最後に


がーん。

でもランは得意だから何人か追い抜くぞ!


スタッフのみなさんの声援に支えられいいペースで走れました。
4人ぐらい抜いたかな。

そしてゴール。

手作り大会なのでタイムはトータルしか出なくて、私のタイムは1時間24分33秒でした。

自分で計ったところ、
スイムはだいたい30分くらい。
トランジッションはモタモタして3分くらい。
ランは51分くらいでした。

順位は総合で25位。

だいぶランで追い上げたみたいですね。
よかったよかった。

それにしてもスイム遅いなあ、わたし。
分かってはいましたけどね
でも、このひと月間泳いだ中で一番早い1200mのタイムでした。
火事場の馬鹿力出ましたかね
またがんばろう!


さて、フィニッシュ後はまたプールにもどってキッズの部の応援です。


競技説明。


スイムスタート。




スイムフィニッシュ。


トランジッション。


ラン。




距離が短いからあっというまにフィニッシュ。
みんな達成感に満ちた顔してました。


私もお粗末な結果ではありましたが、
参加してよかったなーって思いました。

また来年も参加したいです。
もっとスイム練習してね。

最後に記念撮影。



そしてまた北上川沿いをてくてく歩いて駅へ。


はらぺこでしたが、お昼ごはんは花巻市に移動してから食べることにしました。

つづく。

チャレンジ!アクアスロン in 北上 ③ その前に、おいしいもので景気づけ 1次会&2次会

2012-07-21 23:03:59 | Restaurant/Bar/Cafe
さて、平泉満喫しまして、この度の目的地、北上市へと移動しました。


到着。


ホテルにチェックインしてすぐに、北上川沿いをてくてく。


翌日のアクアスロン会場に足を運びました。
できれば軽く泳いでおきたいなと思って。

このアクアスロンの存在を知ったのが約ひと月前。

7年ほどの遠泳ブランクから一念発起してプール通いしてみたものの、
忙しくて10回ぐらいしか行けてないので、隠しようのない練習不足。

いまさらどうなるもんでもないんですが、せめて水に慣れておこうかなと(笑)


着きました。北上展勝地プール。


青空プールです。

あんまり人いない。
利用者より監視員のほうが多い

慣れないプールに恐る恐る料金払って入り、
水冷たいなー。意外と水がきれいだなーって感じで、
ゆっくりと400×3泳いで終了。



そのまま真っ直ぐ夜の部へ突入です!



途中、諏訪神社で復興とレースの成功祈願。




そして晩御飯を頂きに参りましたのは、こちら。

割烹和郷(わきょう)さんです。



カウンターと個室いくつかを、
料理はご主人がお一人、あとはホール数名で切りもりしておられます。

お料理は4800円のコースをお願いしました。


まずは日本酒。

まず岩手のお酒と、あとで北陸のお酒(銘柄忘れた)もいただきました。
けっこういいお酒揃ってます。

お猪口はたくさんの中から自分で選ぶことができます。
漆の片口、素敵ですね。


さてお料理です。
(お料理内容、結構失念してますので詳細は微妙に間違ってるかもしれません



長芋とオクラ(だったかな)の寒天寄せ。
ステキな演出ですねー。
お料理の下には紫陽花の生花が。
お味もとても上品でおいしい。



お造り。うちわの形のお皿が夏らしい。



鱸、下ろし胡瓜を添えて。
おいしー。
スズキってしめ方によって結構生臭くなる印象なんだけど
これはほんとにおいしかった。



岩手のブランド豚と野菜を、ワサビと炭塩で。
お肉も野菜もジューシーでおいしい。



ウニ アボカド 湯葉。
わーこれもおいしー。



鱧と茄子。
揚げ浸しみたいな。
これもおいしいかったなー。



ご飯ものは穴子のお茶漬け。



デザートはトマトの甘露煮。


以上でございました。

4800円ってことで、正直あんまり期待してなかったんですが、
けっこうハイレベルでびっくりしました(失礼)。
必要以上に手を加えない素材重視系。
満喫しました。

器もステキでしたし、お酒もいろいろ。
ワインは勝沼のもので、こだわりを感じます。

また是非伺いたいと思います。
ごちそうさまでした。




そして2次会へ。
翌日レースなんですけどね
どうしても行っておきたいところがあって。



スランジバール。

ショットバーです。

食べログで北上を検索すると1位でこの店が出てきます。
お食事処を差し置いてバーが1位ってどうよ?って興味津々。

マスターは1993年世界大会テクニカルワールドチャンピオンを始め数々の賞を受賞しているとのこと。

楽しみにして伺いました。

カウンターに座って、メニュー出てきたので軽く目を通したんですがすぐ閉じて、
マスターに
「明日アクアスロンに出るんです。いま和食で日本酒2合飲んできました。
 あんまり酔わないように元気が出るの、作っていただけますか?」
ってお願いしました。

