goo blog サービス終了のお知らせ 

Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

秋の南リアス、自転車の旅 ④ 今年も出走!ツール・ド・三陸

2015-10-11 14:03:22 | Sports/Fitness
ドンヨリ天気の日曜日。

朝早く起きて、BRTにて「ツールド三陸」メイン会場の陸前高田へ。

大船渡湾。今にも降り出しそうな・・・

会場について、
自転車組み立てて、着替えて、朝ご飯食べて、あわただしく・・・
天気予報どおり、もはや雨もぱらぱらと降ってきちゃいました
あんまりひどく降らなきゃいいな・・・。


開会式。


岩手のゆるキャラたちも応援に来てくれた


7:30、マウンテンコースの人たちからスタート


わたくしは健脚Bコース、延々とスタート待ち

10数名ずつのグループごとに、リーダーのあとについてスタートです。


残念ながら、けっこう雨降ってきました


大船渡に突入。


雨の中、住民の皆さんも応援に出てきてくださいました


目指すは碁石海岸。


もうすぐだ・・・。


碁石海岸のエイドステーションに到着


おやきと地元産のトマトをいただきました

ここでグループの人たち集まって、自己紹介しました。
スタートの時はそんな時間なかったんでね
はじめて来ましたっていう人多くて、うれしかった。

さて、今度は碁石海岸から広田半島に向かいます。


碁石浜、工事中でした・・・。


高い堤防が見えてきました、門ノ浜。


どんだけ高いの


この辺もいずれは高い堤防に覆われるのかなあ・・・。


などと思いつつ、上り坂


そして、陸前高田に戻り、ここから広田半島へ。


田園風景や・・・


工事中の海岸を眺めながら・・・


毎年ちょっとずつ工事してる場所は移ってるんでしょうけど・・・


すっかり終わるのはいつのことやら・・・


海のあとは上り坂

今年は黒崎神社の5年に1度のお祭りだとかで、
そのあたりははコースからはずされたのですって。


そして毎年恒例、民宿志田の大漁旗


広田漁港へ。


今年はここにエイドステーションが。


行列の先には・・・・


広田の牡蠣
牡蠣ごはんのおにぎりも!
おいしかったー
こういうイベントに出せるくらい養殖も回復してきているってことですね


さて、もうひと踏ん張り、行きましょう。


きれいになった広田漁協には津波の高さの目印が・・・。


そしてしばらくは山道アップダウンの連続


よいしょ、よいしょ


視界が開け、広田湾を一望できるポイントへ。
またいちだんと養殖いかだが増えましたね
お天気がよかったらキラキラした広田湾が望めたのに、とっても残念・・・。


さてここからしばらくは、海沿いの平坦をのんびりと・・・。




津波で水合が起こったエリア。
新しい道路ができているところもあればこれからのところも・・・。


そして、往路でも通ったアップルロードに戻ります。


雨の中、広田湾を眺めながら・・・


前のバイクから飛んでくる水をかぶらないように、
ひたすら上る上る


市街地が近づいてきました・・・。


ここからは、盛り土が終わった市街地を左に眺めながらのんびりと・・・





そして最後は市役所までの上りをがんばって


ゴールです
同じグループの方々と写真を撮ったり、
また来年も会いましょうとごあいさつしたりして、
しばし余韻に浸っていましたが、、
全身びしょ濡れだったのですっかり体が冷えてしまい、
まずは着替えましょうかね、と。


ナンバーカードにはみなさん思い思いのメッセージを書いています。
すっかり泥んこになっちゃってますが

さて、着替えも済んで、少し体もあったかくなってきたんで、
自転車たたむ前に腹ごしらえをしましょうか


昨年は、ゴールしたあと食べ物あんまり残ってなかったんですが、
今年は大会本部のご尽力により、
いろんな地元のお料理いっぱい並んでました


カキとかアワビとかホタテも魅力的だったんですが、
たくさん人が並んでたのでまたの機会に・・・

わたくしがいただいたのは・・・

なっちく。
ちくわの中に納豆詰めて揚げてある、陸前高田のカフェフードバーわいわいさんの名物。
ようやくありつけたー
こんなに陸前高田に来ているのに、いつも売り切れだったりして
食べたことなかったの


あと、ひころいちファームの焼うどん。
陸前高田ひころいちファームさんは、
元気なお野菜のほか米粉を使った様々な麺類を製造販売しています。
米粉のうどん、もっちりして美味しかったし、
お野菜がシャキシャキしておいしかった!

