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Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

日本酒  菊姫 鶴乃里 山廃純米限定酒

2010-09-09 22:58:55 | Sake

菊姫 鶴乃里 山廃純米限定酒 20BY
菊姫合資会社 石川県


日本酒の教科書に
「9月9日の重陽の節句には菊酒が飲まれます。
 菊の花についた露には長寿の効果があるといわれ、
 不老長寿の願って菊の花を浮かべた日本酒が飲まれてきました。
 菊の名前がつく日本酒や、
 石川県で商品化されている菊酒を飲むのが良いでしょう」
みたいな事が書いてあります。


7月のある日、郊外の酒屋さんで物色していると、
石川県の有名銘柄「菊姫」の2年熟成酒を発見。
裏を見るとこんなん書いてある。

加賀菊酒!?!?
こ、これがもしや、教科書に書いてあった、
石川県で商品化している菊酒か!?
と、迷わず購入。

以来9月9日にこのお酒を飲むのを楽しみにしておりました


ここで、この菊酒についてちょいとご紹介。

伝統的に加賀の菊酒というと、
菊の花びらを浸した水で仕込みをするもののようです。

現在は、
2005年8月11日に創立した白山菊酒呼称統制機構が認証する形で
白山菊酒というブランドが付与され、
認定された酒は瓶のいずれかの部分に
HAKUSAN KIKUSAKEと銘の打たれたシールを貼ってあるそうです。

この呼称統制機構は、
石川県白山市に活きる蔵元が、
この加賀の菊酒を育んで来た自然に感謝するとともに、
清酒醸造の担い手としてその伝統の技と技能に磨きを重ね、
清酒業界の発展と未来への伝承という責務を果たす事を
使命としているそうです。

登録している銘柄は、
高砂
菊姫
萬歳楽
天狗舞
手取川
の5つ。


すごいですね~。
いよいよ石川県に旅行に行きたくなってきました


ってことで、
実際にこのお酒のご紹介。

使用米:兵庫県吉川町(特A地区)産 AAA山田錦 100%
精米歩合:65%
alc.16~17度


<テイスティング>
外観:艶のある薄い金色、粘性低め~中等度
香り:少し古くなったご飯、ナッツ カラメル ハーブ、生クリーム
味わい:アタックはアルコールのぴりぴりとした刺激でややシャープ。
    とろりとしたテクスチャーとともなった甘みは
    米由来のものだが蜂蜜のような濃厚さと香ばしさも感じられる。
    芳醇な酸味ときりりとした苦味とともに
    厚みのある米由来の旨みが口内に広がる。
    フレーバーは米由来の甘みと微かに醤油のような香ばしい風味
    余韻は長めで、米の旨みと甘み、ハーブのような微かな爽やかさ。
    やや軟口蓋に張り付くような渋みもある。
サンプルの特徴:
    原料である米の風味をたっぷりと楽しめるお酒。
    香りではナッツやカラメルなどの香ばしさも感じられ、
    複雑さが感じられる。
    味わいも芳醇さが感じられるが、
    アルコールが高めでドライな面もあり飲みやすく感じる。
    醇酒として料理の中盤から後半に提供したい。
適したシーン:秋から冬にかけて、温かいお料理とともに楽しみたい。
       米由来の風味が強く日本酒らしさが立つため
       日本酒を飲みなれた人に向いているといえる。
       ややフォーマルな和食店で、
       気の置けない友人や恋人、夫婦での
       ゆっくりとした語らいに。       
飲用温度:18~25℃ 35~45℃
     香りの複雑性とコクと旨みを楽しむため
     高めの温度で提供したい。
     常温では香ばしい香りと
     アルコールのきりっとしたドライ感を楽しめる。
     ぬる燗程度に温めることによって、
     アタックのぴりぴりした刺激が消え
     まろやかさを楽しめると思われる。
適した器:米の風味を楽しむお酒なので
     和風の器で楽しみたい。
     美しい黄金色が映えるように白っぽい施釉陶器で。
相性の良い料理のイメージ:
     コクがある酒質のため
     やや濃い目の味付けや旨みの強い料理との相性が良い。
     香りの要素から香ばしい料理やクリーム系の料理も
     好相性と思われる。
     和食:鶏肉と栗の煮物、秋刀魚の有馬煮
     洋食:鴨のロースト・バルサミコソース
     中華:鶏のカシューナッツ炒め

久々の生酛作りの酒、おいしくいただきました。
菊を浮かべて香りを移しても楽しめました

日本酒   松の司 愛山・大吟醸

2010-09-06 21:45:31 | Sake


まつのつかさ 2006
大吟醸 愛山
松瀬酒造株式会社 滋賀県



「松の司」が「松の司」であるためには、
地元で育んだ酒米や地下120メートルから吸い上げる仕込水など
地元の素材セレクトから始まります。

地下120メートルの大きな岩盤の下を流れる
鈴鹿山系愛知川伏流水を仕込み水とし、
契約栽培により栽培法を定め十分に審査された酒米山田錦を
蔵人がゆっくりと時間をかけて精米をします。