ダンディーなマスターはすぐにこちらの意図を察してくださって、
フルーツたっぷりのカクテルを作ってくださいました。

「明日のレースに備えてビタミンたっぷりで」と。

なんか甘酸っぱくて美味しかったー。

1杯だけど思っていたのですが、
カクテルがあんまりおいしくて、居心地もとってもよかったので、
もう1杯(爆)


スイカでソルティドックみたいに。
これまたうまーい!

あーこんな感じだったら10杯は飲めちゃう。
もっと強いお酒もおいしくつくてくださるんだろうなー。

なんだろ。
バーテンダーって素敵な仕事ですよねー。
人を見て適度な感じで話したり飲み物提供できるの。

いや、私もそういうのをちょっとでも・・・って思って
ワインとか日本酒とか焼酎とかのサービスを勉強してるわけで、
2010年に思ってた予定では
今年はスピリッツアドバイザーの資格を取るべく勉強していることになってたんですが、
それは置いといて東北めぐりをしているわけで、
こうして東北のショットバーで、
いつか受けるかもしれない試験ためにスピリッツ系を飲んで勉強っていいかも、と思いつつ、
もっと飲みたい気持ちを抑えてホテルに戻りました。

さてー。
翌日はいよいよアクアスロンです。

つづく。


チャレンジ!アクアスロン in 北上 ② その前に、世界遺産観光 ~ 平泉あちこち編

2012-07-21 23:02:21 | Travel
さて、ゆっくりと毛越寺と観自在王院跡をみまして、次はどこみようかな、と。
ふと見ると朝は閑散としていたのにお昼近くなって観光客がたくさん。
混む前に腹ごしらえしておくことにしました。

てくてくと歩いて、中尊寺入口近くにあるレストラン源 へ。


平泉の郷土料理、もち御膳をいただきました。

いろんな味のおもちです。食べる順番指定されます。
全部食べれないんじゃないかと思ったけど、ペロリと(笑)
おいしくいただきました。


腹ごしらえも済んだところで、
次は近くにある平泉文化史館に行ってみました。


お目当てはコレ。

毛越寺の復元模型。

さっき見てきた建物がない毛越寺の庭園と重ねあわせて脳裏に描くと
ほんとに極楽浄土のようなところだったんだろうなーって感じます。



他に無量光院の模型も。

あとで遺跡にも行ってみようと思いました。


他にもいろんな展示品が。

この辺りで出土した縄文時代の土器とか土偶や、


仙台藩がこの辺りを治めていた時の品々など。

沖縄と行き来があったんだー。
江戸時代のシーサー。


さて、文化史館をあとにして、次は、

平泉文化遺産センターへ。
パネルや出土した考古資料の展示で平泉の歴史や文化遺産の概要を紹介する施設。
歴史の勉強になった。
でもすぐ忘れそうなのでまた行きたい(笑)


次の目的地に向かって歩く歩く。


アジサイ、紫陽花、鎌倉みたい。


金鶏山。

頂上には経塚があり、
「平泉を守るために黄金の鶏を埋めた」とか
「北上川まで人夫を並べ一晩で築き上げた山」など伝説があります。


見た目小さい山だし、たぶん散策路みたいに整備されてると思って、
登る気満々で行ったのですが、
「登山口」なんて看板でてて「え?登山?」なんて思って、
もうそんなに時間も残ってなかったし、
何分くらいかかるとか調べてなかったなーって思って、
けっこうもう歩き疲れていたのもあり今回は登るのやめました。
あとで調べたら10分ぐらいで登れるってことだったので、
やっぱ登ればよかったー・・・なんて。
また次回。