サンマの炭火焼きも食べたかったけど、
雨の中サンマを食べる気になれず、これにて終了

自転車たたんでBRTの駅でボーっとしてたんですが、
まだ30分以上時間あるんで、
そうだ!また行ったことなかった!と向かいましたのはこちら。

お菓子工房木村屋さん。
今年の3月に市役所近くに本設店舗がオープンしてたんですが、
いつも開店前だったりタイミングが合わず、
今回初訪店です

洋菓子、和菓子がずらり。
イートインスペースもあります。



モンブランをいただきました

さて、そろそろBRTの時間です。

ゲストのトークショーとかアーティストライブとかやってましたし、
なにより高田高校吹奏楽部の演奏を聞きたかったのですが、
後ろ髪引かれながら陸前高田をあとにしました・・・。

お天気は残念だったけど、楽しかった、ツールド三陸!
また来年も絶対参加します


盛り土の向こうにかすむベルトコンベア。
実は来月も陸前高田に来るのですが、
たぶんそのころにはベルトコンベアは撤去されてますね・・・。
これを見に高田に来た人も多いはず。
おつかれさま・・・。

ということで、大船渡に向かいます。

つづく。





終わりました、北海道マラソン2015

2015-08-30 15:53:41 | Sports/Fitness
とうとうやってきてしまいました、北海道マラソン。

朝は5時に起きてお湯に浸かったりストレッチしたりお食事したり。
7時にはスタートの大通公園へ。

本日の天気予報は、晴れのち曇り、気温25℃ぐらい。
昨年よりは涼しくなりそう・・・。

昨年トイレに並ぶの遅くてすんごく混んでで時間かかって
スタートエリアに並ぶのが遅くなっちゃったので、
今年は段取り良く
そして早めにスタートラインに並びました。

今年は昨年のEエリアよりも前のDエリアで、
しかもはやめに並んだので、
電光掲示板が見える位置でした

車いすの選手を見送り、いよいよ私たちの番!

号砲からスタートライン踏むまで3分かかりました。
昨年ずっとうしろからスタートでも4分ぐらいだったのに・・・
それだけ参加者が増えたってことですね

もうねー、走っている間、両方の臀部と裏ももはずーっとビリビリしてました。
15キロぐらいまでは左のアキレス腱も着地の度に痛くて、
アキレス腱やふくらはぎと裏ももは共同して働くので、
裏ももがビリビリだけなら4時間ガマン大会なんでいいんですが、
アキレス腱の突っ張りが裏ももにもきちゃうと7月末の士別ハーフの二の舞となり、
それが残りあと5キロぐらいで起こるなら、なんとかフィニッシュできると思うんだけど、
残り20キロとかで起こっちゃうとたぶん関門通過時間に間に合わなくなっちゃうんで、
もうヒヤヒヤしながら走ってました

とはいえ、ビリビリしながらも、
ラップは25キロ過ぎまでずっと30分以内で昨年より速いペース。
30キロ以降は走りにブレーキかかった感じはなかったんだけど
ラップは30分越えになっちゃいました。
たぶん向かい風相当強かったんでそのせいだと思います。

あと5キロぐらいになって、
この調子で行けば自己ワースト更新は免れそうだと思い、
なんとか4時間20分以内で終わらせたいと欲が出ました
でも練習不足なんでここからスピード上げられるかな?
ひーこらひーこら、
このレースで初めて呼吸がちょっと速くなる
ここまで脚痛すぎて速く走れないから、心肺機能は超余裕だったのです。

そしてフィニッシュ!
もう、たどり着いてほんとによかった!
また涙出ちゃいました

記録は4時間15分40秒、ネットタイムは4時間12分36秒でした。

ラップはこちら。
5km 32分56秒
10km 29分05秒
15km 29分31秒
20km 28分55秒
25km 29分35秒
30km 30分14秒
35km 31分46秒
40km 30分50秒
ゴール 12分48秒

腰痛と坐骨神経痛がひどくて棄権も考えるほどでしたが、
終わってみれば、昨年より10分ぐらい速く走れました
5月6月の走り込みの効果が体に残っていたんでしょうね。
あとは涼しかったことも影響していると思います。

記録がちょっとよかったことよりも、
とにかく無事たどり着いたことの安堵感のほうが強く、
それよりも臀部の痛みがひどくて、なんか気分がドンヨリ

はあ・・・。
とにかく終わりました。

今年もまた沿道の皆さんにたくさん力をいただきました。
痛い痛いと思って走っていたら、
沿道のおじさんが誰にともなく
「この日のためにたくさんガマンしてきただろー!」って言ってて、
そうだそうだと力が出てきたり、
別の人は「足が痛いのは気のせいだ」って書いた紙持って応援してくださって、
そうだそうだ気のせいだと口に出して言ったり

