Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

長崎・2日目

2006-02-23 23:33:30 | Travel

今日は晴れました。

8時半の開館にあわせて、路面電車に乗って長崎原爆資料館へ。
朝早かったためか、ほとんど人がいなくて回りやすかった。
10時近くになったら中国人のツアー客がぞろぞろ来た。
   原爆資料館

1.5時間ぐらいかけて資料館を回り、次に隣接する原爆公園へ。
いくつかの石碑や爆心地のモニュメントがあった。   

    爆心地   浦上天主堂の被爆した遺壁

少し北へ進むと平和公園。
大きな平和祈念像とともに公園内には
各国から贈られた多くの平和祈念のモニュメントがある。
いろいろあるなかでなかなか素敵なのは
アメリカ・ミネソタ州セントポール市のもの。
七人が手をつないで球を作っている。
「7大陸が手をつないで世界平和」という意味らしい。
ブラジルのモニュメントもシンプルでなかなかいい。
                      
  有名な平和祈念像      セントポール市の像     ブラジルの像

そこから西へ少し歩くと、浦上天主堂。
中に入ったが柵があって前のほうまで進んでいけない。
被爆したマリア様も誰もが見ることができるようになっていない。
見たい人は申し出てくださいってことみたいだけど、
なんかクリスチャンでもないし、
あんまりミーハーっぽくなるのもマリア様に失礼かと思い、
今回は見ないでおくことにしました。

    浦上天主堂

そこから一本足で立っている被爆した鳥居までてくてく歩いた。
長崎大学医学部沿いの道をひたすら歩く。
天気も良くて気持ちがいい。
しかし、長崎はほんとに坂の街。
昨日の霧といい、この坂といい、サンフランシスコみたい・・・

道端に被爆時の医学部の様子について書いてある案内板を発見。
   
不思議な形だなーと思ってみていたら、
実は被爆した時刻、11:02を表す時計の針の形でした。

鳥居は住宅街に埋もれるようにして一本足で立っていました。
傍らには壊れた半分がきれいに並べてあった。
   山王神社の一本柱鳥居 楠木
山王神社の境内には、
被爆した熱線のあとを残しながら今なお生き続ける楠木が。    

さらに南下すると、外人墓地が。
グラバーさんのお墓もありました。
   これはグラバーさんではありません。2言語表記のお墓、いいかも。

この時点で1時。
さんざん歩いて疲れたので路面電車で中華街まで戻り、
お昼ごはん。
今日は皿うどんをいただくことに。
細麺でうまかった。
   中華街  皿うどん

昼食後は、またまた電車に乗り諏訪神社へ。
神道信者ではありませんが、神社好きの私にとっては
旅行先での神社めぐりは外せないアイテムです。
   諏訪神社鳥居  階段がすごい

ここはなかなか楽しめました。
まずは英文のおみくじ。
200円とちょっと高めですが、ひいてみることに。
そしたらなんと”Best Luck”・・・すなわち大吉!やったー
         

それから、安産祈願のお水。とりあえず飲んでおきました。
   水が犬の口から出ている。

そのほかにも恋がかなう恵比寿様と大黒様、小さな稲荷神社など、
いろいろ見て体験する事ができる神社でした。

夜景がみれる時間まではまだまだ余裕があり、
シーボルトの記念館に行ったり、少し街を歩いたり。
長崎はいろんな水の流れがある街だなーとおもった。
そう思った風景はこの2つ。
        

またさんざん歩いて疲れたのにまだ4時半。夜景まで1時間半ある。
昨日見つけたかわいいカフェでひと休みすることに。

  コーヒーですが、なかなかすてきな器で。

ようやく薄暗くなってきて、稲佐山展望台へ。
          

  

こうして19:30の博多行き列車にのり、21:20ごろ博多到着。

       

軽くホテルまで道に迷いビッグシティの洗礼を浴びたあと
ホテルにチェックイン。
10時半ごろ中州へ出かけて晩ごはん。
店が空いてたこともあり、若い板前さんが話し相手になってくれました。
土産の話では、
「からし明太子のたらこって北海道産なんで、
 北海道から来た人には・・・ねぇ」って。
あぁ、この辺ではタラは取れないんだ。
  ふぐの一夜干、おいしかったです。   
お酒も飲みました。
森伊蔵もならんでたので頼んだら、中身はからでした。残念。
でもお店のお兄さんが薦めてくれた「宝山」、おいしかったです。
  
0時過ぎにホテルへ戻りました。
4時ごろ起きてフィギュアスケート見る予定