登山口には義経の妻子の墓。

追われた義経は、妻と4歳の娘を殺してから自害したのです。


さて、もう1か所行きたいところがあったので向かいました。


無量光院跡。
先ほど文化史館で復元模型を見ましたので現地に行ってみました。

三代秀衡が建立した寺院。
広大な境内の中心に池があり、その中島に阿弥陀堂が建てられていたが
現在はすべて失われています。








現在も発掘調査中で、
将来は池を中心に修復整備される予定だとか。
楽しみですね。



もう一か所寄ろうと思ってて、でももう結構疲れてて、
巡回バスるんるん号通らないかなーって思ったんですが、
時刻表見たら時間合わなかったんで諦めて歩きます。


こういうのに乗って観光してる人もいました。
あ、ちなみにレンタサイクルもあります。


最終目的地は柳之御所遺跡。

奥州藤原氏の政庁、平泉館(ひらいずみのたち)の跡と想定されています。
たくさんの建物跡と共に当時の生活遺物が豊富に出土しているそうです。




遺跡の修復整備が進められています。


近くの柳之御所資料館。

柳之御所の復元模型やCG、出土した遺物の展示があります。


あー勉強になりました!

帰りはるんるん号にて平泉駅へ。



今回は結構歩きましたねー。
まだまだ見てないところたくさんあるので、
また来たいと思います、平泉。

これから今回の旅のほんとの目的地、北上市へ。

つづく。

チャレンジ!アクアスロン in 北上 ① その前に、世界遺産観光 ~ 毛越寺編

2012-07-21 23:01:04 | Travel
はい、
7月の某週末、岩手県入りしましたのは、
日曜日に県南の北上市で行われるアクアスロン(スイム&ラン)に参加するためです。


夜行列車にて土曜の早朝に盛岡着。

半日強の時間的余裕あるので、
ちょっと足を伸ばして世界文化遺産の平泉に行ってみようかな、と。

鈍行列車に揺られて約1時間半、着きました、平泉駅。



世界文化遺産「平泉ー仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」

昨年冬にボランティアの合間に中尊寺だけ観に行ったきりだったので、
今回は毛越寺を中心に観ることにしました。


駅から歩いて10分。



毛越寺。




奥州藤原氏の二代基衡が建立を進め、三代秀衡が完成させた、
仏教堂舎群と浄土庭園ですが、
創建時の伽藍は度重なる火災で焼失してしまいました。

今に残る土塁や礎石などの遺構から、平安時代の伽藍様式をうかがい知ることができます。
また、浄土庭園は日本最古の作庭書「作庭記」の思想や技法を伝える池庭で
浄らかな仏の世界を表しています。