知人も何人か沿道にいて、声かけてくださいました。
あんなにたくさん人いるのに、よく私のこと見つけるなーって毎回思う
感謝感激、ありがとうございました



終わったけど、同時に来年への修行の始まり。
また来年に向けてがんばります




とうとう明日、北海道マラソン。

2015-08-29 18:58:21 | Sports/Fitness
この数週間、
疲労と痛みと歪みを除くために
ストレッチとか鍼治療とかヨガとか風呂とかいろんなことして、
朝に目が覚めたら「あ、体軽くなってる、痛みラクになってる」
ってならないかなーって願ってましたが叶わず、
とうとう北海道マラソンの前日になってしまいました・・・
2週間ぐらい前から、
「棄権も覚悟しなきゃならないかも・・・」
って思うくらい腰痛と股関節痛、
それをかばって動くせいで膝痛、アキレス腱痛があって・・・
昨年もそうとう痛みと闘ってたけど、棄権しようとは露ほども思わなかったのに
ひとつ歳を取ったせいか、今年はずいぶん弱気です

まあとりあえず、朝起きて、いつものストレッチをして、
部屋の掃除をはじめました
フルマラソンの前日は結構念入りに掃除するんです、わたし。
屈んだり伸びたりするんで、
けっこういい体操になるんですよね

お昼すぎてから、軽くジョギングに出かけました。
身体のご機嫌伺いです。
なるほどあそこの痛みは感じなくなってる、ここの痛みは残ってる・・・
ちょっと膝痛くなってきた・・・やっぱキビシイか・・・
などと思いつつ、またまた癒しの薬膳カレーいただきにララへ。

ほうれん草とチキンのカレーを辛さ弱めで、
豆のスープと、デザートにマサラチャイフロート

食事のあと、
北大構内に入って明日のコースに沿って歩いたり軽くジョグしたり・・・。

マラソン準備万端です。


理学部の工事の仕切りの上に応援メッセージも・・。

そして、大通の受付会場へ。



引換券を出して、ナンバーカードを受け取るのですが、
そのとき、いろんな感情がうわっと溢れて来て、涙が出てきちゃいました

昨年久々に北海道マラソン走って、自己ワースト更新して、
「来年はもっとい夏にしよう」って思って、
いろいろ努力して、5月6月とすごく調子よかったのに、
やっぱり7月にガタガタになっちゃって、ふがいない気持ちと、
それでも昨年はスタートエリアEだったのに今年はDで、ひとつ前になってて、
Dだってわかってたんだけど、
実際ナンバーを見たらすごくうれしい気持ちもあって・・・。

このとき迷いが無くなりました。
なんとか完走目指して出走しようと

そしてDのランナー待機所、大通4丁目へ。



プログラムなど見ながらストレッチングしてたら、また涙出てきた・・・
アホみたい


泣いても笑っても、明日、ここからスタートです。




ちょっと光が見えてきたかな・・・

2015-08-09 22:17:43 | Sports/Fitness
日曜日。
前日にボテボテと17キロぐらい走ったり歩いたりしたんで
朝起きて、また全然体が動かなくなってるんじゃないかと思ったら、
やや硬いけど何とか動けそうだったんでとりあえず歩いてみることにしました。

はじめ歩いて途中からボテボテと走り、また歩いたり。
左の腰部と臀部、裏もも、ふくらはぎが突っ張ってて歩幅が小さく、
ビリっとしびれないように膝を曲げたまま静かに接地するんで
なんだかへっぴり腰でね・・・

ちょっと遠回りしながら大通公園到着。

芝生の上でしばしストレッチしながらこのあとの計画を立てました。

この日は観たい映画があったので、それまであと1時間半・・・
この調子だと歩いたり走ったりしながら10キロぐらいはいけるかな・・・・
ということで、
北海道マラソンのコースを
スタートの大通から10キロ地点の札幌駅まで走ることにしました。

幌平橋から豊平川の上流を望む。

走っているうちにちょっと体が動きやすくなってきて、
接地の時にビリっと痛みが出なくなってきたので、
すこし歩幅を広げてリズム良く走れるようになってきました。


南7条大橋から豊平川の下流を望む・・・。

信号で止まる度にストレッチしながら、
なんとか10キロ地点まで走り、さらに映画館まで2キロほど追加で走れました。
映画観終わってもし走れそうだったら、また走ろうかな・・・。
ということで、映画が終わって18時15分。
2時間座っていても身体が硬くなっていなかったので、また走ることにしました。

道マラのコースをさっきの続きから15キロポイントまで、
そこから折り返して往路のコースに沿って大通のゴールまで行けるかな・・・?