酒に味わいをつける麹蓋による麹造りや、
酒質に影響する自家培養酵母菌による速醸酒母と
昔ながらの蔵付酵母菌による山廃酒母の採用、
また発酵温度を低温に押さえながらも完全発酵を目指す
小仕込(最高1.5トン以下)によるモロミ工程、
そして1.8リットル瓶詰貯蔵による熟成管理など、
永年の経験によるできる限り丁寧な手造りで、
深遠な味わいの「松の司」を醸し出します。


そして、このお酒は、
兵庫県産『愛山』を50%まで磨き上げた大吟醸です。
原料米の愛山は、
兵庫の大手蔵元が独占的に栽培していた酒造好適米でしたが、
阪神大震災以後、
地酒銘柄の蔵元が扱えるようになってから
その名が知られるようになりました。
今でも生産量が限られている珍しい酒米で、
しかも山田錦よりも高値で取引されています。


原料米:播州 愛山
精米歩合:50%
使用酵母:金沢酵母
日本酒度:+7
酸度:1.3
アルコール度:16.6%



<テイスティング>
外観:清澄度、透明性ともに高く健全。
   ほぼ無色透明だがうっすらと緑がかった黄が入っている。
   粘性中等度。
香り:メロン アルコールの刺激と甘さ
味わい:アタックはややシャープアルコールの軽い刺激
    スムースなテクスチャーだが
    強いアルコールで口内が温かくなるよう。
    alc.は16~17%くらいか。
    メロンのような爽やかな甘さと
    アルコールの甘さ、温かさがが広がる。
    酸味、苦味ともに穏やかで、
    爽やかさや軽やかさを引き立てる程度。
    ほんのりと米の旨みを感じる。
    メロンとアルコールの甘さのフレーバー
    余韻も短めで、
    ほんのりメロンの風味とアルコールのピリピリした刺激。
    余り広がり無く、突然のようにドライフィニッシュを迎える。
サンプルの特徴:
    爽やかなメロンの風味とアルコールの強さが特徴。
    複雑性は無くさらりと飲める、
    醸造アルコールが入った吟醸酒。
    薫酒的要素と爽酒的要素いずれも強い。
適したシーン:
    爽酒的要素もあることから初夏から夏に爽やかに飲用したい。
    アルコール感が引き立つので
    どちらかというと男性向きのお酒。
    若い人たちが仲間同士で
    カジュアルな飲食店でいろいろなお料理にあわせて
    飲用するのに向いている。     
引用温度:8~10℃
     爽やかさを引き立てる温度で飲用したい。
     低めの温度で飲むことでアルコールの高さを
     余り感じずに爽やかさを引き立てることができる。
     キンキンに冷えたというよりは
     やや香りが立ちやすい温度帯で。
適した器:爽やかさを引き立てるガラスの器で。
     冷たい温度で飲みきれる小ぶりサイズ。
     香りが広がりやすいラッパ型の器で。
相性のよい料理のイメージ:
     アルコールが強めだが爽やかでさらりと飲める酒質。
     余り味付けが濃いものや脂濃いものでなければ
     広いジャンルの料理と合わせられると思われる。
     どちらかというと料理の前半に提供したい。
     爽やかさを引き立てる料理であればなお良い。
     ドライなのでややクセのある魚介でも合わせられる。
     和食:アジのたたき、玉蜀黍の掻き揚げ、
        翡翠豆腐、焼きナス
     洋食:エスカベッシュ、イカ墨のリゾット    
     中華:餃子、麻婆豆腐、イカとセロリの炒め


つぶやき

これはなかなかの辛口。
ホントは爽酒にしたいけど
やっぱメロンの香りするから薫酒も入れとこうかなと。
でもコメントはむっちゃ爽酒っぽくなってしまった。
なんかこういうブレが試験回答的には良くないみたいです