復元図。

この図を頭に思い浮かべながら、
パンフレットに沿って巡りました。


松尾芭蕉、夏草の句碑。



毛越寺本堂。





南大門跡。



毛越寺の正門。
礎石12個が完存する。


大泉ヶ池。

池は海を表現していて洲浜や荒磯、築山が配されている。
南大門から中島、さらに円隆寺へと続く橋が掛けられていた。


池の周りを順路に沿って歩きます。





築山。

海岸に迫る岩山を表現。



ちょっと順路から外れて蓮池へ。



ハスの花、美しいです。



アヤメや菖蒲はもう時期が終わってしまいましたね・・・・。







開山堂。

毛越寺を開山した慈覚大師をおまつりするお堂。



開山堂から大泉ヶ池を臨む。



嘉祥寺跡。

二代基衡が工を始め三代秀衡が完成させた堂。



講堂跡。

仏法を説き聞く堂舎。



さらに進んでいきます。




金堂円隆寺跡。

基衡が万宝を尽して建立した勅願時で、
毛越寺の中心的伽藍であった。
東西に楼が出て鐘楼と経楼があった。



経楼跡。

鐘楼と対称の位置にある経文を納める建物。



鐘楼跡。



鐘楼跡にあるベンチに座り暫し休憩。

そこからの眺め。



池の真ん中の中島や、対岸の洲浜や出島が美しく映えます。



さて、また歩きます。


遣水。





山水を池に取り入れるための水路。
ゆったりと平野を流れる川の姿を表現している。
平安後期の遺構としては国内唯一のもの。



常行堂。

享保17年(1732)に再建されたもの。


常行堂・法華堂跡。

常行三昧、法華三昧という天台宗の修行の道場。
平安時代創建の建物は慶長2年(1597)に焼失。


垣根の向こうには観自在王院跡がちらりと見えます。

二代基衡の妻が建立した阿弥陀堂の跡。
あとで行ってみます。



洲浜。



海を表現する大泉ヶ池のなかの、海岸の砂浜にあたる。



出島と池中立石。



荒磯の風情を表現している。


さて、一回りしてきました、毛越寺の浄土庭園。
本当に美しい庭園で、
お釈迦様がいるところはほんとにこういうところなんだろうなーなんて思ってしまいます。

建物があったらもっともっと美しいのだろうなあと想像します。
奥州藤原氏の衰退のあと、建物の焼失が相次ぎ、
その後誰も再建しなかったのが残念でなりません。



最後に宝物館を見て回りました。

毛越寺一山に伝わる平安期の仏像、書籍、工芸品、
発掘遺品、調査資料、延年の舞用具などを陳列しています。



さて、続いて毛越寺の隣にある観自在王院跡へ。


二代基衡の妻が建立した寺院の跡です。
建物は皆失われていますが、浄土庭園の舞鶴が池を中心に修復整備されています。


池の周りを歩いてみます。






毛越寺の大泉ヶ池とはまた違った趣がありますね。

大阿弥陀堂。



西門跡。



車宿跡。

牛舎の車庫の跡です。

土塁跡。




こちらも美しい浄土庭園でした。




さて、たっぷり時間をかけてました。
毛越寺と観自在王院跡。

でもまだお昼前。次はどこに行こうかな。

つづく。

鮎まつり 今年2回目はフレンチで。

2012-07-19 07:56:53 | Restaurant/Bar/Cafe
何度も言っちゃってますが、
私鮎が大好きで、
例年この時期はいろんな鮎料理を楽しんでます。

でも今年は東北行ったりバイトあったりであまりありつけていない状態。
ふと行き付けのフレンチレストランのウェブサイトをみると、
鮎のテリーヌが入ったコースがあと数日で終わってしまうではないですか!
慌てて電話しまして
「危うく鮎を食べ損ねるところでしたー」と言ったら
笑われちゃいました。


そんなこんなでラ・トルテュさんです。


いつものようにシャンパンとおつまみから。




シャンパンはピエール・ジモネ、ブラン・ド・ブラン。
すっきりさわやか。




そしてアミューズ。


メロンの冷たいスープ 生ハムの小さなサンドイッチを添えて。




アミューズ②の前にそれと合うワインを。


マコン・ペロンヌ・キュヴェ・ヴィエイユ・ヴィーニュ2009
ドメーヌ・デュ・ビシュロン

ステンレス熟成とのことですが、ややタンニン感じられます。
引き締まったシャルドネ。



アミューズその2
メカジキのミキュイ 独活のマリネ、シェリーヴィネガーのソース。

キリッとしたシャルドネはメカジキとはもちろん合いますし、
さっき感じたタンニンがウドととても合っててさすがのマリアージュ。


次の鮎の前菜に合わせてワインを。


アラン ヴォージュ
サンペレ テール ボワゼ 2007

マルサンヌ100%。
たっぷりとした白ワイン。
昨年こちらで鮎を食べたときにはやはりローヌの赤ワインを出していただきました。
やはりローヌと鮎は合うのでしょうね。


さて、鮎。

鮎のコンフィと茄子
温かいテリーヌ仕立て、鮎ワタのタップナード

今回は温かいテリーヌ。
鮎の苦みとたっぷりとしたワイン、とても合います。





そして今回は魚も頼んじゃったので、それに合わせてワインを。


メゾン・ロッシュ・ド・ベレーヌ
ピュリニー・モンラッシェvv 2009

ニコラ・ポテルのネゴシアンです。
きれいに樽がかかっています。果実味と酸、ミネラルのバランスもよし。


魚料理。

平目のムニエル 夏野菜と海老のパン粉焼きをのせて サフランのソース。

わー。おいしいなあ・・・・。
ワインとのマリアージュも素晴らしい。
フレンチっていいなあと思えるひととき。




次の肉料理のためのワイン。


レ・ヴァン・ド・ヴィエンヌ エリュイカム 2008
VDPコリーヌ ローダニエンヌ

フランソワ・ヴィラール氏、ピエール・ガイヤール氏、イヴ・キュイユロン氏の優秀な若手醸造家3人が、
1996年から始めたネゴシアン。
北ローヌのローマ時代から続く非常に急な斜面にある畑。土壌は石英質雲母片岩。
シラー100% 18か月樽熟成。