北大西側。もうすっかり夕方です。


新川通。


折り返して北大へ。


北大構内。


北大南門。


ライトアップされた道庁赤レンガ。


そしてビアガーデンの大通りに到着したのは19時30分!

いやーがんばったね。
朝から歩きも含めたら30キロ弱ぐらい走ったり歩いたりしたかな。
でもコース走始めてからは全然歩いてないから
結構走れた・・・。
ちょっと何とかなりそうな感じがしてきた。
士別ハーフマラソンが終わってからの2週間、
失意と不安のどん底でしたが、
なんだかすこーしだけ明るい兆しが見えてきました・・・。
油断しないで丁寧に集中して
月末までにできるだけベターな状態になるようがんばります。


ご褒美にビアガーデンでサッポロクラシック。
あっという間に飲み干しちゃいました




ちょっとずつ走れるように・・・

2015-08-05 21:07:34 | Sports/Fitness
お仕事早めに終わらせまして、手稲駅で下車。
北海道マラソンの30キロポイント付近、新川通へ。

曇りの夕暮れ、手稲山。

自宅まで約9キロぐらい、
股関節痛と坐骨神経痛で脚が全然前に出ないんで、ボテボテと走ったり歩いたり。
それでも最後の3キロぐらいはちょっと痛みが和らいで、というか痛みに慣れて、
だんだんにストライド大きく出せるようになり、
まあまあスピードも出ました。
結構痛いんですけどね
錆びついたヒンジを力技で動かしてる感じ。
ほかにストレスかからないよう要注意です

このところ、朝に入念にストレッチしているのですが、
ガシッと固まっていた腰椎と骨盤と股関節に徐々に動く気配が見えてきました
そのエリア全体に固まっていたのが、周囲が少しほぐれてきて、
3か所ぐらいのむっちゃ硬いところが個別に分かるようになってきたし。
そこに狙いを定めてまたストレッチです。
CRE556とかシューってかけて動くようになればいいんですけどね
まあその役目がいつも行ってる鍼治療なんですけど。

根気強く頑張ります




夕暮れジョギング

2015-08-02 19:45:39 | Sports/Fitness
日曜日。

前日の鍼治療のせいか、はたまた暑さのせいか、
体がだるくてだるくて
走りに行きたいんだけど体がいうこと聞かずになかなか動きだせなかったんですが、
15時過ぎたくらいから、
涼しくなってきたせいか少し動けるようになって、
ようやく外に出ました

なんとなくビールが飲みたくなってきて、
そういえば今年はまだ大通のビアガーデン行ってないなーってふと思い出して、
それじゃあ、途中歩いてもいいから大通りまでジョギングして
ご褒美にビアガだ!と、ぴょこたんぴょこたんとスロージョグ開始!

自宅から、北海道マラソンの35キロ地点付近に合流し、そのままコース走です。


40キロポイント、北大メインストリート。


道庁赤レンガ。

脚は結構痛かったし、体も硬くてガタゴト走った感じでしたが、
途中で脚が止まることもなく、
むしろすこしペースが上がっていく感じがしました。

そして、

ゴール地点の大通8丁目。
いまはサッポロのビアガーデンとなっています

あーよかった!8キロぐらい走ったかな。
痛かったけど少しずつペース上げて走れたのでちょっとひと安心

さて、それではご褒美タイム!
サッポロビールは混んでいるので、
いつも静かで居心地がよい9丁目、世界のビールへ!

あれ?結構人がいる・・・。


いつも空いてるのに、チケット買うのに並ばなきゃならんかった


そしてようやくビールタイム
キリンのグラスに入ったギネスです

ああ、気持ちがいい!
走ってビアガでご褒美・・・これこそ北海道の夏!
またがんばるぞ!



宗谷本線で小旅行 ③ 士別でハーフマラソン

2015-07-26 17:16:38 | Sports/Fitness
士別駅、初下車です


北海道には士別と標津、2つの「しべつ」があるので、
こっちのほうは「サムライしべつ」とか言ったりしますよね

士別といえば、めん羊。
顔が黒いサフォーク種が有名です。
また、実業団なんかのスポーツチームの合宿地として有名で、
今回出場する「サフォークランド士別ハーフマラソン」は今年で29回目。
合宿中の実業団ランナーさんがたくさん出場する大会です。
私がばりばりマラソン走っていたころからある大会なんですが、
なんだかこっちまで来るのがおっくうだったんで、
今回初出場なのです