滋賀県には他に、
喜楽長
琵琶の長寿
大治郎
不老泉
などがあります。

日本酒  楯野川 純米吟醸 本流辛口+8

2010-09-05 23:35:21 | Sake


楯野川 純米吟醸 本流辛口+8
楯の川酒造株式会社 山形県


山形のお酒、数本キープしてるんですが、
とりあえず今日はこれ。
いっぱい銘柄あるからね、山形。
「これ山形」って覚えにくいのから飲むことにしました



自社精米、蓋麹法など手造りで醸す山形の銘酒。
精米歩合も高く、特定名称酒に力を入れこだわりの製法で醸し、
量よりも質を重視。


使用米:出羽燦々100%
精米歩合:50%
日本酒度:+8 
酸度:1.5 
alc.:15~16%


<テイスティング>
外観:清澄度、透明性高く健全。
   薄いレモンイエロー、粘性低い。
香り:控えめ りんご ハーブ かすかにミルクキャンディーの香り
味わい:アタックはマイルドでスムーズなテクスチャー
    甘みはほんのりと米の甘さを感じる。
    きりりとした酸が際立つ。
    爽やかな苦味に隠れてさらりと軽やかな旨みを感じる。
    ほんのりと米の風味のフレーバーを感じる。
    余韻は中等度の長さで、ほんのり桃の甘さを感じるが
    それを打ち消すようなぴりぴりとしたアルコールの刺激が続き、
    ドライフィニッシュを迎える。
サンプルの特徴:
    香りは控えめで口当たりは柔らかくほんのり米の風味を感じる。
    フィニッシュはキレのよい辛口。
    何か一つの要素が際立つタイプではなく、
    どれも控えめながらお互いを補完しあって
    バランスの良い酒質となっている。
    すなわち広く料理にあわせやすいお酒と言える。
    敢えて分類するなら薫酒であろう。
適したシーン:
    華やかで爽やかな印象があるので
    春から夏にかけての印象が望ましい。
    バランスのよい酒質なのでどのような人にも好まれると思うが、
    どちらかというと、若い人や女性、
    あまり日本酒を飲みなれていない人にお勧めしたい。
    バランスよく広いジャンルの料理に合わせられると思うので、
    少ししゃれた雰囲気の和洋折衷の創作料理店などで、
    食事の前半から後半まで通してお勧めできる。
飲用温度:8~15℃ 35~40℃
     どの要素も程よく兼ね備わっているので、
     爽やかさや香りを重視したいのであれば温めずに
     香りを生かすことができる8~15℃で楽しみたい。
     少し旨みを引き出して楽しむのであれば、
     人肌燗からぬる燗で。
適した器:冷酒で楽しむのであれば小ぶりのガラスか磁器の
     ラッパ型の器でぬるくならないうちに
     香りの広がりを楽しみながらの飲用。
     ぬる燗ならやはり磁器で華やかさを感じながら
     温めて引き立つ旨みを楽しみたい。
相性の良い料理のイメージ:
    華やかさ、爽やかさはもちろん、芳醇さも少しあるので、
    あまり濃い味付けのものでなければ
    広い範囲の料理にあわせられると思われる。 
    あっさりとした味付けで旨みのある、
    前菜からメインまでを選びたい。
    和食:握りずし、海鮮丼、
       揚げだし豆腐、鯛かぶら、白身魚の酒蒸し、
       鶏の幽庵焼き、ニシンの塩焼き、
    洋食:ウニの冷製パスタ、スズキの香草焼き、
       牛のカルパッチョ、マグロとホタテのタルタル、
    中華:海鮮水餃子、レンコン餅、八宝菜


つぶやき
日本酒度+8ってことですが、
ビリビリと辛いわけでもなく、
おいしくいただけるお酒です。
山形のお酒はうまいなあ~。

山形は有名銘柄いっぱいありますよ~。
十四代、
出羽桜
六歌仙
くどき上手
上喜元
山形正宗
大山
うきたむ
などなど。

日本酒  澤乃井 純米ひやおろし 

2010-09-04 20:13:27 | Sake


澤乃井 純米ひやおろし
小澤酒造株式会社 東京都


いやいや~
来ましたねぇ~
冷おろしの季節


「冷おろし」とは・・・
「秋あがり」とも言います。
前の年に収穫したお米で、冬に仕込んで春に出来上がったお酒を
火入れ後にひと夏寝かせ、
9月ころに火入れをせずに出荷する。


今まで飲んできたお酒の大半は春にできたお酒でしたが、
ひやおろしは半年寝かせた分
香りも味わいも落ち着いて味わい深くなります。


この澤乃井さんの冷おろし、
ラベルもかわいいし。
江戸時代の「粋」「洒落」の代名詞といわれる
「千社札」をモチーフとして「奥多摩の秋」を木版画的に表現。
どこか懐かしい情緒感を演出・・・しているそうです


澤乃井を造る小澤酒造は創業元禄18(1702)年。

酒造りは敬虔な神事であり、
そこには杜氏たちの厳しく研ぎ澄まされた
精進潔斎がなければならない。

という基本理念の基、奥多摩で酒を醸して300余年です。

使用米:アケボノ
精米歩合: 65%
使用酵母: 協会901号
日本酒度: ±0~+2
酸度: 1.7~1.9
アミノ酸: 1.1~1.3
アルコール度: 15~16度