とてもエレガントなシラー。
果実味とスパイシーさのバランスがとてもいい。
とてもおいしい。


肉料理はこちらを選びました。

茹でウズラ
豚足とフォアグラ詰め、ブイヨン仕立て


中から豚足やフォアグラが出てきます。

茹でてあるせいかあっさりいただけます。
エレガントなシラーとの相性もばっちり。




デセールのまえのお口直し。

ライチのソルベとバラのジュレ。




そしてデセール。

<ピュアカライブ>チョコレートのパテ
ミルクチョコアイス、パッションフルーツの種

大好きなピュアカライブのパテ、
今回はチョコとの相性抜群のパッションフルーツと一緒に登場。
おいしー。





小菓子とハーブティー。





あーずっとこういう食事してなかったせいか、
昼からガッツリ食べちゃいましたー。

大好きな鮎も堪能しました。

いつものようにワインとお料理のマリアージュも申し分なく、大満足。

いつもありがとうございます。

近々お友達と来ることにしていたのでその予約をして帰りました。
またお邪魔しまーす。


音楽いっぱいの夏

2012-07-18 23:23:22 | Music
夏の札幌は音楽でいっぱいです。

いろんな音楽イベントが目白押しなのです。

そのなかのひとつ、札幌ジャズフェスティバルに、
昨年に引き続きお友達と一緒に行ってまいりました。

約ひと月間、
街角ではアマチュアバンドが、
常設や特設のホールやステージではメジャーなミュージシャンが
毎日ライブ演奏しています。

地下の歩行空間で。


日曜日には歩行者天国でこんなイベントが行われていたり。


メジャーどころのライブは、たくさんある中から厳選して、
寺井尚子さんと渡辺貞夫さんの演奏を聴きに行きました。

ホワイトロックと呼ばれる特設テントにて。







まずは寺井尚子さん。
昨年同様、
早めに会場入りしてワインを飲んだりおつまみ食べたりして、開演を待ちます。








さてテントに楽しい照明が映し出され、いよいよ開演です。






寺井尚子クァルテットの登場です。






演奏はタンゴの巨匠アストル・ピアソラのアレンジが中心でした。
昨年バンドネオン奏者のリシャール・ガリアーノとセッションして
ピアソラオマージュのアルバムも出しているらしく、
その流れの選曲みたいです。
今年はピアソラ没後20年ですもんね。
私はピアソラ好きなんでまあよいのですが、
やっぱりピアソラはバンドネオンで聞きたいですね。


さて、日を変えて、渡辺貞夫さんのライブ。
またまた早めに会場入りしてワイン&ダイン。

そしてナベサダ登場。

78歳?お若いですねー。



演奏はアフリカの民族音楽のエッセンスを取り入れたフュージョン。
ジャズの奥行きの深さにを感じます。
ミュージシャンの生き方や思想が表れますね。

お酒を飲みながらジャズのライブを楽しめるなんて、
あー大人ってステキ!と、いろんな意味で満足した夏のひとときでした。

もんじゅくんといっしょ。

2012-07-13 23:56:44 | Life
6月末辺りから東京では首相官邸前で反原発デモやってますね。
毎週金曜日。

札幌でも7月の第1金曜日から反原発アクション始まりました。
わたくし、
金曜日はだいたい夜のバイト入っているので参加できないなあと思っていたのですが、
昼の仕事で会議とか入ってなければ30分くらい早く帰れる時があって
(あ、もちろん時間休取ってるんですが)
そうするとバイト出勤までの30分くらい参加できるかなーって思いついて、
第2週目の金曜日、反原発アクションに行ってみることにしました。