駅からてくてく歩いて会場へ。





準備万端ですね

体育館にて受付を済ませ、2回のアリーナでお支度を・・・。



今回いただいたものの。

6月は毎週レース出ていたんですが、
7月は前半すっかり体調を崩しあんまり走れなかったし、
後半は職場で退職者と新入職者があり、
なんやかんやで仕事が劇的に忙しくなって、
またまた毎日残業と早朝出勤。
腰への負担倍増、睡眠不足、栄養不足、ケア不足
ちょっと心配・・・
出走前に一生懸命ストレッチして
かろうじていつもと同じ状態まで柔軟性は確保しましたが、
雨降りそうな曇り空、気温26℃湿度80%以上も相俟って、
身体がすごく重たい・・・
まあ2時間以内でなんとかゴールできれば良しとしましょう。

ということで、10㎞×2の周回コースで、
北海道マラソン前、これまでの練習の仕上げのハーフマラソン、スタートです。

入りはまあまあな感じで、
後半体が軽くなってくることを期待していたのですが、
全然調子上がってこず、
しかも12キロあたりから、
持病の左坐骨神経痛発症
左仙腸関節がちょっとずれている感覚で、臀部から足の裏までビリビリとした痛み、
左下肢を前に出そうとすると、ある一定の角度でハムストリングスがつっぱり、
チェーンロックかけたドアのようにガシッと大腿の動きが止まってしまう状態
ストライドが広がらないのでピッチで行こうと思うんですが
足を付くとハムストリングスが収縮し、ヘタしたら肉離れしかねない状態だったので、
そろりそろりと足を地面に置きながら、
ひたすら我慢の9キロ走
こうなるともう戦意喪失、集中力も無くなり、
ただボーゼンと足を前に置く作業の繰り返し・・・・。

2時間を超えてようやくゴールし、
いつものように振り返ってコースに向かって「ありがとうございました」と言った途端、
涙があふれ出てしまいました
あんなに調子よく走れていたのに・・・・
もう最悪だ

ラップは、
5km 26分56秒68
10km 27分37秒55
15km 30分35秒07
20km 31分22秒96
ゴール 6分03秒37

フィニッシュタイムは、2時間02分36秒でした。

失意のどん底で、涙流しながら着替えを済ませ、
とりあえずなんか食べて筋肉に栄養与えないと・・・ってことで、
ラム肉食べたーい!と物販コーナーへ。

サフォークラムのシシケバブとか食べたかったのに、
フィニッシュが遅かったばかりにもう売り切れ

かろうじてサフォークサンド買えました。

あと、最近どこのマラソン大会にもいるホクレンがタダで配ってる餅、
そしてビール。

今年何回目かわからんくらいお目にかかっている増田明美さんが
いろんな人と記念写真撮っているのをボーっと眺めながらビール飲んでたら、
雨降ってきた
もう・・・なんだか悲しくなってきた・・・。
さっさと帰ろう!


かわいいマンホールの蓋が失意のわたくしを慰めてくれました


さようなら士別。
次の機会には万全の状態で来て、
マラソンもサフォークも満喫したいと思います。

ということで、神経痛で座っているのが大変でしたが、
旭川経由で帰りました・・・。

北海道マラソンまでにこの神経痛治さなくちゃ

おわり。




十勝連峰縦走 ⑥ 美瑛富士から十勝岳へ

2015-07-20 18:46:09 | Sports/Fitness
さて美瑛富士分岐まで来ました。
ここから十勝岳への縦走路へは、まず美瑛岳を登らなくてはなりません。

昨日何回も転げ落ちそうになったこの坂を今度は登るのです。
大分食料減ったとはいえ、
濡れたテントが入っているので荷物も重いし、
風も強いから、きっとキツイよ、これ

案の定、10歩登っては呼吸を整えまた10歩・・・。
振り返り、さようなら、美瑛富士、そしてオプタテシケ。


ひーひーいいながら、ようやく分岐まで上りました。

ここで、これからの長丁場に備え、
ちょっと早いランチにしました。

最近店頭に並んでいるカップヌードルを買ってみた
まあ普通のお味でした。

11時50分、さて行きますか!



