震災後1年間は津波の被害を受けた県の日本酒だけ飲むと決めてきました。
いつも被災県のことを思い出せるようにってことと、
そういう縛りを作ることで、今まで知らなかったお酒に目が行くようにってことで。
1年目の3月11日が過ぎ、
さて、ほかの県の日本酒も飲もうかなあと思ったのですが、
まだまだ復興のふの字にも手が届いていない地域がほとんどなので、
「さて、1年経ったし」なんてもろ手を挙げてなんでもオッケーにする気になれず・・・。
いろいろ考えた結果、
瓦礫の受け入れ問題が社会的に問われているなか、
受け入れてくれている県の日本酒から飲み始めようという結論に達しました。
現在、被災県以外に受け入れを表明してくれている都道府県は一部反対も含めると9つで、
実際に受け入れて焼却など実施してくれているのは東京都と山形県のみです。
ということで、
解禁第一弾は東京のお酒にしました。
澤乃井 純米吟醸 蒼天
使用酵母: 自社酵母
原料米: 五百万石・美山錦
精米歩合: 55%
日本酒度: +1
酸度: 1.6~1.8
アミノ酸: 1.2~1.4
アルコール度: 15度以上16度未満
香:白い花 柑橘
味:アタックはマイルド 桃 オレンジ色の柑橘 アルコールの甘み 米のふくよかさ
酸味は軽~中等度 根菜のような苦味 厚みのある旨み
余韻は長め 穀類の旨みと苦み
香りは華やかですが、お味は純米って感じの結構厚みのある日本酒です。
おいしい。
昨年夏に買った酒器で。
やっと使えた(笑)