この冬、はかどらなかったなあ、メドックシリーズ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_gaan.gif)
本格的に暑くなってくる前に、
ボルドー格付け3級を飲んじゃおうと思います!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/36/3641dca0d0eb9fadf2a96421d4a18059.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/11/27946d8f505d1fc35a0437ea89e8e09c.jpg)
Chateau Giscours 2002
マルゴーの3級シャトー。
240haを超すジスクールの広大なシャトー(ブドウ畑はその3分の1以下)は
ラバルドと呼ばれるマルゴーのコミューンの最南部に位置している。
一時期荒れていたこのシャトーは、
1952年、タリ一族によって息を吹き返し、品質・名声ともによみがえった。
ピエール・タリは1970年に経営権を強め、また、ボルドーの代表的なスポークスマンともなった。
1980年台後半まで、彼は、ボルドー・ワインの価値の向上という1つの目標のもとに
ボルドーのシャトーをまとめる団体Union des Grands Crusの会長を務めた。
豪壮なジスクールのシャトーは、メドックでも最大級で、足を運ぶだけの価値はある。
1847年当時の所有者であったパリの銀行家のペスカトーレ伯爵が
ウージェニー女王を招待するために建てたシャトーで、
古い木々に覆われた美しい公園の中にある。
1980年台前半にかけて多くのワインの質が低下したことを除けば
(この時期のワインは商業主義があからさまで、たるんだ、やわらかいものだった)、
ジスクールのワインは、深みのある、場合によっては光を通さないくらい濃い色や、
あり余るほどの凝縮感、たっぷりのタンニンによる筋肉質でリッチなつくりが特徴になっている。
また1970年台においては、「はずれ年」でも、
ジスクールは品質の点でボルドーの大半の著名なシャトーのものを上回っていた。
1995年にタリ家はジスクールをオランダ人実業家のエリック・アルバダ・イェルヘルスマに売却した。
彼の投資とジスクールへの情熱の結果、
このミレニアムの最後になって、印象的なヴィンテージの三部作が生まれた。
2001年、2000年、1999年は、ジスクールの史上最上の三部作である。
潜在的には最上のつくり手である(1975年と1978年がその例である)ジスクールだが、
過去20~30年間の出来にはばらつきがあった。
しかし近年、エリック・アルバダ・イェルヘルスマが監督するようになってから
状況はよくなってきている。
こうした改良はあるものの、ジスクールの現在の出来栄えは四級レベルであり、
価格政策は現実的である。
<シャトー情報>
平均年間生産量:30~35万本
畑面積:80ha、
平均樹齢:30年、
植樹密度:8300本/ha、
平均収量:45hl/ha
育て方:6~8日間の発酵と、15~18日間のアセレーションは温度管理されたステンレスタンクで。
熟成は毎年3分の1ずつ更新される樽で18ヶ月。卵白で清澄するが、濾過はしない。
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニョン55%、メルロー35%、カベルネ・フラン+プチ・ヴェルド10%
所有者:エリック・アルバダ・イェルヘルスマ
<テイスティング>
外観:エッジはガーネット 中央もガーネット
粘性高い 透明度低い
香り:若木 青野菜 腐葉土 スモーク インク カシス
味わい:アタックはシャープ かなりインキー 収斂性の強いタンニン
alc.13%くらいか
あんまり強いのでデカンタージュすると、
インキーな感じはやや和らぎカシスのニュアンス出てきたが
それでもまだ固いので翌日まで待つことに。
翌日は、
アタック少し和らいでややシャープ、強めのタンニンの収斂性と中等度~高めの酸
カシス、青野菜、余韻は中等度の長さでカシスとタンニンの渋さ
さらにデカンタージュして1時間・・・・
タンニンは滑らかに、酸味も穏やかに。
カシスの風味が前面に出てくる。
余韻は中等度の長さ。
アッセンブラージュ予想:CS60%Me30%CF7%PV3%
アッセンブラージュ正解:CS60%Me40%
alc.正解:13%
すごい硬かった![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_hekomu.gif)
マルゴーだから2002年でももう少し飲みやすいと思ったのに。
マルゴーでもオーメドック寄りだからかしら?
やっぱり2002年を今開けるのは無理があるのか?