まだ体が軽いのでスイスイ歩けます。


視界が開け、目指す十勝岳。
遠いねー


ここにはキバナシャクナゲもまだ咲いてました。
今回始めてみたかも。


そしてチングルマ。


こっちを見ると火山の岩なんだけど、
反対側はお花畑。



ああ、癒されるなー。

いよいよお花畑も途絶えました。
ここからは火山活動域にどんどん近づき、岩と砂礫の殺伐とした風景の中を黙々と尾根歩き。



そしてトラバースへ。
むこうの雪渓の形、面白いですね


ずーっとこんなうっすらとしたふみ跡を頼りに延々と歩きます


あれは鋸岳かな。
十勝岳はそのさらに向う

砂漠のような道を延々と歩きまして、ようやく鋸岳中腹のトラバース



踏めば崩れそうな砂礫の道・・・


途中雪解け水の沢を超えて・・・


3歩進んで2歩下がり、10歩進んでは立ち止まり息を整え・・・・
やっぱり荷物重くてキツイ


もう泣きそうだー


まだあんなに遠い十勝岳・・・。


ああやっと・・・ここまで来たか。


ここを上れば・・・



13時55分、十勝岳到着です!
遠かったー!
それでも予定より25分短い時間で踏破、
また遅れを取り戻し、借金はあと約30分となりました。
ではさっさと下山しましょう!

今度はここを下ります


火口を眺めつつ・・・。


さようなら十勝岳。どうぞ噴火しないで穏やかにお過ごしください。
脚疲れてるから、転げ落ちないように気をつけながら、さくさく下りる。


小屋が見えてきました!


十勝岳避難小屋。
お水を一口口に含み、すぐにまた歩き始める。


雲ノ平の分岐。
後はここから吹上温泉のほうへ。

往路ではあんまり感じなかったけど、
疲労のせいか、雲ノ平から吹上温泉の道がすごく長く感じた

富良野川の渡渉も、昨夜の雨で水量またちょっと多くなってて、
筋疲労で踏ん張りきれずコケたら大変・・・と超慎重に

そしてようやく・・・

登山口到着!
16時40分、ほぼ予定通りの時間でした。
十勝岳の下りでまただいぶ挽回しました。
どおりで脚がガクガクな訳だ


バスの時間まで1時間あるので、温泉で体きれいにして帰ることができました。
吹上温泉白銀荘にて日帰り入浴。
あーさっぱりしました

ちょっと脱水気味だったので入浴前にペットボトルで水1本、
入浴後に缶ビール1本、
そしてバスの中で飲もうとジンジャエール1本買いました

実は美瑛岳からの縦走路ではずっと脱水気味で歩いていました。
水は残りペットボトル1本分だったので、ちびちびと口を湿らせる程度でガマン・・・。
途中からおなかもすごく空いてきて、
おやつもボリボリ食べました。
登山口にたどり着いたときには、
手持ちの食料も水分も全部なくなってました
いつも余っちゃうたちなんですけど、
やはり体に負担が大きかったのか、たくさん補給が必要でした・・・。
この体験も次に生かしたいと思います


十勝連峰は雲に隠れちゃってますが、
ありがとうございました、と軽く頭を下げてバスに乗り込みました。
ほんとにすごくよい体験、そして心身ともにすばらしい修行となりました

そして、上富良野駅でまたペットボトル1本、旭川駅でまた1本、
買って飲み干し爆睡で無事帰還いたしました

おわり。


十勝連峰縦走 ⑤ オプタテシケ山

2015-07-20 14:44:39 | Sports/Fitness
予定より約2時間遅れの5時50分、テントサイトをあとにしました。

テン場の周りはこんなにお花が咲いていたのですね・・・。

これから山2つ越えてオプタテシケ山を目指します。

まずは石垣山へ。


石垣山はピークは踏まず、首の後ろをトラバースするように歩きます。

このあたりで、わたしより20分ほど早くテン場を出たカップルを抜きました。
「早いですね~」「はい、荷物が軽ければ むこうでまた会いましょう!」

雨はすっかり晴れましたが、風が強い
この風がなかったらもっとサクサク歩けるのに・・・。
とはいっても、やはり荷物デポって来たので昨日に比べたら足取りは軽やかです

次に目指すは、ベベツ岳。

お天気どんどん良くなってきましたが、
風はどんどん強くなってきている気がする・・・


はいベベツ岳到着、と思ったら・・・、


むこうにもう一つピークみたいなのあって、
どっちにも「ベベツ岳」っていう標識なかったんでよくわからんかった

振り返ると・・・

昨日登った美瑛岳、美瑛富士、そして今越えてきた石垣山。

そして行く先には・・・

目的のオプタテシケがひょっこり頭を出しています。
「今いくからねー」。

チングルマはピークが過ぎていましたが、それでも十分楽しめました。





ここ、満開だったらさぞかし美しかっただろうなあ・・・。


ほんとうに愛らしい花です

さて、ここからはオプタテシケの肩の部分への上りです。



肩の上まで登り切り・・・


いよいよ残すは頭のてっぺん!


