この日はいつもの仲間ととワイン会。
今回のテーマはACブル、06~09の垂直試飲です。
旅の記録を必死で書き上げたのは、この日のワインを美味しく頂くためでもありました(笑)
いつものモンレーヴさんに集合。
今回の腹ごしらえアイテムはデリバリーのピタサンドなど。
ボリュームありました!
そして肝心のワインはこちら。
ティエリ・モルテ
ブルゴーニュ・ルージュ
06~09の4本とおまけのパストゥグラン09
ではでは試飲といきましょうか。
<2006>
薄いルビー色 なめし皮、ややスモーキーな香り
アタックはダークチェリーのような果実味
酸は低め タンニンはシルキーで収斂性あり カカオのような余韻
ちなみに、この年のブルゴーニュの天候は、
「変転した天候が特徴であったが、7月の猛暑のあとに、8月のにわか雨が続いた。
9月は、フランスのワイン生産地域の中で最も幸運に恵まれた場所の一つで、
雨が少なく気温も穏やかであった。」
<2007>
ルビー色 エッジにほんの少しオレンジ色 酸っぱい果実の香り
アタックは酸っぱい果実 酸味がググッと口内に広がる
あとからタンニンがじわーっと 酸味の余韻が長め
天候は
「気候が不安定だった為、ドメーヌや畑によってスタイルと品質に大きなばらつきが出た。
4月は好天に恵まれましたが6月から8月にかけては曇りがちで、気温も低く雨も多い不順な気候だった。」
<2008>
ルビー やや青っぽい香り
アタックはチェリーのような果実味 タンニン強めで張り付く
酸味はあとからじわっと広がる中等度 余韻はチェリー
気候は
「天候が不安定で、生産者の経験が必要とされたヴィンテージ。
腐敗、ボトリティス菌のために収穫は遅れ、収量も減少した。」
<2009>
明るいルビー 甘い赤果実の香り
アタックは果実味 赤果実というよりややカシスのような
やや焦げた感じ タンニン強めで軽く張り付きすっと消え収斂性あり
酸味はあとからじわっと広がる中等度 余韻は酸とタンニン
気候は
「2009年は正常な四季に恵まれた。
寒く雪に見舞われた冬、心地よい春、期待通りの夏らしい夏と、天候に恵まれた幸運な一年を経て、
ぶどうは順調に成長し、すばらしい成熟度に達した。
2005年に似ているとか50年に一度の出来などとも言われる。」
<パストゥグラン2009>
なんか青臭い・・・っていうか硫黄臭い。
どうやら熱劣化しているらしいです。
輸送や保存の際に高温の環境に置かれていたと思われます。
ちょっと飲めませんでした。
残念ですね。
作り手によってもヴィンテージの傾向は違ったりするし、
半年後とか一年後に飲んだらまたガラッと雰囲気変わったりするので、
今回のテイスティング結果が全てではないのですが、
こうして同じ作り手の同じ銘柄を垂直試飲する機会はあまりないので、
ヴィンテージごとの大まかな傾向と、
4年でどんな風に熟成するのかの過程を体感することができました。
大変勉強になりました。
いつも素晴らしいワイン会を企画してくださる仲間に感謝。
今回のテーマはACブル、06~09の垂直試飲です。
旅の記録を必死で書き上げたのは、この日のワインを美味しく頂くためでもありました(笑)
いつものモンレーヴさんに集合。
今回の腹ごしらえアイテムはデリバリーのピタサンドなど。
ボリュームありました!
そして肝心のワインはこちら。
ティエリ・モルテ
ブルゴーニュ・ルージュ
06~09の4本とおまけのパストゥグラン09
ではでは試飲といきましょうか。
<2006>
薄いルビー色 なめし皮、ややスモーキーな香り
アタックはダークチェリーのような果実味
酸は低め タンニンはシルキーで収斂性あり カカオのような余韻
ちなみに、この年のブルゴーニュの天候は、
「変転した天候が特徴であったが、7月の猛暑のあとに、8月のにわか雨が続いた。
9月は、フランスのワイン生産地域の中で最も幸運に恵まれた場所の一つで、
雨が少なく気温も穏やかであった。」
<2007>
ルビー色 エッジにほんの少しオレンジ色 酸っぱい果実の香り
アタックは酸っぱい果実 酸味がググッと口内に広がる
あとからタンニンがじわーっと 酸味の余韻が長め
天候は
「気候が不安定だった為、ドメーヌや畑によってスタイルと品質に大きなばらつきが出た。
4月は好天に恵まれましたが6月から8月にかけては曇りがちで、気温も低く雨も多い不順な気候だった。」
<2008>
ルビー やや青っぽい香り
アタックはチェリーのような果実味 タンニン強めで張り付く
酸味はあとからじわっと広がる中等度 余韻はチェリー
気候は
「天候が不安定で、生産者の経験が必要とされたヴィンテージ。
腐敗、ボトリティス菌のために収穫は遅れ、収量も減少した。」
<2009>
明るいルビー 甘い赤果実の香り
アタックは果実味 赤果実というよりややカシスのような
やや焦げた感じ タンニン強めで軽く張り付きすっと消え収斂性あり
酸味はあとからじわっと広がる中等度 余韻は酸とタンニン
気候は
「2009年は正常な四季に恵まれた。
寒く雪に見舞われた冬、心地よい春、期待通りの夏らしい夏と、天候に恵まれた幸運な一年を経て、
ぶどうは順調に成長し、すばらしい成熟度に達した。
2005年に似ているとか50年に一度の出来などとも言われる。」
<パストゥグラン2009>
なんか青臭い・・・っていうか硫黄臭い。
どうやら熱劣化しているらしいです。
輸送や保存の際に高温の環境に置かれていたと思われます。
ちょっと飲めませんでした。
残念ですね。
作り手によってもヴィンテージの傾向は違ったりするし、
半年後とか一年後に飲んだらまたガラッと雰囲気変わったりするので、
今回のテイスティング結果が全てではないのですが、
こうして同じ作り手の同じ銘柄を垂直試飲する機会はあまりないので、
ヴィンテージごとの大まかな傾向と、
4年でどんな風に熟成するのかの過程を体感することができました。
大変勉強になりました。
いつも素晴らしいワイン会を企画してくださる仲間に感謝。