<テイスティング>
外観:清澄度、透明性高く健全。
   うすいレモンイエロー、粘性高め。
香り:パイン、蜜の多いりんご、桃
味わい:アタックはマイルドでとろりとしたテクスチャー。
    りんごのような爽やかな甘さと
    フレッシュな酸が口内に広がる。
    すがすがしく軽快な苦味はマイルドな旨みを伴う。
    フレーバーはりんごの風味、
    余韻は比較的短めで爽やかな苦味とほんのり米の甘みが残る。
サンプルの特徴:
    華やかでフルーティな香りと味わい。
    余韻にはほんのり米の風味も感じられる。
    薫酒と位置づけたい。
適したシーン:
    華やかで飲みやすい酒質は女性や若い人にに好まれるだろう。
    酒質のみを考えれば春に飲用したいところだが、
    この季節(秋)の夜長にじっくりと
    恋人や親しい友人との語らいにもよいのではないか。
    セミフォーマルな和食店や
    華やかでワインのような飲用も可能なことから
    和洋折衷の創作料理のお店でも。
    軽めの酒質なので主に前菜とともに。
    野菜や魚介のあっさりした味付けのものであればメインでも。   
飲用温度:8~15℃
     フルーティな酒質なので低い温度で
     華やかさや爽やかさを楽しみたい。
     香りを生かすように余り冷え過ぎない温度で。
     暖かいと爽やかな酸味がぼやけてしまうであろう。
適した器:冷たい飲用ということで小ぶりの飲みきりサイズ、
     ガラスの器が良い。
     キレイなレモンイエローが映えるよう
     透明なものを選びたい。
     ラッパ方の器で香りの広がりを楽しみたい。
相性の良い料理のイメージ:
     華やかで爽やか、軽めの酒質を意識して
     野菜や魚介を使った前菜的な料理や、
     白ワイン的に野菜や魚介を使ったメイン料理との相性も
     いいと思われる。
     和食:鮭の幽庵焼き ナスの柚子味噌田楽 
        さつまいものレモン煮、
     洋食:フォアグラのム-スとイチジクのサラダ
        トマトのカッペリーニ、カプレーゼ
     中華:エビシュウマイ エビチリ  


つぶやき
おいしいお酒です。
純米酒ですがかなりフルーティで、
何も考えないでくいくい飲んでしまいます

東京には他に
嘉泉
屋守
などの銘柄があります。

日本酒  桃川・吟醸純米 杉玉

2010-09-03 23:39:11 | Sake


吟醸純米 杉玉
桃川株式会社 青森県

桃川の発祥は江戸時代 で、
本格的に酒造を開始したのは明治22年のこと。
創業当時、
百石川(奥入瀬川の地元での通称)の水を使用していたことから
「百(もも)」を果物の「桃(もも)」 に代えて
「桃川(ももかわ)」と名付けられました。

*第28回全国日本酒コンテスト吟醸酒部門第一位受賞酒
*2004~2009全米日本酒歓評会 吟醸部門 金賞
*International Wine Challenge2010
 純米吟醸酒・純米大吟醸部門 銅賞



原料米:五百万石・むつほまれ
精米歩合:60%
日本酒度:+2
酸度:1.4
アルコール度数:14度以上15度未満


<ティスティング>
外観:清澄度、透明性共に高く健全。
   ほぼ無色透明 粘性中等度
香り:穀類を思わせる香りが強い。
   炊いた米のおごげ、保温した米、微かにヨーグルトの酸味、ミント
味わい:テクスチャーは軽くスムーズだが
    穀物由来の風味でまったりしたアタック。
    ほんのりと穀物の甘みがあり、
    きめが細かく厚みのある酸味が続く。
    柔らかな苦味と伸びのある旨みを感じる。
    保温した米のようなまったりしたフレーバー、
    余韻は短めで米と風味とごく軽い苦味は
    すっきりとしたフィニッシュを迎える。
サンプルの特徴:
    米由来の風味が強いが
    さほどコクは無くさらりとした飲み口。
    爽酒的な要素と醇酒的な要素をあわせもつ。
    (やや醇酒的な印象が強い)
適したシーン:
    爽酒と醇酒の中間的な酒質ということから、
    まだ気温の高い日もあるような初秋に
    夜の涼しさを楽しみながら飲みたいお酒。
    どちらかというとお酒好きの人向き。
    軽めの飲み口なのでカジュアルなシーンでの飲用が好ましい。
    自宅での気軽な晩酌で。
飲用温度:8~15℃  
     爽酒的な部分と醇酒的な部分のバランスを整えたい。
     やや酸味が強いので低めの温度でキリッと引き締めることで
     まったりとした香りと味わいを
     より飲みやすい爽やかな方向に修正できると思われる。
適した器:米の風味が強めなので和風の器で演出したい。
     低めの温度での提供なので小ぶりな器、
     軽めの酒質なので、
     カジュアルな印象の磁器や施釉陶器を選びたい。
相性の良い料理のイメージ:        
    まったりとした米の風味と
    さらりとしたテクスチャーを生かすよう、
    旨みもあるが軽い口当たりの料理と合わせたい。
    和食:白身魚の酒蒸し、鰯の梅煮、筑前煮、
       鮭のしょうが焼き、しめさば、潮汁
       飛龍頭の含め煮
    洋食:米のサラダ、エスカベッシュ
    中華:白身魚の甘酢あんかけ 干しエビと白菜の炒め


つぶやき

ああこれはコメント書くのホントに難しかった。

日本酒買うときって、
やっぱり飲みやすいのとか
おいしいって分かっているのとか
どうしても選んじゃうんですが、
今回、岩手と青森に関しては、
敢えて昔からよく名前を聞いたことがある、
普通酒なんかもよく作ってるような蔵の物を選んでみたんです。
どちらも一筋縄では行かない感じでしたね、やはり
ぶっちゃけ、この杉玉は、
人にお勧めしにくいお酒です。