主催者側でプラカードとか用意してくれているようだったのですが、
ネットでダウンロードできるもんじゅくんのうちわを昼休みに作って
持参していきました。



もんじゅくんは早くお仕事辞めたい原発フレンズのアイドルです。


さてこの日の集合場所は大通6丁目。



たくさん人が集まってます。

予定の6時をちょっと過ぎてから行進開始。
道庁に向かって歩きはじめます。








道庁付近まで歩いたところでわたくし時間切れ。
バイトに向かいました。


その後、祝日に行われたデモにも参加しました。

いま全国で毎週金曜日にこのようなアクションが行われています。


原発動かさないと経済が悪化する・・・とかいろいろ意見ありますし、
私もまだまだ勉強不足ですが、
経済とか何とかよりも、私にとっては、
広島と長崎を経験している日本人が
また福島で国民が被爆することになった悔しさのほうが何万倍も勝ります。

アクションに参加しているとき
みんなで「福島返せ」とか言うとき涙が出そうになります。
都会の人たちの便利のためにもう自分の家に帰れなくなった人たちを思うと泣けてきます。

いまいろんな原発関係の本を読んでいます。
いろんな立場の本を読んでいろんな考え方を身に付けていきたいと思ってます。

私自身なかなかアクションには参加できませんが、
毎週金曜日に集まってくれている人たちに敬意を表します。
私もまた行けるときには参加したいと思います。

ある日の晩ごはん パエリヤ

2012-07-08 23:41:14 | Food
7月8月は週末は東北、平日は本職+バイトそしてときどきワイン会で劇的に忙しく、
ブログの後出しぶりも著しく、
1か月以上前のものを書いている状態ですが、
ぼちぼちアップしていきますんで長い目で見てやってください

さて、7月初めのこの日は珍しくおうちでご飯を食べられるチャンスに恵まれ、
ぜひこれを!と思い立って作りました。


ミックスパエリヤ。

サッカーのユーロ2012でスペインが連覇を成し遂げたとき、
これはパエリヤにカヴァでお祝いだ!と思っていたのですが
この日までチャンスに恵まれず、やっと作りました。

あーおいしかったなあ。

東北ボラの疲れと日々の仕事&バイトの疲れがたまっていたので、
疲労回復栄養素、魚介のタウリンと豚肉のビタミンBが体に沁み渡りました。





ブラインドテイスティングの会へ。

2012-07-04 23:21:28 | Wine
3日間のボランティアの旅から戻って間もないこの日、
いつもお世話になっているブラインドテイスティングの会に参加しました。



まずはお料理を一気にご紹介。


小さなフォアグラのタルト
フランス産アカシアの蜂蜜と黒胡椒風味


北紫ウニとタラバ蟹、海の幸のデリス
アネットの香るムースと花飾りを添えて


小海老とアスパラガスのフレッシュパスタ・タリオリーニ
バジルとカラスミをアクセントに

写真なかった(汗)
“金目鯛のポワレ”
(さわやかなシードルクリーム仕上げ)


カナダ・アルバータ産ビーフのロティ
北あかりのドフィノワーズと西洋ワサビ(レフォールソース)


“ブランマンジェ~コートダジュールの夕暮れ”
フルーツとハーブのクリスタル、パールタピオカのミルクジャム




さてさて、それではブラインドテイスティングです。
ほんとはお料理とテイスティング、同時進行なんですがね。


今回は泡1、スティル15アイテムです。


まずは泡。
酵母、ブドウ、ももの香り。
酸が強い レモン、もも、酵母の風味、苦み、余韻短い。
予想:泡はほんと勉強不足でわかんない。ピノブランとか使ったヨーロッパの安いやつとか?

正解:山梨・塩山の機山洋酒工業が造ったスパークリング。山梨県産の甲州種100%使用。
   国産ではいち早くシャンパーニュと同じ製法(瓶内二次発酵)で醸造。6000本限定生産。
がーん・・・・。苦手とはいえ、いきなり大はずしはへこむなあ(笑)



薄い黄色。 青い若葉 ネコ尿臭 典型的ソービニヨンブランしかもNZの。
酸味、もも、苦み、ミネラルはあまり感じない、alc.高い 余韻長い
予想:ニュージーランド・マルボロ地区のソーヴィニヨンブラン、2010年あたり。

正解:シレーニ・ヌーヴォー・ソーヴィニヨン・ブラン ヌーヴォー 2012 ニュージーランド
当たったー。でも2012年!あ、ヌーヴォーだ!
南半球は季節が逆だから今頃ヌーヴォーなんですね。