それにしても風が強い


よいしょ、よいしょ。


もうちょっと・・・。


はい到着!7時40分 オプタテシケ山 2012m。
わーい!
遥かなる山に到着です。
1時間50分しかかからなかった・・・標準コースタイムの6割くらい
遅れを1時間挽回しました!

今朝5時ごろに小屋を出たお二人がピークで休まれていて、
写真を撮ってくださいました。


お二人は昨日富良野岳から入って、遅くにあの小屋に着いて、
今日はこれからトムラウシまで行きたいけど、
たぶん途中の三川台止まりかなあ・・・っておっしゃってました。
そうなんです、
ここをずーっと歩くと、私も昨年登ったトムラウシに行けちゃうんです・・・。

この日は写真には写せなかったけど、
時折うっすらとトムラウシの2本の角が見えてました・・・。
いつかはそんな縦走もしたいと思っていたけど、
今回ほんとに荷物が重いとこんなに疲れるんだって思い知ったので、
2泊3泊の長い縦走はどうかなあ・・・私にできるかな・・・
次にオプタテシケに来るとしたらその縦走を敢行するときだと思います。

それにしても風が強い
さらに遅れを挽回しなきゃならないので、そろそろ行きますか!


あっという間にベベツ岳。

さっき写真撮るの忘れてたケルンと、いま下りてきたオプタテシケ。
またいつか会いましょうね・・・。


手前の石垣山を越えたら小屋です。


よいしょ、よいしょ。


美瑛富士。
下に小屋が見えました。


小屋までのこの道は、ほんとに素敵なお花畑です。
またここに泊まるときにはもっとゆっくりこの花たちを楽しみたいな・・・。

さて、小屋に到着し、
置いて行ったテントやらシュラフやらをまたザックに詰めていたら、
オジサマひとり到着。
これからオプタテシケ目指すそうで。
わたしの昨日からの行程をお話しすると、
「あの美瑛岳の上りはキツイよね」って。
やっぱり皆さんそう思うのね

「帰りはあそこを下って行くのかい?」と聞かれたので、
「いや、十勝岳まで歩いてそこから下りようかなと思います」と言ったら、
「そんな遠回りすんの?
 遠いよ~。前に十勝岳からここまで来たことあったけど、ほんと遠かった」と。
「はい、でも頑張ってみます・・・

ということで、オジサンとのんびりお話しちゃったんで、
小屋出るのが遅くなっちゃいました
それでも貯金1時間、
これからは荷物が重いんで速度は期待できませんが、
なんとか最終バスの時間までに吹上温泉に戻りたいな。
ということでガシガシ歩く。


雪渓は昨日の雨でだいぶ溶けてました・・・。


美瑛富士分岐に到着。

これからまた例の美瑛岳に途中まで登り、そこから十勝岳への縦走路に向かいます

つづく。



十勝連峰縦走 ④ 美瑛富士と嵐の一夜

2015-07-20 14:44:04 | Sports/Fitness
ということで、
テントサイトを離れまして、来た道を戻り美瑛富士の分岐へ。

テント張って、中に寝袋やマット、水や食料の大半を置いてきて、
身軽になったらいつものわたしの歩きに戻りました
さくさくと歩いてさっき30分以上かかったトラバースを22分で到着。

美瑛富士分岐。

いやー、やっぱり荷物のせいだったんだ・・・
なんか夏風邪ひいたりして体調崩したあとだからかなーとか、
最近仕事忙しいから疲労たまってたのかなーとか、
なんか急に老化進んじゃったちゃったのかなーとか、
いろいろ思っていたんで、
荷物軽くしていつものように歩けたんで、ほんっとひと安心
あとで明日の山行計画見直そう・・・。
いつも日帰りの時は地図に載っている標準コースタイムの75%のスピードだから、
今回テン泊装備ってことでやや遅めの80%スピードで予定組んだけど
荷物大きいときはもっとゆっくりじゃないと歩けないんだね・・・わたし。
コースタイムと同じ時間で計画立てたら大丈夫かな・・・?
などと考えながら登っていたら、
あっという間に美瑛富士到着

やっぱり荷物が少ないと標準の75%のスピードで登ってこれました

オプタテシケもよく見える。
明日、あそこまで行くんだー

振り返ると・・・・

美瑛岳。
ほんっとキツイ山だった・・・。
明日帰り道でまたあれを途中まで登ると思うと萎える・・・

望遠でテントサイトを見ると・・・

黄色いテント張ってある!
誰か到着したんですね。

さて、だんだんガスが濃くなって、また小雨が降ってきました。
テントに戻りましょう!