でもこういうのをどうしたらおいしく飲めるかを考えて
コメントできるようにならないと
利き酒師とはいえませんよね

日本酒度+2になってるけど私にはもっとマッタリして感じられたし、
酸度も確実に1.5以上はある印象でしたが意外に低めだし
だいたい純米吟醸なのになんでこんなに香らないんだ!?
酵母なに使ってるか知りたいです。

ちょっと自信なくなっちゃったから
分かりやすいの飲んで気分転換が必要です

青森にはおいしいお酒いっぱいありますよ~。
田酒
喜久泉
豊盃
菊乃井
陸奥八仙
など。

日本酒  あさ開・夢灯り 純米吟醸

2010-09-02 21:20:15 | Sake


あさ開・夢灯り 純米吟醸
株式会社あさ開 岩手県


実家近くのイオンでゲットして担いで帰ってきた1本


「漕ぎ出る」にかかる枕詞である「あさ開」。

南部藩士であった七代目・村井源三が武士を辞め、
酒造りを始めたのが明治4年。
侍から商人として人生の再スタートを切ること、
また、明治という新しい時代の夜明け、
そういったものにかけて「あさ開」の名前がつけられたといわれている。

岩手は古くから南部杜氏の里として知られた酒どころ。
米、水、技に恵まれたこの地で、豊かな自然に磨かれ、
愛すべき人々にはぐくまれて130有余年、
昔ながらの製法でぬくもりの酒を醸してきた。

この酒の里岩手を代表するブランドは、
全国新酒鑑評会において18年連続入賞、うち15度の金賞受賞。
南部杜氏自醸造清酒鑑評会51回の優等賞受賞など、
華々しい受賞歴によってその品質は証明されている。

そしてこの「夢灯り」は
第21回特選街全国日本酒コンテスト第1位
第8回ロンドン酒祭りグランプリ受賞
2001年モンドセレクション ゴールドメダル受賞(6年連続)
と輝かしい評価を得ている。


使用米:岩手県産ひとめぼれ
精米歩合:55%
酵母:9号系
日本酒度:-1
酸度:1.3
アミノ酸度:1.0
alc.:14~15%


<テイスティング>
外観:清澄度、透明性ともに高く健全。
   ほぼ無色透明に近い。粘性低い。
香り:控えめ りんご 米の風味 アルコール 
味わい:アタックはマイルド、さらりとしたテクスチャー
    すっきりした甘さ、穏やかな酸味
    苦味はハーブのように爽やかではあるがやや強い
    軽やかな旨みを感じたあとのどの奥でピリッと刺激を感じる。
    フレーバーは軽い米の風味とアルコールの揮発、
    余韻は中等度の長さでで苦味とほんのり米の甘みを感じる。
サンプルの特徴:
    香り味わいともに軽やかでシンプル。
    アルコールの刺激がやや強く感じられる。
    味わいは爽酒に近いが
    香りがややフルーティなので薫酒の要素もある。
適したシーン:
    軽い酒質なので若い人や日本酒を飲みなれていない人に。
    夏に気のおけない仲間とのガーデンパーティなどで。
    日々の晩酌などに気軽に飲むにも適している。
飲用温度:5~10℃
     シンプルな酒質を生かすように、
     アルコールの刺激が強いのでそれを抑えるためにも
     低い温度で飲用したい。
適した器:爽やかで気軽に飲めるお酒なので、
     シンプルなガラスの酒器がよい。
     または低い温度を保つ錫のような素材のもの。
     器を冷やして提供するのも良い。
     温度が上がる前に飲みきれるよう比較的小ぶりなものを。
     アルコールの刺激が強いので
     口がやや広い器で硬さを和らげる効果を狙うのも良い。
相性の良い料理のイメージ:
     シンプルな酒質で気軽に飲めるタイプなので
     味付けの濃いものや脂肪分が多いもの以外は
     広く合わせることができる。
     特に淡白な料理とは好相性。
     和食:ざる蕎麦、イカの刺身、冷奴、野菜のおひたし
     洋食:カプレーゼ、白身魚のカルパッチョ、
        冷製パスタ・トマトソース、スパニッシュオムレツ
     中華:バンバンジー、エビとグリンピースの炒め
        

つぶやき

日本酒度-1.0?
もちょっと辛口に感じるなぁ。
9号酵母?
にしては地味な香りだなあ。
・・・といろいろ納得いかないテイスティング結果でした。

親切なことに、このお酒の箱にはこんな情報が。

おすすめ料理、作って合わせてみようかな

今までウチで飲んだ中で一番爽酒っぽいお酒でした。

これ、8月に瓶詰めしたみたいなんで、
きっとできたてのほやほやのお酒なんだと思います。
あさ開って大きな会社なので年中醸造してて、
4月とか5月に作り始めたのが8月にできて
すぐ瓶詰めして出荷したとかそんな感じ。
だから純米吟醸のクセに全体的に薄いし粘性低いし
アルコール度数低い割にはビリビリ刺激強いしね。
なーんて勝手に思っているだけですが