薄いゴールド。はちみつ、リンゴの香り。
alc.高い、リンゴ、酸味低め、樽の渋み、バニラ、はちみつ、人工的厚み。
予想:シャルドネ、チリもしくはスペインとか。2006くらい。
 
正解:リアスバイシャス コントラアパレーデ 2007 スペイン  
   アルバリーニョ100%、樹齢70年、
   1500Lのステンレスタンク3年8ヶ月シュールリー熟成、生産量2,000本。
えー。アルバリーニョのイメージ変わったなあ。 



レモンイエロー。 樽臭い、青臭い。あまり香り立たない。
やや苦い、酸味あとからじわじわ、ミネラルあまり感じない、余韻長い。
予想:なんだろこれ。あんまりおいしくないから日本っぽい。青いからソーヴィニヨンブラン、09くらい。
 
正解:ハンス・ヴィルシング シルヴァーナ・トロッケン 2010 ドイツ
えー?フランケンのミネラルあまり感じなかったなあ・・・。



明るいゴールド。漬物臭い、香ばしい、ナッツの香り。
しゃばしゃば(うすい)、果実味薄く、酸あとからじわじわ、ローストした樽、渋み、
Alc.そんなに高くない。
予想:日本、シャルドネ、2009年あたり。

正解:キザンセレクション シャルドネ 2009 日本
わーい!国も品種もヴィンテージも当たった!



黄色。ミラベル、ミントの香り。
塩味、酸味中等度、alc.高い、
予想:あーこれももう全然わかんない。フランスのどこかマイナー産地のシャルドネ、09くらい。

正解:コート・デュ・ジュラ・シャルドネ“アン・ビヤ”2006 フランス
   ドメーヌ・ジュリアン・ラベ。
ああ・・・そういうことか・・・。これはわかんないや。



濃いゴールド。ゴム、オレンジの香り。
ゴム、酸味高め、ペトロール、出汁の風味。なんか飲んだことある・・・。
予想:もう全然わかんないんだけど、初めてじゃない気がするこの感じ。
   フランス・アルザス地方のリースリング、自然派の作り手、06くらい。

正解:グイド・マルセッラ フィアーノ・ディ・アヴェリーノ 2003 イタリア
がーん!これ、2週間くらい前に私の誕生会で頂いたののヴィンテージ古いやつ。
どおりで飲んだことあると思った・・・・。
フィアーノ好きなのに当てられないなんて(悲)


さて、ここから赤ワインです。



紫、透明度高い。甘い香り、赤果実、樽、漬物臭い、ミントの香り。
アタック果実味、酸味じわじわと高まる、さらさら、タンニン張り付かず収斂、タンニン強め、alc.高め。
予想:日本、メルロー、2010年くらい。

正解:山崎ワイナリーTAPPU807-1(ドルンフェルダー80%、ツヴァイゲルト20%)2010 日本
あー、国とヴィンテージだけ当たりましたね。
ドルンとかツヴァイとメルローってしっかり飲み比べてみたいな。



やや茶色が入ったガーネット、透明度高い。
黒果実、出汁の香り。
酸味中等度~高め、タンニンやわらか、出汁の風味
予想:フランス・ブルゴーニュ・ニュイサンジョルジュ 99くらい。

正解:ルイジャド ブルゴーニュ・モレサンドニ 99年 フランス
あーヴィンテージは当たりましたね。モレサンかあ・・・ふむふむ。



ガーネット、透明度中等度。インクの香り。
カシス、タンニン張り付く、酸低め
予想:ボルドー・右岸、Me率かなり高い90~100%くらい、98年あたり。

正解:シャトー・フルール・ド・ジャン・ゲ、ラランド・ポムロル、2000年 フランス
   Me100%
あーなんか微妙な当たり方ですねー(笑)
   


明るいガーネット、透明度高い、赤ベリーの香り、出汁の香り。
赤ベリー、タンニン低い、酸味低い。
予想:フランス・ブルゴーニュ・シャンボールミュジニー 09くらい。

正解:ユドロ・バイエ シャンボールミュジニーVV 2009
やったー当たったー!!



