Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

冬の北リアスと盛岡へ ③ 盛岡でジビエ(マタギ?)料理

2013-02-16 23:41:16 | Restaurant/Bar/Cafe



控えめなイルミネーションが付いた岩手公園のわきを通りまして
盛岡在住の妹とともに向かいましたのは、桜山の飲食店街。


お目当てのお店はコチラです。

鴨富亭。


秋頃にかるーく1杯飲んで帰ったことがあります。

今回はたっぷり楽しみます。

こちらのお店はご主人がハンターで、
自分で撃ってきたシカや野鳥をさばいて出してくださいます。


「こんばんはー」
と入っていくと、ご主人がシカの大腿骨を持って登場しました(笑)

「あー予約の?ちょっと待っててねー。いまシカさばいてるから。」って。






あちこちに骨やら剥製が(笑)

夏は合鴨料理メインの店になりますが、
冬はとれたものを出してくれます。

ということで、
メニューは日替わりだったりします。

ある程度冷凍ストックしてたりするので電話で確認したりもできます。

クマ鍋は仕込みに時間かかるからって要予約。

もちろん頼んでおきました。


熊鍋。

煮ている間に飲み物を。


コノスルのピノノワール。
妹はあまり飲めないので2人でハーフサイズを。

さてー煮えてきましたよー。
こちらのクマさんは岩手で獲れた熊なんでヒグマじゃなくてツキノワグマです。
ヒグマは食べたことあるけど、
ツキノワグマは初めてかも。



おお?
まあ確かにケモノっぽいお肉ではありますが、
そんなにクセがあるって感じでもない。
しかもとっても柔らかい。
ご主人が長い時間煮込んでくれたおかげですね。

ヒグマより脂っこくない気がします。

一緒に煮込んだネギやキノコもとてもおいしかった。

2人でペロリと平らげました


ちょっとお腹に余裕があったので、
さっきさばいていたシカ肉を・・・。

これも岩手で獲れたシカなので、エゾシカじゃなくてニホンジカです。

この日の朝に仕留めてきたのだそうで。

(写真なし)

ニホンジカ、はじめて食べますー。

おや、エゾ鹿よりあっさりしているかも。

あんまり鉄分というか血の味がしない気がします。

おいしー。


すごい堪能しました。

なんか、店構えもお料理も、
ジビエなんてフランス風のおしゃれな感じではないのですが、
とっても親しみやすく野生のお肉を頂けるお店です。
ご主人も気さくでたくさんお話してくださいました。

黒板メニューにはマガモやヤマドリなんかも書いてありました。

また来年、ですねー。

ごちそうさまでした!


さて、ここで妹と分かれ、
わたくしは盛岡でワイン会デビューとなりました。


つづく。


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