岩手県には他に、
南部美人
七福神(菊の司)
浜千鳥
などの銘柄があります。

日本酒  千徳・夢の中まで 純米吟醸 

2010-09-01 23:59:56 | Sake


夢の中まで 純米吟醸
千徳酒造株式会社 宮崎県

蔵元から直接じゃなきゃ取り寄せられなくて、
送料のほうがお酒より高くついちゃうので、
実家に帰省中に発注し、持ち帰りましたよ。
本州のほうが送料安いのでね


宮崎県内には2蔵しかない清酒蔵元。
その一つ、延岡で醸す「千徳酒造」。
17年度全国品評会で見事金賞受賞。

使用米:高千穂産山田錦
精米歩合:50%
酵母:自社培養酵母
日本酒度:+0.5
酸度:1.4
alc.:15%


<テイスティング>
外観: 艶のある、軽く緑がかった薄い黄色 粘性中等度
香り: 洋梨 オレンジ色の柑橘
味わい:アタックはマイルド ややとろりとしたテクスチャー。
    炊き立ての米や洋梨を思わせる柔らかな甘みが口内に広がる。
    その中に穏やかな酸味と爽やかな苦味を感じる。
    厚みのある炊き立ての米のような旨みを持つ。
    フレーバーは米の甘みとアルコールの揮発、
    余韻は中等度の長さで
    米の甘みとアルコールの軽くぴりぴりした刺激。
    甘みをアルコールが洗うように
    すっきりとドライなフィニッシュ。
サンプルの特性:
    控えめだが爽やかで華やかな香りと
    米の甘みを十分に楽しめる酒質。
    軽い旨みを持つ薫酒と位置づけたい。
適したシーン:
    爽やかで華やか、甘みもあることから、
    どちらかというと女性向き、若い人や日本酒ビギナー向き。
    春から初夏にかけて、親しい仲間や恋人同士の語らいに。
    セミカジュアルの和食店や野菜料理中心の洋食店などで、
    前菜や軽いメインディッシュとともに。
飲用温度:8~15℃
     華やかさを生かすために低めの温度で飲用したい。
     控えめな香りを引き立てるように冷やし過ぎない温度で。
     香りが消える恐れ、アルコールが立つ恐れから
     温めることは好ましくないと思われる。
適した器:低めの温度ならガラス、15℃付近の温度なら磁器でも。
     控えめな香りを引き立てるようにラッパ型で、
     低い温度のまま飲みきれる小ぶりな器。
相性の良い料理:
     爽やかさと軽やかな旨みを持つお酒なので
     前菜や、野菜や魚を使った軽めのメインディッシュと。
     和食:白身魚の刺身(塩で)、野菜の炊き合わせ、
        茶碗蒸し
     洋食:カプレーゼ、白身魚のカルパッチョ、魚介のサラダ、
        パスタ・ペスカトーレ・ビアンコ
     中華:白身魚のザーサイ蒸し、白身魚の甘酢あんかけ
        シュウマイ
     その他:野菜のセイロ蒸し(温野菜サラダ)


つぶやき

宮崎って日本酒的にはマイナーなので
沖縄の黎明のときみたいに
昔の日本酒的なマッタリをイメージしていたのですが
意外や意外、
上品な純米吟醸でおいしかったです。
高い送料払って取り寄せた甲斐がありました

もう一つの蔵元は
綾錦(雲海酒造)
です。

     

日本酒 東洋美人 山廃吟醸

2010-08-31 23:26:46 | Sake


東洋美人 山廃仕込吟醸酒
株式会社澄川酒造場 山口県

夏休み明け第一号のお酒はこちらにしました。
大意はありません。
数ある日本酒在庫の一番前に偶然置いてあったから


緑深い山の麓に仕置きする蔵で、
年産620石ほどの小蔵ながら、
使用する酒米はすべて「山田錦」のみ。
しかも素性のはっきりした山田錦しか使わない。
酒米に徹底してこだわる蔵元です。
仕込み水に月山岩清水を無濾過で使用するため、
どの酒も透明感が際立っています。
現在、若き杜氏・澄川宣史氏を中心に酒造りを行い、
まさに東洋の女神の如くキレイな酒質で、
飲み手の心を感動させてくれます。
安心感、安らぎをもつこの酒は山口県の一番星です。