さっきの雪渓のところまで戻ると・・・

わー。
ガスがかかるとなんか雰囲気ガラッと変わりますね。
ちょっとコワイ

無事テント到着。

黄色いテントはさっき美瑛岳でもお目にかかってお話したカップルさんでした。
またごあいさつして、
テントに戻り、晩ごはんの支度。


支度中にもうおひと方到着。
朝に同じ上富良野からのバスに乗っていたソロ男性でした。
その方は十勝岳温泉の登山口から入って、
富良野岳からずーっとここまで歩いてきたんですって
すごいなー。
早朝に出発したならともかく、
朝10時ぐらいから入山して、テン泊装備背負ってこの時間にここまで来れるなんて・・・。
女子と男子の違いあるとはいえ、わたしはまだまだあまちゃんですね・・・

さて、ご飯できました!

カレーとサバの味噌煮、セイコーマートの安ワイン
こんなの背負ってくるから重たかったんですね

レトルトだけどとってもおいしくいただきました。
キャンプのごはんは美味しいな♪
これで夕焼けとか星空とかきれいだったらもっとおいしく楽しい夕食だったのに・・・
あたりはガスが立ち込めて真っ白です

暗くなってきましたんでテントを締めて
晩酌しながら明日の山行計画を練り直し

同僚がディズニーランドのおみやげにと買ってきたミニサラミが
よいおつまみになりました

もう真っ暗になってから、
もうひと組到着してました。お二人様、小屋に入られました。

夜8時頃から本格的に雨が降ってきました。
どんどん強くなり叩きつけるような雨
それでも同じリズムでたたきつけてるのでだんだん音にも慣れてきて、
ウトウト眠くなってくるんですが、
脚の疲労による痛みで目が覚め、
ポジション変えてまたウトウトしてはまた痛みに襲われ・・・の繰り返し
ポジション変えたりストレッチしたりして
なかなか寝付けず日付が変わりました
そのころには雨も弱まり、静かになってきまして、
私の足の痛みも落ち着き、
ようやくすーっと眠りに落ちました・・・

と思ったのもつかの間、午前2時ごろ、
突風にあおられたテントの音で覚醒
あっちからこっちからと吹き荒れる台風並みの風・・・
そして雨も降ったり止んだりするんでいちいち音にびっくりさせられて
もう眠れません
テントごと飛ばされるんじゃないかと思って自然と体に力が入ります。
ああ、なんというソロテン泊でビューなのでしょう
幸い電波生きていたんで、
携帯にて天気予報見たり天気図見たりして、オプタテシケまで行けるのか、
明るくなったら撤収したほうがいいのか検討。
なんと我々の真上に台風崩れの温帯低気圧から伸びる前線が居座っているじゃありませんか
それでも朝9時過ぎには晴れのマークになっていたので、
時間遅らせて出発しようかどうしようか・・・・

3時過ぎ、起床予定時間なんですが、
この天気の中でテントたたんで出かける勇気はなく、
寝袋に入ったまま待機。
やや風雨弱まり、ナキウサギもチュンチュン言い始めました・・・。
飛ばされる心配が薄れたんでウトウトしはじめましたが、
朝4時にセットしたアラームで覚醒

テントの空気穴から外を覗くと、
まだ誰も動き始めてない・・・。

まだ時折の突風とバツバツと音を立てて短時間で過ぎる雨も残っています・・・。

どうするかなあ・・・

とりあえず朝ごはん食べながら様子見るか・・・。

つぶれたパン、ツナコーン缶、フルーツジュレ、オレンジジュース、そしてコーヒー。

ごはん食べていたら何やら物音が。
昨日遅くに着いた小屋泊のお二人様、活動開始です。
5時ごろオプタテシケ方面に向かって行きました。
よしっ、じゃあ私もテントたたんで出かけようっ!
と、グジャグジャに濡れたフライを取り外していると、
黄色いテントのカップルも活動開始。
彼らはテントたたまないで行くみたいで、わたしよりも先に出発しました。
私は泥んこと闘いながらテントたたみ、小屋にデポして出発!
あれ、最初からいて小屋で寝ていたお一人様は、いつ出かけたんだろう・・・。
ま、いっか!
健脚ソロ男子は
ゆっくり起きてオプタテをピストンして最短ルートで下山すると言ってたんで、
まだテントの中でしょう。

ということで、
5:50、4時出発だったのに1時間50分遅れてテントサイト出発です!
オプタテシケ往復は荷物が軽いので、
遅れを少しでも取り戻せるよう、ピッチ上げて行きますよー。
しかし雨は止みましたが風が強い
大丈夫かな

つづく。