Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

京都で紅葉狩り ⑮ 東福寺

2012-11-27 23:37:26 | Travel
イチョウ並木をバスで通り抜け・・・・



東福寺にやってまいりました。




人の流れに付いて行ったので、
イマイチどこから入ったかとか定かではないのですが、
たぶん日下門から入ったと思います。



正面に本堂が見えます。



通天橋へつづく回廊。



東福寺は臨済宗の総本山。


鎌倉時代に建立されました。

当時の仏殿本尊の釈迦仏像は15mもの大仏像で、
新大仏寺の名で喧伝され、
足利義持・豊臣秀吉・徳川家康らによって保護修理も加えられ、
東福寺は永く京都最大の禅苑としての面目を伝え、
兵火を受けることなく明治に至りました。

しかし明治14年に惜しくも仏殿・法堂、方丈、庫裡を焼失。
昭和に再建されました。

境内も広く、25もの塔頭があり、
わが国最古最大の建造物もあって見どころ満載。


なのですが、
私には残された時間が少なかったので
今回はこの時期しか見られない紅葉と特別拝観に絞ってみることにしました。



紅葉の名所の通天橋は後回しにして、
特別拝観の龍吟庵へ。



龍吟庵は東福寺塔頭のひとつ。
第三世住持・大明国師の住居跡です。
方丈は現存最古の方丈建築(室町時代作)で、国宝です。


表門(重要文化財・桃山時代)



方丈(国宝・室町時代)

中央に掲げられる扁額の「龍吟庵」の文字は
足利義満の筆だそうです。


庭園は昭和の作庭家・重森三玲によるもの。


南庭「無の庭」



西庭「龍の庭」



東庭「不離の庭」


室町時代の建造物、しかも国宝に上がることができるなんて
贅沢な体験です・・・・。




さて今度は東福寺の方丈を拝見します。


庫裡から入っていきます。



方丈。




方丈庭園は重森三玲によって昭和13年(1938年)に作庭。
釈迦成道を表現し、八相の庭と命名されています。

方丈を囲んで四方に配されています。


南庭と唐門。


唐門は昭憲皇太后(明治皇后)の寄進とかで
表から見ると菊の御紋と素晴らしい彫刻が。



東庭



西庭



北庭



方丈から紅葉の名所の通天橋が見えます。


すごい人ですね




さてそれではその通天橋に行ってみましょう。





素晴らしい紅葉・・・・。



さっきまでいた方丈が見えます。





通天橋を渡り終え、少し境内を散策。










紅葉のじゅうたんがすごい!



さて、駆け足ですが東福寺をあとにします。


駅に向かう途中でおやつタイム。

焼きもちはこの辺りの名物らしい・・・。
まあヨモギ大福を焼いただけなんですが。
おいしかったでーす。


これから京都駅で荷物を取って、
長岡京にある光明寺に向かいます。


つづく。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。