使用米:山田錦
精米歩合:50%
日本酒度:+5
酸度:1.5
alc.:15~16%


<テイスティング>
外観:清澄度、透明性高く健全。
   緑がかった薄い黄色、粘性高め
香り:控えめ、メロン ミントキャンディ
味わい:アタックはマイルドでとろりとしたテクスチャー。
    柔らかい米の甘みをまず感じ、舌に軽くぴりぴりとした刺激。
    しっかりした酸味が口内に広がり、
    おだやかで爽やかな苦味が残るが、
    ふくよかな米の旨みと甘みが舌の上のみならず
    フレーバーとして鼻にも感じられる。
    余韻は中等度~やや長め、
    米の風味、そしてアルコールと軽い苦味が残るが、
    アルコールがキリッと引き締めてくれるため
    すっきりとキレがよいフィニッシュ。
サンプルの特徴:
    控えめだが爽やかな香り、ふくらみのある米の甘み・旨みと
    すっきりとしたフィニッシュが特徴。
    アルコールもさほど高くないのでかなり飲みやすい印象。
    香りから薫酒ともいえるし、
    ふくよかな飲み口から醇酒としてもよいかもしれない。
適した飲用シーン;
    香りもよくふくよかさと爽やかさを兼ね備えており
    かなり飲みやすい酒質。
    日本酒をあまり飲みなれていない人でも楽しめると思われる。
    春に親しい友人や恋人との語らいに。
飲用温度:8~15℃ (35~40℃)
     華やかな香りを楽しめるよう冷えすぎず、
     爽やかさを楽しめるよう高すぎない温度で。
     ふくよかさもあるので人肌燗くらいの温度で
     旨みの広がりを楽しむこともできるかもしれない。
適した器:香りの広がりを楽しめるようラッパ型の酒器が好ましい。
     冷たく飲用するのであればガラスの器
     もしくは白っぽい磁器で。
     温かくいただく場合も
     爽やかさに合わせて磁器が良いと思われる。     
     比較的幅広い温度帯で楽しめるので中ぶりのグラスで
     温度変化による香りや風味の違いを楽しみたい。
相性の良い料理のイメージ:
     爽やかさの中に食材の旨みも楽しめる料理が好ましい。
     軽く前菜にも合わせられるし、
     魚介や鶏肉であればメインにも合わせられる。
     和食:白身魚のお刺身、ハマグリの酒蒸し、
        桜海老の天ぷら、かぶの鶏そぼろあんかけ
     洋食:魚介のサラダ、お米のサラダ、鱒のソテー
     中華:シュウマイ、鯛のザーサイ蒸し、バンバンジー  


つぶやき
しばらくワインのことしか考えてなかったんで、
日本酒のコメント書けない書けない

こういう中間的なお酒ってコメント書きにくいし。
これ、醸造アルコールが入ってる吟醸酒なんですが、
アルコール感は余りなくて柔らかいのみ口。
しかも山廃仕込の吟醸酒・・・
生酛系なんてぜんぜんわかりません

ぶっちゃけ、
これが純米なのか吟醸なのか本醸なのかって
分かりにくいほうがおいしいお酒ですよね。

山口県っておいしいお酒が多いんです。

他に、
獺祭(だっさい)

雁木
などの銘柄があります。

日本酒  いづみ橋 秋とんぼ 山廃・山田錦 

2010-08-22 23:50:21 | Sake


いづみ橋 秋とんぼ
山廃 山田錦
泉橋酒造株式会社 神奈川県


いづみ橋では「酒造りは米つくりから」の信念もと、
酒米作りから取り組んでいます。
まさにブルゴーニュの「ドメーヌ」のよう。

このとんぼのマークにも意味があります。
田んぼで育つ赤とんぼの数が増えるよう
米の栽培時の農薬の使用量を減らすことで、
安心できる原料米をつくり、
それを使用しての醸造をしています。
秋の空にたくさんの赤とんぼが飛び交う、
そんなまちを作りたいといづみ橋では
赤とんぼをシンボルマークにしているのだそうです。


使用米:海老名産山田錦
精米歩合:麹米70% 掛米80%
日本酒度:+16
酸度:1.9
alc.15~16%


<テイスティング>
外観  清澄度、透明性高く健全。
    輝きのあるレモンイエロー、粘性中等度~高め
香り  炊いた米、クリーム、ナッツ、古いご飯、ユリの花
味わい アタックはシャープ、
    とろりとしたテクスチャーだが舌に軽くぴりぴりとした刺激。
    塩味を感じる。甘みは微かに感じる程度。刺激的な酸と塩味。
    キレのよい苦味、やや舌に張り付く渋みもある。
    旨みははじめほとんど感じないが
    余韻の中に米の旨みを微かに感じる。
    濃厚な穀物や香ばしいロースト香、木材のフレーバー。
    余韻は中~長めで、香ばしさ、米の風味と渋みが残る。
サンプルの特徴
    かなり辛口。
    甘味や旨味は少なく、
    塩味、酸味、苦味、渋味と口内をドライにする要素が強い。
    かなり男性的なお酒。
    旨味が少なくドライな飲み口で、コクがあるとはいえないが、
    米を思わせる要素が強く、
    香りや味わいが複雑である事から醇酒と位置づけたい。
適した飲用シーン
    日本酒が好きな人向き。
    特に中年以降、どちらかというと男性向き。~25
    冬に燗酒にして温かい食べ物を囲みながら、
    セミフォーマルな和食店での仕事仲間との語らいの場で。
    しっかり食事を取りながらというよりは、
    食後に酒肴を頂きながらといったシーンで。
飲用温度 40~45℃
     酸味、苦味、渋味強めなので温めることでそれらを和らげ、
     同時に甘味や旨味を引き出して味わいたい。
     温めることで複雑な香りを広げて楽しむ事も出来る。
適した酒器 温めて米の風味や香ばしさを楽しみたいので
      ぬくもりのある和風の陶器を選びたい。
      備前、信楽、伊賀のような
      厚みのある焼締陶器がよい。
相性の良い料理のイメージ
    クリームやナッツの香りから、
    クリーム系の料理や香ばしさのある料理とともに楽しみたい。
    ドライな飲み口なので、
    脂の乗った魚や肉料理、珍味などといただくことで、
    口内をさっぱりさせる効果もあると思われる。  
    和食:秋刀魚の塩焼き 珍味系 焼き鳥 ぶり大根、
    洋食:牡蠣のクリームグラタン、チーズ、レバーパテ
       スモークサーモン、
    中華:トンポウロウ、魚介と野菜のXO醤炒め


