Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

京都で紅葉狩り ⑭ 南禅寺

2012-11-27 23:34:47 | Travel
鹿ケ谷通りを南下して南禅寺に向かいます。



南禅寺大寂門。







三門に着きました。



楼上を拝観します。



内部には宝冠釈迦座像ほか、たくさんの仏像と位牌が並んでいました。
徳川家康の位牌も含まれています。


三門楼上からの景色。









さて下に降りて法堂へ。


正式名称は瑞龍山太平興国南禅禅寺。

臨済宗南禅寺派の総本山。

法堂内の中央にはご本尊の釈迦如来、
右側に獅子に騎る文殊菩薩、左側に象に騎る普賢菩薩が安置されています。



水路閣。





琵琶湖疏水の分線(蹴上以北)にある水路橋で1888年(明治21)完成。
南禅寺境内を通過するため、周辺の景観に配慮して田辺朔郎が設計、デザインしたそうです。
レンガ、花崗岩造り、アーチ型橋脚の風格ある構造物で、
静かな東山の風景にとけこんでいます。



南禅院。





亀山天皇は正応2年(1289)離宮で出家して法皇となられ離宮を寄進しましたが、
ここはその離宮の遺跡であり、また南禅寺発祥の地です。

庭園が公開されています。
当時のおもかげを残した鎌倉時代末の代表的池泉回遊式。
作庭は亀山法皇ともいわれ、
早くから京都の三名勝史跡庭園の一つに指定されています。

池の周りをくるりと散策しました。



次は国宝の方丈に上がります。


方丈庭園

小堀遠州作と伝えられ、江戸時代初期の代表的枯山水庭園です。


如心庭  

心の字形に庭石を配した枯山水の石庭で、
解脱した心の如く落ち着いた雰囲気の禅庭園。


六道庭

「如心庭」が解脱した心の庭であるのに対し、
この「六道庭」は六道輪廻の戒めの庭です。


もみじに囲まれた茶室





方丈ではこのほか、美しい襖絵など見ることができます。



浄土宗のあでやかな伽藍もステキですが、
禅寺の質素な建物に紅葉という色が付いた感じがまた
心を落ち着かせてくれますね。


さて、
ここから先に紹介した清水寺成就院に行きまして、
そこからバスに乗って
これまた紅葉で有名な東福寺に参ります。


つづく。


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