最近のご飯たち

昨年飲食の仕事を経験して、
「旬」というものを考えるようになりました。

去年勤めていた店は一応会席(懐石)の店だったので
旬のものを使ってました。
今年の春に勤めていたワインバーでも
和食出身のカトシェフがカルパッチョに使う魚介は旬のもの。
今のバイト先でも季節のものが満載。

やっぱ和食はいいなあ・・・。
っつか、洋食でも旬あるけどね。

ってことで最近の私はご存知のとおり
ウニやアワビ、鮎など家でも季節の素材を楽しんでます。

前置き長くなりましたが・・・
最近のわたくし的旬事情をご紹介。

ちょっと前まで「時しらず」「時鮭」などと呼ばれる魚が
出回ってました。
本来の旬から外れたいま時期に取れる鮭で
生殖作業を控えていない分、身をおいしくいただけます。
ということで、ある日の朝ごはん・・・

うまーい。

ハタハタの旬は冬ですが、
今時期のハタハタは時鮭と同様に
卵や白子を抱えていないぶん身がおいしいんだ、と
今のバイト先の店主が言ってました。
で、ある日の晩ご飯・・・・

ハタハタの一夜干。
生じゃないのが残念ですが。
でもうまいっす・・・。

旬から外れたもののおいしさを知っていて
敢えていただくのもいただくのも
またその素材を楽しむことになる・・・。
ほんとに食べ物・・・いや自然とは奥が深い。

先日近くのダイエーで
チップという淡水魚が売られてました。
迷った挙句買わなかったのですが、
すごく後悔しています。
チップは姫鱒ともいわれ、
鮭が内陸の湖に閉じ込められたもの。
支笏湖なんかの特産です。
たいてい料理屋さんに買われてしまうので
スーパーなんかではめったにお目にかかれません。
知ってはいたんですが、
油断して「明日また売ってるんじゃないか」などと
甘い考えを起こしたばかりに食べそびれました。
ああがっかり

またお目にかかれないかなあ、チップ・・・。