つぶやき
日本酒度や酸度などの情報は
テイスティングが終わったあとに見るようにしているのですが、
このお酒は山廃のくせに旨みとかまろみとかなくて
ビリビリのスーパードライなので、
日本酒度+16というのを知ってナットク・・・っていうか、
+16ってどんだけ~って感じでした

神奈川県には他に
相模灘
蓬莱
丹沢山
などの日本酒があります。

日本酒  無濾過無加水生酒 風の森 露葉風 純米しぼり華

2010-08-21 20:40:48 | Sake


無濾過無加水生酒 風の森 
奈良県産露葉風 純米しぼり華
油長酒造株式会社 奈良県

風の森は全て無濾過無加水の生酒です。
奈良県の酒造好適米露葉風を使用。
露葉風は古くから奈良県の酒米として指定・認定されてきましたが、
作り手が少ないため、
県内の蔵でこの「露葉風」を使用して酒造りを行っている蔵は少なく、
貴重な酒米といえます。

しぼり華とは、機械搾りですが圧を加えるまでに自然に垂れてくる部分で、
あらばしりと基本的に同じ。
一番華やかな部分のため、しぼり華と表示しています。

使用米:奈良県産露葉風
精米歩合:70%
仕込み水:金剛葛城山系深層地下湧水 硬度214mg/ℓ(硬水)
酵母:K-7系
日本酒度:-1
酸度:2.3
アミノ酸度:1.3
alc.17%


<ティスティング>
外観  清澄度、透明性高く健全 
    レモンイエロー 粘性低め~中等度 微発泡
香り  ピンクグレープフルーツ、黄色いりんご 黄色い花
味わい アタックはさらりとしたテクスチャーの中に
    ぴりぴりとした刺激を感じシャープな印象を受ける。
    りんごのような爽やかな甘みのあとに
    爽やかな酸味が口内に広がる。
    きりりと主張する苦味が強く感じられる。
    旨みは軽やか。
    りんごのような甘酸っぱいフレーバーを持つ。
    余韻は短め。甘みや酸味はすっと消え、
    苦味がしばらく口内に残る。
サンプルの特徴
    りんごの風味が特徴的な生酒。
    精米70%だが米を思わせる風味はほとんど感じられない。
    薫酒と位置づけてカジュアルに楽しみたい。
適した飲用シーン
    若者、日本酒のなれていない人、女性に勧めたい軽やかな酒質。
    特徴的なりんごの風味は
    アルコール度数が高いドイツワインといった印象なので
    洋食ともあわせやすい。
    カジュアルな創作料理系のレストランで。
    季節は爽やかさを楽しむなら春から夏だが、
    りんごの季節、秋から冬にも
    軽い食事とともに楽しめるのではないか。
飲用温度 8~15℃。
     爽やかに冷酒として楽しみたいが、
     苦味があるのでそれを押さえるために
     冷えすぎには気をつけたい。
     香りの広がりを考えてもあまり冷えすぎは好ましくない。
適した酒器 爽やかさを楽しむためガラスの酒器で。
      冷酒として楽しむので小ぶりの酒器で冷たいうちに。
      ラッパ型で香りの広がりを引き出したい。
相性の良い料理のイメージ
    りんごの風味が強いので
    相性の良い豚肉やジャガイモ、鮭などの食材を使った、
    前菜系の料理または軽めのメインとあわせたい。
    和食:鮭のルイベ、豚の冷製しゃぶしゃぶ
    洋食:カプレーゼ、カポナータ、
       ポテトサラダ、ジャーマンポテト、ザウアークラウト
       豚肉とりんごのソテー。
    中華:バンバンジー エビシュウマイ


つぶやき
純米酒なのにこのフルーティさ。
シュワシュワしてる醇酒ってありえないよね。
これは薫酒でしょう。
これも醇酒って言われたらもうお手上げです。
    
奈良のお酒といえば春鹿なんですが、
知らないお酒をと思って探していて、
八咫烏って言うのを見つけて、
ちょうどワールドカップ時期だったんでこれがいいと思ったら、
なんだか結構お高めで諦め。
ラベルの文字がかわいいこちらのお酒を注文しましたが
生酒しか出していない蔵だって知りませんでした
でもおいしかったのでまた機会があれば飲みたいです。

奈良県には他に、
春鹿、
鷹長、
八咫烏、
などがあります。