Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

冬の北リアスと盛岡へ ② 三陸鉄道 マリンブルーとそよ風をぬって 田野畑~宮古の巻

2013-02-16 23:40:19 | Travel
さて、三陸鉄道北リアス線、陸中野田駅から田野畑駅に向かいます。



このあたりでは一部電車の速度が遅くなり、
車掌さんがマイクを通して観光案内をしてくださいます。

安家大橋と安家(あっか)川を臨む。


安家川は流域にダムがなく渓流釣りのメッカとして知られています。
また安家川には貴重なカワシンジュガイが生息しています。
「安家」の由来はアイヌ語のワッカ(きれいな水)と言われていますが、
まさにその名のとおりの清流・・・・・。

上流には安家渓谷、
そして総延長が 23kmに達する日本最長の鍾乳洞、安家洞があります。


さて電車はまた速度を上げて進みます。

堀内(ほりない)駅付近。






そしてまた速度が落ちます。


大橋橋梁を通過。



山側には堀内大橋。

美しい冬景色ですねー。


さてここからはトンネルや山続きでしばし海とお別れ。




そして田野畑につきました。



カンパネルラ田野畑駅。
宮沢賢治の童話から取ったニックネームが付いた駅です。


ここから2つ先の小本駅までバスに乗り換えです。


次の島越駅とその周辺は大きな津波の被害に遭い、
鉄橋が陥落してしまったので復旧に時間がかかっているのです。

バスの乗り換え時間は10分程度。

急いで駅舎の売店で田野畑での経済活動!

おなじみ、飲むヨーグルト。
おいしかった。

途中の普代村での経済活動できなくて残念・・・。
野田の道の駅で普代のアイスキャンディー買えばよかった・・・・。


さて、バスが発車しました。

見るたびビックリする、平井賀川の水門の上にある三鉄のレプリカ(笑)



バスは山側に入り、国道45号線を南下します。


思惟大橋を通過中、海方向を眺める・・・。


小本到着です。

この観光センターの中に電車乗り場への階段があります。





次の宮古行の電車まで1時間ぐらい。

少し小本を歩きます。


海のほうに向かって歩きました。


小本温泉。
1階が浸水して営業停止になりました。
まだ再開してないのかな・・・・。


小本川の水門。

津波はこの水門にすごい威力で当たり、巨大な水柱を立てて門を超えて、
町は浸水したといます。


水門近く、防波堤の内側に瓦礫置き場。





雪でわかりにくいですが
ガードレールの支柱みたいなのが斜めになったりしています。



さて、駅方面に戻りましょう。


駅の山側に仮設商店街があります。



スーパーマーケットで経済活動。

のどが渇いてたのでドリンク2本。

小本がある岩泉町は龍泉洞という鍾乳洞が有名。
そこの水を使ったサイダーとコーヒー。

駅の待合室でごくごく飲みました。


さて、そろそろ電車に乗りますか。



待っていてくれたのはなんと「てをつな号」!



これに乗って終点の宮古に向かいます。


車内にもキャラクターの絵が。







田老地区。





雪でわかりませんが、
秋に来たときは建物の基礎が残っていたので
震災前はこのあたりにもたくさんお家が立っていたのでしょう。

瓦礫もあまり減っていませんね・・・・。



さて、宮古に到着です。



宮古からJRに乗り換えて盛岡に向かいます。
30分くらい時間があったので、
三鉄宮古駅内を見てまわります。






経済活動も。

三陸鉄道沿線カップ酒の旅(商品名)

北リアス線沿線の酒蔵3社、菱屋酒造店・泉金酒造・福来の
自慢の特別純米酒のカップ酒が入ってます。


(通販サイトより写真拝借)


あー楽しい旅でした!
ありがとう三陸鉄道北リアス線。

全面復旧が待ち遠しいですね!


それでは盛岡い向かいましょう。

JR宮古駅も、釜石、盛、気仙沼駅と共に外装工事を終えたばかり。

「浜のまち」をテーマにした改装で、
国指定名勝・浄土ヶ浜の砂浜をイメージさせるように外壁は白色にし、
灯台を模して丸いライトを設置、
待合室の天井は波形にしたそうです。

またゆっくり来ますね、宮古。

盛岡に向かう電車の中では爆睡しました(笑)

18時ちょうどに盛岡着。

盛岡グルメ編に、つづく。


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