軽くオレンジが入ったガーネット、透明度高い。 カシス、インクの香り。
タンニンすごく高い、カシス、出汁の風味、余韻にカベルネ系の青さ。
予想:色とタンニンから判断すると熟成バローロなんだけど、
   カシスの風味とカベルネ系の余韻があるからボルドーかな。
   フランス・ボルドー左岸、タンニン強いから90年代の良い年、96年とか。

正解:ラ・ロズリエール ポムロル 1979年 フランス
あー、Me+CFで青さはフラン由来かな。それにしても79年とは・・・・。しかもこのタンニンの強さは驚き。



ルビー色、透明度中くらい。 スモークの香り、インク、青っぽい香り。
カベルネフランのような青さ、インク、タンニン中等度、酸味低め、薄い
予想:薄いから日本かな。日本のカベルネ、08くらい。

正解:小布施ワイナリー ソガ・ペーウ・エ・フィス 
   オーディネール メルロー・カベルネソーヴィニヨン 2009 日本
ああ、メルロー主体でしたか・・・



ガーネット、透明度中等度。 バニラ、甘い香り、化粧品の香り。
赤果実、甘み、alc.そんなに高くない。酸低い、タンニン低~中等度、ベルベット
予想:スペイン、テンプラニーニョ 03

正解:ボデガス・ビルバイナス ラ・ヴィカランダ・レゼルバ 2003 スペイン
当たりました。これ自分が持っていったものなので。
サッカーのヨーロッパ選手権でスペインが優勝したので、
お祝いにスペインのワインを持っていこうと決めていたのでした。



ややオレンジが入ったガーネット 透明度中等度 きゅうりの古漬けのような香り
茎 酸味強い タンニン軽く張り付く
予想:ボルドー左岸 CS70% Me20% CF10%くらい 97年

正解:バロン・フィリップ・ロートシルト バロナーク ヴァン・ド・ペイドック 1998 フランス
あらー。南仏でした。どうりで繊細さにやや欠けると思いました。
ブドウはCF、Me、CF、Mal、Sy、Greの6種類入っているようです。



ガーネット 透明度かなり低い 若草、インクのような香り
果実味たっぷり カシス 酸味低い タンニン収斂性 ベルベット alc.高い
予想:この濃さと酸味の低さは南アフリカかな。CS、2008年あたり。

正解:スターク・コンデ カベルネ・ソーヴィニヨン 2005 ステレンボッシュ 南アフリカ
やはり南アでしたか。ヴィンテージはずしちゃいましたが(笑)


はい、またまたたくさん味わいましたー!



私が持って行ったスペイン、皆さんにおいしいと言っていただきよかったです。

また参加させていただきたいと思います。
ありがとうございました。

復興支援ボランティアの旅 in 宮城 ⑦ 思いがけず仙台観光と牛たんディナー

2012-07-03 22:04:44 | Travel
仙台若林区でのボランティアと視察を終え、
ボラセンに戻ってひと休みしていました。

単独で北海道から来ていたお姉さんがはじめての東北観光ということで、
あーだこーだとアドバイスしていましたら、
地元からのボランティアのおじさまが、
これから車でぐるっと仙台周ってあげようか?と言ってくださり、
私は別に行かなくてもよかったんですが、
なんとなくお供することになりました


若林区から仙台市街地をくるりとめぐり、仙台城跡へ。



わー。
なんかこれ、たぶん小学校の修学旅行以来かも(笑)



仙台市街を臨む。


なんか石垣の跡と小さな展示施設しかなかったんだけど、
昔からこんな感じだったかな、青葉公園。



もう何十年も前だからよく覚えてない(笑)



神社にお参りして終了。


駅前にて解散。
ひとりで牛タン食べに行こうと思って、
前の晩に馴染みのバーで勧められた牛タン店に電話するも予約でいっぱいと

ということで、この度はこちらのお店で牛タンディナーです。


暑い中力仕事したのでビールでスタート。


そしてまず牛タンたたき。

柔らかくてウマし。

生肉禁止の風潮の中、
牛タンは出しても問題ないんだーと思いつつ・・・。

まだお腹に余裕があったので、牛タン焼きも。

これも美味し。

ということで空港に向かいました。

今回は土日月の3日間、イベントのお手伝いから瓦礫片づけまで、
内容の濃いボランティアの旅となりました。

また来ます、宮城県。