でも2級でも2002でおいしいのがあったから、
やっぱ流行に乗って早飲みを意識したつくりかどうかなのでしょう。
アッセンブラージュも微妙な当たり具合で・・・。
また頑張ります![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_nika.gif)
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本格的に暑くなってくる前に、
ボルドー格付け3級を飲んじゃおうと思います!
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Chateau Giscours 2002
マルゴーの3級シャトー。
240haを超すジスクールの広大なシャトー(ブドウ畑はその3分の1以下)は
ラバルドと呼ばれるマルゴーのコミューンの最南部に位置している。
一時期荒れていたこのシャトーは、
1952年、タリ一族によって息を吹き返し、品質・名声ともによみがえった。
ピエール・タリは1970年に経営権を強め、また、ボルドーの代表的なスポークスマンともなった。
1980年台後半まで、彼は、ボルドー・ワインの価値の向上という1つの目標のもとに
ボルドーのシャトーをまとめる団体Union des Grands Crusの会長を務めた。
豪壮なジスクールのシャトーは、メドックでも最大級で、足を運ぶだけの価値はある。
1847年当時の所有者であったパリの銀行家のペスカトーレ伯爵が
ウージェニー女王を招待するために建てたシャトーで、
古い木々に覆われた美しい公園の中にある。
1980年台前半にかけて多くのワインの質が低下したことを除けば
(この時期のワインは商業主義があからさまで、たるんだ、やわらかいものだった)、
ジスクールのワインは、深みのある、場合によっては光を通さないくらい濃い色や、
あり余るほどの凝縮感、たっぷりのタンニンによる筋肉質でリッチなつくりが特徴になっている。
また1970年台においては、「はずれ年」でも、
ジスクールは品質の点でボルドーの大半の著名なシャトーのものを上回っていた。
1995年にタリ家はジスクールをオランダ人実業家のエリック・アルバダ・イェルヘルスマに売却した。
彼の投資とジスクールへの情熱の結果、
このミレニアムの最後になって、印象的なヴィンテージの三部作が生まれた。
2001年、2000年、1999年は、ジスクールの史上最上の三部作である。
潜在的には最上のつくり手である(1975年と1978年がその例である)ジスクールだが、
過去20~30年間の出来にはばらつきがあった。
しかし近年、エリック・アルバダ・イェルヘルスマが監督するようになってから
状況はよくなってきている。
こうした改良はあるものの、ジスクールの現在の出来栄えは四級レベルであり、
価格政策は現実的である。
<シャトー情報>
平均年間生産量:30~35万本
畑面積:80ha、
平均樹齢:30年、
植樹密度:8300本/ha、
平均収量:45hl/ha
育て方:6~8日間の発酵と、15~18日間のアセレーションは温度管理されたステンレスタンクで。
熟成は毎年3分の1ずつ更新される樽で18ヶ月。卵白で清澄するが、濾過はしない。
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニョン55%、メルロー35%、カベルネ・フラン+プチ・ヴェルド10%
所有者:エリック・アルバダ・イェルヘルスマ
<テイスティング>
外観:エッジはガーネット 中央もガーネット
粘性高い 透明度低い
香り:若木 青野菜 腐葉土 スモーク インク カシス
味わい:アタックはシャープ かなりインキー 収斂性の強いタンニン
alc.13%くらいか
あんまり強いのでデカンタージュすると、
インキーな感じはやや和らぎカシスのニュアンス出てきたが
それでもまだ固いので翌日まで待つことに。
翌日は、
アタック少し和らいでややシャープ、強めのタンニンの収斂性と中等度~高めの酸
カシス、青野菜、余韻は中等度の長さでカシスとタンニンの渋さ
さらにデカンタージュして1時間・・・・
タンニンは滑らかに、酸味も穏やかに。
カシスの風味が前面に出てくる。
余韻は中等度の長さ。
アッセンブラージュ予想:CS60%Me30%CF7%PV3%
アッセンブラージュ正解:CS60%Me40%
alc.正解:13%
すごい硬かった
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マルゴーだから2002年でももう少し飲みやすいと思ったのに。
マルゴーでもオーメドック寄りだからかしら?
やっぱり2002年を今開けるのは無理があるのか?
でも2級でも2002でおいしいのがあったから、
やっぱ流行に乗って早飲みを意識したつくりかどうかなのでしょう。
アッセンブラージュも微妙な当たり具合で・・・。
また頑張ります
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